空冷式のSalva-4906ESBモデルと、AIO簡易水冷ユニットを使用したSalav-4906ESBLモデルとがラインアップされています。
両システムとも、EPYC 9005 CPU搭載時には最大4.5TBの6000 MT/s DDR5 ECC RDIMM/3DS-RDIMMの実装が可能で、2枚までのM.2デバイスと6台までのU.2デバイスが接続可能で、モバルラックオプションの併用によりフレキシブルなストレージ構成を組むことが可能です。
電源は障害発生時の復旧が容易なプラグイン方式電源を採用しています。従来のPCIe補助電源に加えて、（12+4）ピンのPCIe5.0 12VHPWR電源コネクターが利用できます。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000309865&id=bodyimage1】
◆Zen4 AMD EPYC 9005/9004 CPU◆
Salva 4906ESBシリーズは、LGA6096ソケット（ソケットSP5）のAMD Zen4 EPYC 9005/9004 CPUを搭載したシステムで、Windows系OS、Linux系OS、仮想化OS環境での動作が確認されています。3.5インチと2.5インチ専用ベイを各2基と、3.5/2.5インチベイを最高6基まで、5.25インチベイは0/2/4基が設置可能です。（1）
AMDターボコア技術（AMD Turbo Core-Technology）、AMD Precision Boost 2技術、AMD Infinity Guard Security技術などの最新技術をサポートし、AMD同時マルチスレッド技術（AMD Simultaneous Multi-Threading : AMD SMT）により、最大96コア192スレッドの64bit並列演算処理に対応します。（2）
AMD 3D V-Cache搭載のCPUでは最大1150MBのL3キャッシュメモリーをサポートし、CPUに直結する12本のDIMMソケットには、9004 CPUでは3TBまでのDDR5 4800 MT/s ECC RDIMM/3DS RDIMM が、9005 CPUでは4.5TBまでのDDR5 6000MT/s ECC RDIMM/3DS RDIMMが実装できます。
システム拡張機能として、CPU内蔵のPCIe5.0 I/Oコントローラに接続された3本のPCIe5.0（X16）バスと2本のPCIe5.0（X8）バスを装備しています。
◆sIOD SoC◆
メモリーコントローラー、I/Oコントローラ、USB3.0コントローラなどから構成されるsIOD（Server I/O Die）が、Zen4マイクロアーキテクチャーCPUコアを集積したCCD（CPU Complex Die）と共に、SoC（System-On-Chip）としてCPUに内蔵されています。
ストレージ機能として8ポートのSATA3ポート、2280/22110 NVMe SSDをサポートする2基のPCIe4.0（X4）接続 M-key M.2ソケット、2台のU.2 NVMeドライブが接続可能な3基のMCIOポート（SFF-TA-1016-8i）が、I/O機能としてUSB3.2 Gen1 ポートが接続されています。
◆ネットワーク機能◆
CPUに接続されるBroadcom BCM57416デュアル10GbE LANポートは、VM密度（Virtual machine density）を向上するTruFlowオフロードエンジンを内蔵しています。IEEE802.3an規格に準拠し、チーミング、PXE、SR-IOV、GENEVE、VXLAN、NVGRE、RoCE、SDN、NFVをサポートして、仮想化OS VMWare ESXi 7.0u3d x64, Citrix XenServer 8.2.1での優れた接続性を発揮します。
◆グラフィックス機能◆
CPU接続Aspeed AST2600 BMCチップからのVGAポートを装備しています。2D/3Dコンテンツ作成、VRコンテンツ開発、製品設計・デザイン・エンジニアリング・シミュレーション、科学研究分野でのビジュアルコンピューティング、AI・ディープラーニングプラットフォームとして、NVIDIA RTX、T、QuadroシリーズGPUの搭載が可能で、3/2/1スロットのGPUが利用できます。（3）
◆IPMI2.0をサポート◆
