MACとSPIを内蔵したLAN8650/1デバイスを使うと、Ethernet MACが内蔵されていない8/16/32ビット マイクロコントローラを10BASE-T1S SPE （Single Pair Ethernet）ネットワークに接続できます。これにより、デジタルと現実世界の間をつなぐセンサとアクチュエータは、全Ethernetアーキテクチャの一部になります。最もシンプルなMCUと接続する場合でも、設計全体のサイズとコストを低減できます。
「Microchip社は、10BASE-T1S製品ラインによる車載コネクティビティ ソリューションを開発し続ける事で、お客様の要件を満たす、すぐに使えるソリューションを業界に提供していきます」とMicrochip社車載事業部門担当副社長のMatthias Kaestnerは述べています。「この新技術は、物理的なセンサとアクチュエータをクラウドに接続する事で、シームレスな車載Ethernetアーキテクチャを実現し、結果的に開発工数を低減し、開発期間を短縮します。」
これらのデバイスはTSN （Time-Sensitive Networking）をサポートしているため、広範囲に広がるEthernetネットワーク経由での時刻同期が可能です。この時刻同期は、ADAS（先進運転支援システム）等、多くの車載アプリケーションにとってきわめて重要です。
車載対応LAN8650/1 MAC-PHYは、AEC-Q100 Grade 1に準拠し、-40℃～125℃の動作温度範囲など、過酷な環境下での堅牢性が強化されています。また、これらのデバイスは機能安全に対応しており、ISO 26262規格準拠のアプリケーション向けに設計されています。
ネットワーク システムをセキュアに保つための定評あるセキュリティ プロトコルのおかげで、Ethernetソリューションは自動車産業で勢いを増し続けています。このソリューションの利用により、大規模な変更や新規開発を必要とせずに、ネットワーク エッジまで拡張できます。
Microchip社のSPEソリューションの詳細はこちらをクリック（https://www.microchip.com/en-us/solutions/ethernet-technology/single-pair-ethernet/10base-t1s）してください。
開発ツール
LAN8650/1 MAC-PHYは、設計プロセスに役立つ一連のネットワーク解析ツール（LAN8651 SPI評価用ボード、MPLAB（R） Harmony 3）（https://www.microchip.com/en-us/solutions/ethernet-technology/single-pair-ethernet/10base-t1s）でサポートされています。
在庫/供給状況
LAN8650/1 MAC-PHYは、本日より受注を開始いたします。Microchip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストアhttps://www.microchipDIRECT.comをご利用ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53121522571/sizes/l
Microchip Technology社について:
Microchip Technology社（以下、Microchip社）はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で125,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト（https://www.microchip.com）をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen （Microchip社）: daphne.yuen@microchip.com
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配信元企業：マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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