本の要約サービス「flier」が「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」を発表 2023年のキーワードは「話し方」と「ChatGPT」 ~未来屋書店とのコラボフェアを1/10(水)より開催~
- 2023年12月13日 10:00:00
- マネー
- Dream News
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昨年の年間ランキングに引き続き1位に輝いたのは、2013年に発刊以来、全世界で4,000万部、国内250万部の販売部数を誇る不朽の名著『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング))でした。本書が2年連続で1位に輝いたことからも、ロングセラーの間違いない教えがユーザーから支持され続けていることがわかります。1位の他にも、5位、8位、9位、10位は、2020年以前に発刊されたロングセラーです。
一方で、新刊も存在感を発揮しています。2023年発刊の書籍は、2位に『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉/ダイヤモンド社)、4位に『先読み!IT ×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』(古川渉一、酒井麻里子/インプレス)がランクイン。2023年12月1日に日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2023年の年間ベストセラー(ビジネス)」で第1位に輝いた『頭のいい人が話す前に考えていること』がflierでも大きな注目を集めました。そして、世間の注目を大いに集めたChatGTPのようなトレンドに関する書籍も多く読まれました。
昨年のランキングでは「flier business」の拡大により、仕事に役立つ習慣やスキルを学ぶことができる本が並びました。今年「flier business」の導入社数は累計920社を超え、前年比約1.3倍と引き続き好調。したがってランキングも昨年同様、仕事のスキル向上を目指した本が並びますが、中でも「コミュニケーション」をテーマとした本が2位、3位、6位、8位と多数ランクイン。2023年はコロナ禍が明けたこともあり、ビジネスにおいて対面で会話する機会が増加し、「コミュニケーションスキルの向上」が重要視されていることがわかります。
また、今年は新たに、著者別の年間ランキングを発表しました。ランキング1位には、心理学者の内藤誼人氏が輝きました。『いちいち気にしない心が手に入る本』(三笠書房)、『「人たらし」のブラック心理術』(大和書房)など、心理メソッドに関する内容の本がユーザーの方に多く読まれました。
また例年通り、今年もこの「年間ランキング」と連動した書店フェアを、イオングループの「未来屋書店」と組んで、全国の計96店舗で開催します。
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■「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」(2022.12.1~2023.11.30)
本ランキングは「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付けしています。集計期間は2022年12月1日~2023年11月30日です。
【順位:タイトル/著者/出版社(発刊年)】
1位:完訳 7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング)(2013年発刊)
2位:頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉/ダイヤモンド社(2023年発刊)
3位:聞き方の一流、二流、三流/松橋良紀/明日香出版社(2022年発刊)
4位:先読み!IT ×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来/古川渉一,酒井麻里子/インプレス(2023年発刊)
5位:本当の自由を手に入れる お金の大学/両@リベ大学長/朝日新聞出版(2020年発刊)
6位:「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた/ハック大学 ぺそ/アスコム(2022年発刊)
7位:限りある時間の使い方/オリバー・バークマン,高橋璃子(訳)/かんき出版(2022年発刊)
8位:人は話し方が9割/永松茂久/すばる舎(2019年発刊)
9位:「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/塚本亮/明日香出版社(2017年発刊)
10位:いつも機嫌がいい人の小さな習慣/有川真由美/毎日新聞出版(2019年発刊)
■1位『完訳 7つの習慣』
FCEパブリッシング 7つの習慣編集部からのコメント
「7つの習慣は極めて重要な本になっています」
全世界で驚異的なベストセラーを記録する「7つの習慣」の日本語版を、1996年に出版したときの序文です。それから本書は多くの読者に支えられ、flier社の年間ランキングで2年連続1位に輝くことができました。ありがとうございます。
感謝の気持ちと、驚きと興奮が湧き上がっています。応急処置で問題に対処し、即座の利益を求めることが一般的となっている現在、さらに本書の重要度は増していると実感したからです。
「7つの習慣」は、私たちの人生を支配する普遍的で不変的な原則中心の枠組みです。変転、断絶、混沌、未知の未来が広がる今日、確かな基盤となり、乱気流の中で方向性を示す明確なコンパスを、人々は切望しているのではないでしょうか。
多くの読者が、それぞれの理由や目的を抱えてこの本を手にしてきました。直面する問題は解決できると信じていますが、その実現は容易ではありません。この本を読むことは、自分の中心に小さな変化を起こし、大きな変革へと向かう最高の冒険となることでしょう。
flierユーザーの皆様、ありがとうございます。これからも新たな挑戦を積み重ね、成長と進化の体験を共有して参りましょう。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いします。
■2位 『頭のいい人が話す前に考えていること』著者
ティネクト株式会社代表取締役社長 安達裕哉氏からのコメント
まずは多くの方に本書を読んでいただいたことに感謝いたします。
この栄誉は、flierユーザーの皆様と、私の本を手に取ってくださった読者の皆様のおかげです。
今年、話し方やコミュニケーションをテーマにした本が多くランクインしたことは
現代社会においてこれらのスキルがいかに重要視されているかを示しているのでしょう。
実際、私たちは日々、多様な人々との交流の中で生きています。
そのため、効果的なコミュニケーションは、個人的な成功はもちろん、心地よい人間関係を築くために不可欠な要素だと強く感じます。
私の本が、読者の皆様のコミュニケーション能力向上の一助となれば幸いです。
これからも、より多くの方々に価値ある洞察を提供できるよう、精進してまいります。ありがとうございました。
■「2023年最も読まれたビジネス書著者ランキング」(2022.12.1~2023.11.30)
本ランキングは「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(要約閲覧数)を、著者別で集計し、順位付けをしています。集計期間は2022年12月1日~2023年11月30日です。
