
フランス南西地方の「PLAIMONT(以下、プレモン)」は、ガスコーニュおよびピレネー山麓のワイン生産者600世帯を束ねる生産者協同組合です。この度、日本ソムリエ協会の協力の下、来る4月14日月曜日、フランス最優秀ソムリエでパリ最高峰のホテル、オテル・ド・クリヨンのチーフ・ソムリエを務めるXavier Thuizat(グザヴィエ・チュイザ)氏を講師に迎えたマスタークラスを開催します。このイベントに合わせて、プレモンのCEO Olivier Bourdet-Pees(オリヴィエ・ボルデ=ペース)、プレジデントのOlivier Dabadie(オリヴィエ・ダバディ)を始め、醸造技術者、生産者が来日します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000317048&id=bodyimage2】
写真左:Olivier Bourdet-Pees / CEO
写真右:Xavier Thuizat / フランス最優秀ソムリエ2022
南西地方ガスコーニュ、ピレネー山麓という歴史的なブドウ産地には、古代から続く多くの固有品種がありながら、生産性を重視する時代を経て、いくつもの品種が忘れ去られていました。プレモンは、これら固有品種を蘇らせ、世界中探しても他のどこでもない、この土地ならではのワインの個性を昇華させることを目指しています。2011年に誕生したAOCサンモンは、こうした生産者の思いを体現しており、その98%をプレモンの生産者が生産しています。
こうしたプレモン独自のテロワールを日本のワイン業界の方々にご紹介するにあたり、約15のワインが選ばれ、フランスを代表するソムリエが解説いたします。
Xavier Thuizat(グザヴィエ・チュイザ)
パリ、オテル・ド・クリヨンのチーフ・ソムリエ(2017~)、フランス国家最優秀職人章 M.O.F.ソムリエおよびフランス最優秀ソムリエ Meilleur Sommelier de France(2022)、パリで開催される日本酒コンクールKura Master審査委員長としてヨーロッパへの日本酒の普及にも貢献
【プレモン マスタークラス 開催概要】
日時:2025年4月14日14:30~16:30
会場:TRUNK HOTEL(渋谷)
登壇者:オリヴィエ・ブルデ・ぺス氏(PLAIMONT CEO)
講師: グザヴィエ・チュイザ氏(フランス最優秀ソムリエ 2022)
対象:ワイン業界関係者(インポーター、ホテル・レストラン、酒類販売、ソムリエ)
協力:日本ソムリエ協会、RIEDEL
【PLAIMONT(プレモン)について】
プレモンは、フランス南西地方、フレンチ・ピレネー山麓(ピエモン・ピレネアン)からガスコーニュにかけてのエリアの600を数えるワイン生産者の協同組合です。5300ヘクタールにおよぶブドウ畑で3つのAOC(サンモン、マディラン、パシュラン・デュ・ヴィック・ビル)と1つのIGP(コート・ド・ガスコーニュ)のワインを生産しています。
この地方はアンペログラフィ(ブドウ品種学)研究では非常に重要なエリアです。プレモンはこのエリアに古じくから存在する固有品種を保護するため、2002年にフランスで初めての私設ブドウ品種保護施設を開設しました。プレ・フィロキセラの畑には樹齢200年を超える歴史的記念物に登録された唯一のブドウの木が現存するなど、貴重な植物の遺産を守っています。
こうした絶滅寸前の品種の保存は、将来のイノベーションや、気候変動やアルコール度数の低下傾向といった近年の課題に対し、他エリアの品種を導入するのではなく、固有品種を活かして対応しようというプレモンの姿勢であり、この土地と歴史に対する誇りと愛着を示しています。
Web(仏):https://www.plaimont.com
Instagram(英):https://www.instagram.com/plaimont_vignerons
Facebook(英):https://www.facebook.com/Plaimont
配信元企業:PLAIMONT
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