Aspeed AST2600を使用したIPMI2.0準拠のシステム・マネージメント機能は、専用LANポートを装備し、WEBブラウザを使用してOSに関係なくシステムの遠隔操作を可能にします。システム起動・停止、温度やファン回転数など各種パラメーターのモニタリング、BIOSのアップデート、KVM over IP機能によるバーチャルメディアからのOSインストール等が行えます。
◆電源と冷却機構◆
障害発生時の復旧が容易で、6個の（6+2）ピン12V PCIe電源コネクターと（12+4）ピンPCIe5.0 12VHPWR電源コネクターを装備した、80Plusゴールド規格1000W ATXプラグイン方式電源を搭載しています。システム構成に応じて、1200W, 1300W電源への変更が可能です。
換気性能を重視したメッシュ仕様のフロントパネルと天板および背面に排気ファンにより、筐体内の熱滞留が極力抑えられています。
空冷タイプのESBモデルでは、CPUは6本のヒートパイプを使用したヒートシックと、1000-2200 rpmで回転する2台の12cm x 25mm PWMファンで構成されたプッシュプル方式CPUクーラーで冷却され、TDP≧400WまでのCPUに対応しています。（4）
簡易水冷タイプのESBLモデルでは、CPUは毎分7.5の高流量ポンプ、システムトップに配置された240mm x 39mmラジエーター、CPU冷却ブロックで構成される簡易水冷ユニットで冷却されます。オーバークロック駆動時に発生する500Wまでの発熱に対応します。
（1） 3.5/2.5インチベイ数：5.25インチベイ数は6：0, 4：2, 3：4となります。
（2） コア数・キャッシュ容量はCPUに依存します。
（3） アクティブクーリングモデルに対応。
（4） TDP≦450WのCPUクーラーへの変更が可能です。
ホームページにて、システム構成に関する詳細を掲載しております。
また、製品PDFもご用意させて頂いておりますので、御参照頂ければ幸いです。
ホームページのURLは以下をご参照下さい。
Qualest Salva 4906ESB-T2
【ミドルタワー 空冷SVR/WS, AMD EPYC 9005/9004 CPU、AMD sIOD CPU 内蔵 PCH、3*PCIe5.0（X16）バス , 2*PCIe5.0（X8）バス、 最大4.5TB 6000 MT/s DDR5 ECC RDIMM/3DS-RDIMM （EPYC 9005） または 最大3TB 4800 MT/s DDR5 ECC RDIMM/3DS-RDIMM （EPYC 9004）、2*10GbE LAN、3/2-スロットGPU対応、PCIe5.0 補助電源コネクター装備プラグイン方式ATX電源】
http://www.qualest.co.jp/contents/tower/Salva4906ESB-T2.shtml
Qualest Salva 4906ESBL-T2
【ミドルタワー 簡易水冷SVR/WS, AMD EPYC 9005/9004 CPU、AMD sIOD CPU 内蔵 PCH、3*PCIe5.0（X16）バス , 2*PCIe5.0（X8）バス、 最大4.5TBの 6000 MT/s DDR5 ECC RDIMM/3DS-RDIMM （EPYC 9005） または 最大3TB 4800 MT/s DDR5 ECC RDIMM/3DS-RDIMM （EPYC 9004）、2*10GbE LAN、3/2-スロットGPU対応、PCIe5.0 補助電源コネクター装備プラグイン方式ATX電源】
http://www.qualest.co.jp/contents/tower/Salva4906ESBL-T2.shtml
【会社概要】
■会社名 株式会社クォーレスト
■代表者 代表取締役 黒川 博生
■創 立 平成５年１０月８日
■所在地 東京都世田谷区船橋５－２９－１０
■ＴＥＬ 03-6316-6328
■ＦＡＸ 03-6323-5652
■ＵＲＬ http://www.qualest.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 株式会社クォーレスト
■担当者 黒川 博生、松枝 秀樹
■ＴＥＬ 03-6316-6328
■ＦＡＸ 03-6323-5652
■E-Mail sales@qualest.co.jp.
配信元企業：株式会社クォーレスト
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