<住宅業者へのアンケート結果発表> 住宅事業者の7割が現場での断熱材の施工不良を確認 今後見直したいと思う建材、1位は「断熱材」 施主の省エネ意識は高まるものの、省エネ基準改正の認知は進まず
- 2024年11月07日 13:00:00
- マネー
- Dream News
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株式会社デコスは、セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」の提供を通じて、省エネ住宅市場のニーズに応えるための取り組みを強化しています。新省エネ基準の義務化を前に行われたアンケート調査では、7割の住宅事業者が断熱材施工不良を指摘し、高まる施主の省エネ意識とのギャップが浮き彫りになりました。同社は責任施工体制を強みとし、適正施工の重要性を訴求しています。デコスファイバーはエコフレンドリーな特性を持ち、今後も省エネ性能向上へ貢献を続けていくとしています。
アンケート調査結果概要
●施主の住宅に関する省エネ意識は高まっているものの、来年4月からスタートする新省エネ基準(すべての新築住宅において断熱等性能等級4、一次エネルギー消費量等級4以上の基準適合が義務化)がスタートするが、その認知は広がっていない。
●約7割の住宅事業者が実際の現場で断熱材の施工不良を目にしており、施主の高い省エネ意識や新省エネ基準により今後さらに高いレベルの省エネ性能が求められる可能性がある中、設計基準通りの断熱性を確保するためには、断熱材の施工精度も今後さらに重要性が増すと思われる。
●断熱性能を上げるために見直したいと思う建材として、約半数が断熱材と回答。
【調査方法:メールによるWEB調査 有効回答数:42 対象者:住宅事業者 調査日:2024年9月20日(金)】
9割以上が新築住宅市場の落ち込みを実感、4割が「とても感じている」と回答
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000308170&id=bodyimage1】
回答者の9割以上が、新築住宅の落ち込みを実感しており、中でも41%が「とても感じている」と回答しました。新築住宅の落ち込みを前に、他社との差別化に向け必要と思われるものについては、設計提案力が1位に、断熱性能、耐震性がそれに続く結果となりました。設計提案力を挙げた方の中には「温熱環境に配慮した設計」についても触れる方や「地場建設業として良い事例をつくることに存在意義を感じる」といった声も上がりました。
施主の省エネ意識は高いが、新省エネ基準に関して約4割が「認知されていない」と回答
施主の意識の変化については、電気代高騰・脱炭素の流れも影響しているのか、8割以上の回答者が実感していました。しかし、実際に来年の4月からスタートする省エネ義務化については、4割が認知されていないと回答しており、その認知はまだ広がっていないことが伺えます。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000308170&id=bodyimage2】
住宅事業者の7割が現場での断熱材の施工不良を確認
施主の高い省エネ意識や、新省エネ基準の施行を受け、今後さらに高い省エネ性能が求められることが伺えますが、「実際の現場で断熱材の施工不良を見たことがありますか?」との問いには、回答者の7割近くが、実際の現場で目にしていることがわかりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000308170&id=bodyimage3】
断熱材の施工不良とは…
本来なら隙間なく充填されているはずの断熱材が何らかの理由により欠損している状態。断熱欠損が生じるとそこから熱が出入りして、本来の断熱性能を発揮できなくなる他、結露やカビを発生させる原因となります。
断熱性能アップに向け今後「見直したいと思うもの」1位が断熱材
高まる住宅の省エネニーズを前に、「断熱性能アップに向けて今後見直したいと思う建材」を問う設問(複数回答可)では、半数近くが断熱材を挙げており、次いで窓やドアといった建具、換気システムが挙げられていました。
また上記に加え、その施工や耐久性、維持管理についても踏まえて見直したい、という回答も上げられました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000308170&id=bodyimage4】
「断熱は施工が命」を掲げ、責任施工による適切な施工で、内部結露20年保証を実現
今回のアンケート結果では、厳しい新築住宅市場においての他社との差別化や、施主の省エネ意識の高まり、新省エネ基準の施行から、多くの住宅事業者が省エネ性能向上への意識があり、断熱材の見直しにも一定程度の関心を持っていることが伺えました。また、実際の現場における断熱材施工不良を約7割が目にしたことがあると回答しており、適切な施工も省エネ性能向上に向けた課題の1つだと思われます。設計時に適切な断熱性能を確保しても、実際の現場で適切な施工がされなければ、設計通りの断熱性能を確保することはできませんが、新築住宅の工程において断熱材の適切な施工をチェックする公的な検査はありません。
尚、通常の断熱材では、現場で大工職人が断熱材工事を行うケースが多い中、当社では責任施工体制を取っており、全国の施工代理店で断熱施工技術者認定制度に合格した技術者が責任施工を行っています。それにより、木造住宅内部結露被害について20年保証制度を運用しています。設計時の断熱性能を損なうことなく、適切な施工を行っています。
住宅の省エネ性に関心が寄せられる中、当社では適切な断熱材施工の重要性を今後もお伝えしていきたいと思います。
セルロースファイバー断熱材とは…
新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材です。綿状にすり潰した新聞紙にホウ酸・ホウ砂、はっ水材を加えて混ぜて作られ、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れているのが特長です。石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低く、地球環境にやさしい断熱材です。
<会社概要>
企業名 :株式会社デコス 設立 :1974年 8月 30日
代表者 :代表取締役 安成信次 資本金 :30,000,000 円
本社所在地 :山口県下関市菊川町田部155-7 従業員数 :24名
事業内容 :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ :https://www.decos.co.jp/
【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)福土(080-6538-6292)
E-mail: pr@netamoto.co.jp TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788
配信元企業:株式会社デコス
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