NOVOSENSE、低インピーダンスと優れた絶縁性を持つ車載グレードの統合型電流センサーNSM2019を発表

上海、2023年6月21日 /PRNewswire/ -- NOVOSENSE社製一体型電流センサーチップ「NSM2019」は、内部一次導体抵抗が極めて低く、車載用や産業システム用直流/交流電流測定向けの幅広い用途に対応しています。また、外部絶縁コンポーネントなしで精度の高い電流測定を行う、完全統合型の高絶縁電流センサー・ソリューションでもあります。

「NSM2019」は現在生産中の一体型電流センサー「NSM201x」シリーズを完全に補完するものであり、独自のパッケージ設計によって、業界有数の0.27mΩという優れた一次導体抵抗と最大100Aの連続電流耐量を実現することで、コンパクトシステムにおける放熱設計の難易度をさらに押し下げています。

車載グレードと産業グレードとがあり、車載グレードは、AEC-Q100 Grade 0の信頼性要件を満たしており、－40℃～150℃の過酷な環境下でも動作します。

また、固定出力モードと擬似差動出力モードを採用しているため、出力電圧が電源電圧によって変動せず、精度の高い電圧調整器への依存を系統的に排除することで、システムの部品管理（BOM）をよりシンプルに、より高いコスト効率で行うことが可能です。

加えて、チップ内部の正確な温度補償アルゴリズムとオフライン較正により、ユーザーのプログラミングを必要としない全動作温度範囲において、感度誤差±2％未満、ゼロ誤差±10mVという高い精度を維持できます。

標準応答時間1.5μsの高速過電流保護機能を備え、過電流保護閾値の初期設定は、フルスケール電流の75％～175％の範囲となります。

NSM2019はサンプルの提供が可能です。サンプルのお申し込みやご注文は、[e-mail] までEメールにてご連絡ください。詳しくは、www.novosns.com をご覧ください。





配信元企業：Novosense
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