水上勉文学の世界を味わう 【一滴文庫 台湾茶会】開催のお知らせ
- 2023年05月11日 16:00:00
- マネー
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心をほぐす癒しのひとときを』
一般社団法人おおい町観光協会(以下、同協会)は
若狭おおいの旬を愉しむ特別な体験プログラム「若狭おおい風土 Journey」を
月1回程度、開催しています。
おおい風土Journey第6弾は
台湾とおおい町のつながりに着目した特別企画。
新緑の心地よい庭園をのぞむ茅葺屋根の古民家で台湾茶会を開催します。
■開催日 2023年5月20日
■募集定員 各部とも6名ずつ 計18名
第一部 10:00~13:00
第二部 10:30~13:00
第三部 13:30~16:00
■料金/4,500円(参加者限定のオリジナルグッズお土産付き)
〇プログラム内容
・若州一滴文庫と台湾とのつながり
・台湾茶を嗜みながら、自分の心に素直に向き合い、五感を潤すひととき
・台湾の文化をラテーテー先生から学ぶ
・自由で個人の感性を尊重する台湾文化の魅力を台湾茶会を通して体験
・多くの日本人の心を癒してきた水上文学に触れる
・学芸員による特別な館内ツアー
・風土Journey参加者限定のオリジナルグッズのお渡し
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000279860&id=bodyimage1】
【趣ある茅葺き屋根の古民家で、新緑の美しい庭園を眺めながら】
台湾茶会の舞台は、若州一滴文庫。
おおい町岡田出身の作家・水上勉氏が主宰されている
若州人形座の拠点として建てられた文化施設です。
若州一滴文庫は、おおい町出身の作家である水上勉が
自身の主催する若州人形座および芸術文化の拠点として私財を投じて設けた、
総合文学館です。
その水上勉の父、水上覚治が町内に建てた古民家が、
台湾に移築され文化施設「一滴水紀念館」として活用されています。
若州一滴文庫は、台湾新平市淡水区とおおい町の交流のきっかけとなった場所で、
日本と台湾をつなぐ架け橋のような存在。今回の企画はその背景から両市町の親交をテーマにした特別プログラムです。
趣のある門をくぐると、そこには風情のある庭園が広がります。
里山の風景に寄り添うような空間で、
自然に身を委ねた草木がのびのびと育ち、
四季の移ろいを演出しています。
五月は新緑の蒼蒼とした竹林が美しい季節。
ナンジャモンジャの白い花がもうすぐ満開を迎えます。
この陽気が続けば
5月20日頃はサルスベリの赤い花が開くかもしれません。
そんな素敵な庭園をのぞむ茅葺屋根の古民家で、
台湾茶体験を楽しんでいただきます。
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【台湾茶の世界を知り、心をととのえる】
台湾茶は、もともとは漢方薬としても使われていた歴史があります。
暮らしに台湾茶を取り入れることで無理なく、心身を労わることができます。
「台湾茶の世界を楽しむ」をテーマに台湾出身の羅さんを講師に迎えた
1日限りの台湾茶会を開催します。
自由に、気楽に、楽しく。
羅さんとおしゃべりしながら、
まるで台湾に小旅行したような気分で台湾茶会を楽しみましょう。
今回は個性異なる3種の台湾茶と茶菓子をご用意しています。
全て台湾で買い付けたものです。
和やかな雰囲気の中で台湾茶を飲み比べて味わいや香りの違いを感じてみましょう。
【極上の一杯を味わう】
「台湾茶会って何?日本の茶道とは何が違うの?」
そんな方も多いのではないでしょうか。
羅さんに教わりながら、
専用の茶器を使って丁寧に淹れた台湾茶を味わってみましょう。
台湾茶は、実際にお茶を飲んで味わうだけに止まりません。
急須にお湯を注ぐと、ゆっくりと開いていく茶葉。
茶葉の可愛らしい動きを愛でていると、
徐々に心に沁みるような香ばしい香りが広がります。
そして、一煎目、二煎目、三煎目と変化していく味わいを
感じながらいただく一杯は、心を穏やかに整えてくれます。
その時間を友達や家族と共有して楽しむことこそが台湾茶の本当の価値なのです。
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【学芸員の解説で水上文学を深く知る】
そして今回は、一滴文庫をより深く味わっていただくために、
学芸員の下森さんの解説とともに館内を巡っていただきます。
この施設に込めた水上勉氏の熱い想いや設立の裏話など、
このプログラムでしか知ることができない情報が盛りだくさんです。
学芸員の下森さんは知識量がすごいのです!
事実関係だけでなく、
その時の時代背景や社会環境なども含めた細かなところまで教えくれます。
作品ひとつでもストーリーが見えてくる柔らかい語り口調。
質問も思い浮かばないほどの的確な言葉選びと伝え方。
お客さんの客層に応じた語り。
そんな、県内外にファンが多い下森さんの解説を
少人数で聴けるチャンスはなかなかありません!
