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ファーウェイとプロジェクトパートナー、メキシコのジラム州保護区で、初めてジャガーが確認されたことを発表


AI搭載システムによって、ジラム州立保護区にジャガーが最低でも5匹いることを確認

メキシコシティ、2023年5月23日 /PRNewswire/ -- 自然保護にあたる専門家チームは、メキシコのユカタン半島に位置するジラム州立保護区で、ジャガーが最低でも5匹いることを確認したと発表しました。

専門家チームは、IUCNとファーウェイが、2022年にジラム州保護区で立ち上げたTech4Nature(テックフォー・ネイチャー)

プロジェクトの一環として、ファーウェイのクラウドプラットフォームとAIを使って、ジャガーの大人オス2匹、大人メス1匹、子供2匹を確認しました。

プロジェクトの開始前は、専門家は、保護区がジャガーの生息地か否か、生息しているなら、何個体いるのかも知りませんでした。

イノベーションエージェンシーC Mindsのプロジェクトコーディネーターであるレジーナ・セルベラ(Regina Cervera)は、次のように述べています。「私たちにとってのアンブレラ種はジャガーです。その理由は、ジャガーを保護すれば、取り巻くすべての他の生き物も保護できるからです。 私たちが行っていることは、自然保護と自然に根ざした解決策についての意思決定を行うために、先駆的な大きな一歩です。」

本プロジェクトでは、赤外線カメラ、音声監視デバイス、クラウド、AIを使っています。25種の存在をベースラインで理解できる音響および視覚データを収集、監視、分析していますが、うち1種が、絶滅危惧種の北米ジャガー(生態系全体の健全性を示すアンブレラ種)です。 収集データは、ファーウェイのModelArts AIプラットフォームとレインフォレスト・コネクションのArbimon AIプラットフォームで処理されます。

ファーウェイ・ラテンアメリカの戦略マーケティングディレクター、ホアキン・サルダナ(Joaquin Saldana)は、次のように述べています。「情報量が多いので、ビッグデータプラットフォームにデータをアップロードする必要があります。それをAIを使って高速で処理する必要があります。処理した後にデータを理解して、関心を引く動物が検出できるようになります。」

プロジェクトパートナーには、C Mindsとファーウェイ・メキシコに加えて、国際自然保護連合(IUCN)、ユカタン工科大学、レインフォレストコネクション、ユカタン政府当局、地元の地域団体が含まれています。

IUCNのグリーンリストプロジェクトリーダー、ナディーン・セレーム(Nadine Seleem)は次のように述べています。「メキシコのTech4Natureプロジェクトは、地域社会が生物多様性保全に向けて、どうやって革新的な技術を使っているかについての成功例です。」

これまでに収集および分析をおこなった3万枚の画像、55万件の音声録音、および広範なビデオ映像によって、Tech4Natureパートナーは、119種を確認しました。 内訳としては、88羽の鳥、22頭の哺乳類、5匹の爬虫類、4匹の両生類が含まれます。 うち34種は、IUCN絶滅危惧種レッドリストに載っている生物です。

またデータによって研究者は、生態系全体をより完全な理解に基づいて保全対策を講じるためのデータ主導の豊富な洞察が得られます。

ユカタンのサステナブル開発長官、サイダ・ロドリゲス・ゴメス(Sayda Rodriguez Gomez)は、次のように述べました。「認知することは、非常に重要です。それはモニタリングで可能になります。 モニタリングできなければ、私たちには、そこにいることさえも知らないままです。 人間が、これらの動物について知らなければ、動物たちを助けることはできません。」



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専門家が、ファーウェイ・クラウドとAIを使って、ユカタン州ジラムの自然保護区にジャガーが最低でも5匹いることを確認しました。

周囲の地域社会にとって、ジャガーの保護はとても重要ですし、地域社会がプロジェクトに関与することは、とても重要です。

ジラム・デ・ブラボーの村長、ホアン・カスティージョ(Juan Castillo)は、次のように述べています。 「ここはジャガーの領土なんです。今、彼らの生息地を保護しなければ、ジャガーは将来、本で知っているだけの動物になってしまいます。」

メキシコにいるジャガーは、密猟、森林伐採、生息地の減少、気候変動に脅かされています。 生態学者は、メキシコには野生のジャガーが約4,000~5,000匹生息しており、その半数以上が、国内の主要な保全地域の1つに指定されている、このユカタン半島に生息していると推定しています。

チームは現在、ジャガーを個体ごとに識別できるアルゴリズムの開発に取り組んでおり、それに基づいて個体数をより正確に計算できるようになります。

IUCNとファーウェイは、6月5日の世界環境デーに「よりスマートな生物多様性保全(Smarter Biodiversity Conservation)」をテーマにした第3回Tech4Natureウェビナーを開催します。 当イベントでは、政府、自然保護、技術の専門家が一堂に会して、どのようにして、より高性能技術を駆使して自然保護を行うかを検討し、該当分野における現時点の革新と成果を紹介する予定です。 IUCNとファーウェイはまた、より高性能技術を駆使して自然保護を行う上で役立つSmart Protected Areas(スマート保護地域)白書を発表する予定です。



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捜索チームは、ジャガーとその獲物を追跡するために継続的に統合監視システムで監視を行なっています。

テックフォー・ネイチャー(Tech4Nature)について

ファーウェイと国際自然保護連合(IUCN)は共同で、IUCNグリーンリスト基準に沿ったデジタル技術を使って自然保護の有効性を測定する目的で、2020年に3年間のTech4Natureパートナーシップを立ち上げました。 Tech4Natureは、ファーウェイが進めるデジタルインクルージョンとサステナビリティの取り組みであるTECH4ALLのサブプロジェクトです。

テックフォー・オール(TECH4ALL)について

TECH4ALLは、ファーウェイが行なっている長期的なデジタルインクルージョンの取り組みであり、行動計画です。革新的な技術とパートナーシップによって進められるTECH4ALLは、デジタル世界におけるインクルージョンとサステナビリティの促進を支援する目的で計画されています。

詳細については、Huawei TECH4ALLのウェブサイトhttps://www.huawei.com/en/tech4all をご覧ください。

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