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【窯業】他社牽制力ランキング2022 トップ3はAGC、TOTO、日本ガイシ


株式会社パテント・リザルトは7月19日、「窯業業界」の特許を対象に、2022年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「窯業業界 他社牽制力ランキング2022」をまとめました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

集計の結果、2022年に最も引用された企業は、1位 AGC、2位 TOTO、3位 日本ガイシとなりました。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000283370&id=bodyimage1


1位 AGCの最も引用された特許は「地球温暖化への影響を十分に抑えた熱サイクルシステム用組成物」に関する技術で、ダイキン工業の計21件の審査過程で引用されています。このほかには「近赤外線遮蔽効果を有する光学フィルタ」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、JSRなどの計8件の拒絶理由として引用されています。
2022年に、AGCの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はダイキン工業(104件)、次いで日本電気硝子(66件)、CORNING(46件)となっています。

2位 TOTOの最も引用された特許は「便座裏面も洗浄水で洗浄可能とする水洗便器」に関する技術で、LIXILの計6件の審査過程で引用されています。このほか「衛生洗浄装置を洋式便器の上部後背部に取付けるための取付装置」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、パナソニックホールディングスの計6件の拒絶理由として引用されています。
2022年に、TOTOの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はLIXIL(122件)、次いでパナソニックホールディングス(35件)です。

3位 日本ガイシの最も引用された特許は「圧電性材料基板と単結晶からなる支持基板とを接合する方法」に関する技術で、太陽誘電など計4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2022年に、日本ガイシの特許により影響を受けた件数が最も多い企業は日本特殊陶業(30件)、次いでデンソー(22件)、京セラ(16件)となっています。

4位 日本特殊陶業は「静電チャック」、5位 LIXILは「トイレに関する情報を提供する情報提供装置及び情報提供プログラム」が、最も引用された特許として挙げられます。


***

■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2022年12月までに公開されたすべての特許のうち、2022年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2023年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。


■窯業業界 他社牽制力ランキング2022 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ50社
窯業業界の被引用件数上位50社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
窯業業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載

価格:50,000円(税抜)

お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2023/07/fcitcer.html


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp


■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階



配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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