【若州一滴文庫について】
若州一滴文庫は、
おおい町岡田出身の作家 水上勉氏が主宰されている
若州人形座の拠点として、
また宗教・美術・文学などの資料を展示する施設として
昭和60年に開設されました。
創設者の水上勉氏が大切にしていた「曹源一滴の水」という、
禅宗の教えをベースに造られています。
一滴の水の中にも宇宙の広がりがあり、生命もあるのだから、
決して軽んじてはいけない、という考え方です。
門をくぐると、
立派な日本庭園に
様式の異なる立派な日本建築群が
美しく佇む風景に引き込まれます。
本館には約2万冊の蔵書を開架する図書室や、
おおい町出身の画家 渡辺淳氏の作品を展示するギャラリーなどを
観賞することができます。
また竹人形館には、
竹人形の胴体約60体と頭(かしら)約250を
それぞれ水上作品ごとに展示しており、
人形の迫力のある姿を見ることができます。
(小学生が夜眠れなくなる・・・ほどの迫力を
ぜひお見せしたいのですが、著作権の関係で撮影NGなのです。)
四季の移ろいが感じられる敷地内には、
休憩所「六角堂」もあって、お茶やおやつを楽しむこともできます。
一滴文庫にいらしたら必ず見ていただきたい場所の一つ「車椅子劇場」。
特殊な構造をした劇場で、
舞台の奥がガラス戸になっており、その奥に自然の竹林を配していています。
幻想的な演出ですよね!
劇場内は普段照明が落ちており、
竹林の自然な明るさと劇場内の暗さの明暗のコントラストによって、
茶色の舞台床面が竹林からの光の反射で
なんともいえない荘厳な雰囲気になります。
一滴文庫はどの施設にも水上勉先生の息吹を感じられる場所。
【一滴文庫と台湾の素敵な関係】
かつて台湾で日本の古民家を移築し保存する市民活動が盛んになった時期がありました。
この時、水上勉氏の父・覚治氏が町内に建てた古民家も台湾に移築されることに。
「一滴水記念館」という名前で水上勉の作品に触れることができる
貴重な文化施設として今もなお活用されています。
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【一滴文庫と台湾の素敵な関係】
かつて台湾で日本の古民家を移築し保存する市民活動が盛んになった時期がありました。
この時、水上勉氏の父・覚治氏が町内に建てた古民家も台湾に移築されることに。
「一滴水記念館」という名前で水上勉の作品に触れることができる
貴重な文化施設として今もなお活用されています。
若州一滴文庫でのおおい町・台湾淡水区「友好の桜」記念植樹
おおい町長と淡水区長が訪れました。
水上勉が繋いだ縁をきっかけに
おおい町と台湾淡水区の間には友好関係が結ばれているのです。
【台湾と福井をつなぐ架け橋 羅婷婷 (ラテーテー) 先生】
今回、台湾茶の先生は、台湾出身の羅婷婷(ラテーテー)先生です。
22年前に福井県へ移住されました。
現在、福井市内で「中文工房フーディエ」を運営し、
本場の台湾華語と中国語が学べる教室のほか、
台湾の料理や文化を体験するイベントを開催しています。
また、福井県認定の観光ガイドの資格を持ち、
SNSで福井県の魅力を台湾に発信しています。
令和2年には、台湾と福井を結ぶ交流事業の通訳を担当し、
若州一滴文庫での「友好の桜」記念植樹にも立ち会いました。
羅先生は台湾と福井をつなぐ活動にご尽力され、多くの人々に愛されています。
【羅婷婷(ラテーテー) プロフィール】
台湾の大学で日本語を専攻し、卒業後、
日本台湾交流協会の奨学生として国立名古屋大学大学院に留学
H12年 福井人の夫と結婚し、福井へ移住
H13年 フリーランスの通訳翻訳活動を開始
福井県繊維卸商協会の人材養成講座にて、中国語講師を担当
H27年 福井新聞文化センターにて、中国語講座を開講
H28年 福井市のショッピングシティ・ベル カルチャーサロンにて、中国語講座を開講
FB「拿鐵姊的日本福井縣幸福物語」を開設し、福井生活に密着した情報を発信
Webマガジン「MATCHA」にて、旅行記事を執筆
H29年 中文工房フォルモサを設立
H31年 自社教室兼事務所を開設
台湾政府認定華語学校として登録
R4年 中文工房フーディエと改称
現在 企業向けに中国語圏への事業展開する企業を対象としたサポート事業を展開。
個人向けに台湾茶をお供に、台湾華語・中国語会話を楽しく学ぶ講座を開催するなど
幅広く福井と台湾のかけ橋となり活躍中
ぜひ癒しのひと時を過ごしにきてください。
きっと「若州一滴文庫」の世界に満足していただけることでしょう。
定員は18名様となっていますのでご予約はお早めにお願いします。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000279860&id=bodyimage5】
配信元企業:一般社団法人 おおい町観光協会
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