PoCの概要
今回のPoCのイメージ
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PoCでは、ツネイシホールディングスが請求書支払業務の中で導入を検討している請求書受領SaaSから、TISが開発を進める企業のバックオフィス業務をデジタル化・自動化するプラットフォームへAPIで請求書データを自動連携します。これにより、請求書支払業務をデジタル化し、銀行口座からの振込データに一気通貫で連携することで、業務効率化を図ります。また、従来Excelのマクロで行っていた仕訳の記帳業務をシステム化することで、属人化していた作業から脱却することを目指します。
PoC実施期間
2024年11月～12月
背景
日本の多くの中小企業では、請求・支払・資金管理といった一連の経理業務をシームレスにデジタル化するためのリソースやコストの不足によりIT導入率が低く、生産性の向上に課題を抱えています。従来、ツネイシホールディングスにおいてもグループ各社にて紙での請求処理やインボイス制度への対応を行っており、作業工数や管理コストの課題がありました。
このような中、TISと広島銀行は2024年6月に業務提携契約を締結し、インボイス制度や電子帳簿保存法対応に適した、請求書の取り込みから精算までを一貫して行うプラットフォームの開発、および、共同での事業展開の合意にいたりました。その上で、本プラットフォームを利用して、ツネイシホールディングスの業務フローを改善するPoCを実施します。
今後について
今回のPoCを通して、ツネイシホールディングスでの経理業務の整理を行うとともに、プラットフォーム利用を前提とした請求書支払業務のデジタル化・自動化の効果を検証します。その後、TISと広島銀行は2025年夏頃を目標に広島県を中心とした中小企業に対する正式サービスの提供を目指します。また、日本ICSは税理士とともに中小企業の企業間取引DXの推進に向けて導入支援を行い、全国各地の中小企業DXによる生産性向上をサポートします。さらに、同様の地域課題の解決を目指す全国の地方銀行への展開についても検討します。
TIS株式会社について（https://www.tis.co.jp/）
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
日本ICS株式会社について（https://www.icsics.co.jp/）
日本ICSは、お客様視点での商品開発を企業理念とし、1965年より財務・税務・給与計算システムの開発・製造・販売から保守にいたるまで、トータルでサポートするITベンダーです。税理士を取り巻く周囲360度すべての支援メニューを展開していく『税理士360（サンロクマル）構想』を掲げており、会計事務所とその職員、顧問先に向けた課題を解決する各種サービスを展開することで信頼性と顧客満足度の向上を目指しています。
ツネイシホールディングス株式会社について（https://www.tsuneishi-g.jp/）
ツネイシホールディングスは、1903年創業、海運・造船・商社・エネルギー・環境・ライフ＆リゾートの5つの事業からなる常石グル－プ各事業会社の持株会社です。『社員の幸せのために事業の安定と発展を追求する』という常石グル－プの企業理念のもと、これからも持続的な成長を図り、地域社会と共に進化し、発展する企業を目指しています。
株式会社広島銀行について
広島銀行は、1878年（明治11年）の創業以来、地域金融機関として地域のみなさまのご支援とご協力を受けながら歩んでおります。ひろぎんグループ各社と共に、お客さまに寄り添い信頼される〈地域総合サービスグループ〉としての企業ブランド確立に向け、金融はもちろん、非金融分野も含めたお客さまのあらゆるニーズにお応えするためのサービスを展開しています。
本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 デジタルイノベーション事業本部 PAYCIERGE総合窓口
E-mail：paycierge@ml.tis.co.jp
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
配信元企業：TIS株式会社
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