【順位:著者名/代表作/出版社】
1位:内藤誼人/いちいち気にしない心が手に入る本/三笠書房
2位:樺沢紫苑/言語化の魔力/幻冬舎
3位:永松茂久/人は話し方が9割/すばる舎
4位:枡野俊明/仕事も人生もうまくいく整える力/三笠書房
5位:安達裕哉/頭のいい人が話す前に考えていること/ダイヤモンド社
6位:塚本亮/「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/明日香出版社
7位:越川慎司/17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた/大和書房
8位:スティーブン・R・コヴィー,フランクリンコヴィージャパン(訳)/完訳 7つの習慣/キングベアー出版
9位:鈴木祐/運の方程式/アスコム
10位:山本大平/トヨタの会議は30分/すばる舎
■1位 内藤誼人氏からのコメント
今回、ビジネス著者名ランキング1位に選ばれたとの連絡を受けまして、
非常に驚くとともに、心から嬉しく思いました。ありがとうございます。
私の著書が、読者のみなさまに少しでもお役に立つのであれば、これほど著者冥利に尽きることはありません。
私は、もともと資料を調べたり、執筆をしたりするのが大好きですので、これからも読者のみなさまに喜んでいただけるような本を作っていきたいと思います。
また、私の本を通じて、「心理学」という学問にも興味を持っていただければ幸いです。
自分が心理学者だからそう思うだけなのかもしれませんが、心理学ほど、知的好奇心を刺激してくれる学問は他にありません。
これからもよろしくお付き合いくださいませ。
2023年は、定番のロングセラーが多くランクイン
ビジネス書に求められるニーズは「スマートなコミュニケーション」
flierのサービス開始から、2023年10月で10周年を迎えましたが、この10年間を支えてくださったとも言える『完訳 7つの習慣』が、昨年に引き続き2年連続で年間1位となりました!
そのほか、5位の『本当の自由を手に入れる お金の大学』、8位の『人は話し方が9割』、9位の『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』、10位の『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』はいずれもロングセラーであり、フライヤーでもランキングの常連となっている人気作です。
このようにロングセラーがランキング常連となっている中、トレンドをつかんでいる新刊も存在感を発揮しました。4位の『先読み!IT ×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』は、2022年11月に公開されて以降あっという間にインターネットの「インフラ」へと潜り込んだとも言えるChatGPTについて、日本語で初めて刊行された一般的な解説本で、相当な注目を集めました。
コミュニケーションに関係した書籍も変わらず人気があり、2位『頭のいい人が話す前に考えていること』、3位『聞き方の一流、二流、三流』、6位『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』はまさに、「伝えること」「伝わるための関係性のつくり方」にフォーカスした本です。リモート会議が常態化したいま、これまでよりも「スマートなコミュニケーション」へのニーズが高まっていることを感じます。
そして、今年は著者別でのランキングも発表いたしました。
2023年の1年間でフライヤーの要約が最も読まれた著者である心理学者の内藤誼人氏は、今年度の集計期間の中だけでも『いちいち気にしない心が手に入る本』『「人たらし」のブラック心理術』『人に好かれる最強の心理学』をはじめ、たくさんの要約が配信されました。学術的な心理学の実験をわかりやすく、身近な事例も交えながら興味を引く形で紹介しているので、楽しく学べて仕事にも役立つ、と評判。どの本もとても読まれているので、納得の1位です。
2つのランキングを通して、コミュニケーションのためのヒント、日常を穏やかに過ごすためのことばのニーズが高いことがよくわかります。人同士の支え合いが社会を成り立たせている一方、ストレスの大部分も人との関係から生まれることを思えば、今後もこの傾向は変わらずに続くと言えるかもしれません。
(本の要約サービスflier編集部)
■書店フェア概要
「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」の発表を記念して、イオングループの「未来屋書店」とコラボした書店フェアを実施します。各店舗にフェア専用棚を特設し、「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」にランクインした書籍の中から、未来屋書店とフライヤーがピックアップしたおすすめ書籍を紹介します。書籍につけられたPOPのQRコードを来店者がスマートフォンで読み取るだけで、 4,000字程度にまとめた各書籍の要約文を無料で「立ち読み」することができます。
フェア名:未来屋書店×flier フェア
開催期間:2024年1月10日(水)~2024年3月9日(土)
実施店舗:全国の未来屋書店 96店舗(1月10日時点)
営業時間:各店舗の営業時間に準ずる
展開書籍:「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」内、未来屋書店で発売している書籍
累計会員数110万人突破
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、
本の要約サービス「flier(フライヤー)」
要約は3,400冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。flierには、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日要約文をアップ。現在3,400冊超(2023.11)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
サービスは、出版社や書店からも好評です。要約を読み終えた人の15~20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。
本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献している点を評価され 「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
書店チェーンでは、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています。
利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。
最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。日本の人事部「HRアワード2021」ではプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で「flier法人版(現:「flier business」」が最優秀賞を受賞しました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000291598&id=bodyimage3】
配信元企業:株式会社フライヤー
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