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困っている視覚障がい者に声をかけたことがある人はわずか2割。「視覚障がいとの接し方」に関するアンケート調査を実施


障がい者自立支援事業を行っている一般社団法人障がい者自立支援サポート(本社:愛知県名古屋市、代表:杉中忠)は、この度「視覚障がいとの接し方」に関するアンケート調査を実施しましたので、結果をご報告いたします。

■調査概要
調査対象:20代~60代以上の男女
回答数:200名
調査期間:2023年5月2日~2023年5月8日
調査方法:インターネット調査
調査会社:自社調べ

※年齢・性別の内訳は以下の通りです。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000278954&id=bodyimage1

【質問】街中で視覚障がい者を見かけたことはありますか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000278954&id=bodyimage2

「見かけたことがある」76%、「確証は持てないが見かけたことがあるような気がする」18%、「見かけたことはない」6%という結果でした。

【質問】視覚障がい者が困っている際、声をかけたことがありますか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000278954&id=bodyimage3

「ある」20%、「ない」80%でした。

●視覚障がい者に声をかけて良かったと思うこと(一部抜粋)

・手を持ち、誘導してあげたら喜ばれました。(50代/男性/会社員・団体職員)
・駅でトイレの場所を探している人の手助けができたこと。(20代/無回答/会社員・団体職員)
・進行方向に迷っていたので補助できて良かったです。(40代/女性/その他)
・車に轢かれそうだったので轢かれなくて良かったと思います。(40代/女性/無職)
・新幹線の座席で困っていそうだったため、声をかけました。問題解決を一緒に行ったことで、大変感謝されました。(20代/女性/その他)
・自販機の前で困ってそうだったので声をかけた。お礼を言ってもらえたので、迷惑にならなかったことが嬉しかった。(30代/女性/会社員・団体職員)
・信号を渡りたそうだったが音が鳴らない横断歩道ですごく困っていたので声をかけました。青になったときに教えてあげたらすごくよろこんでお礼を言われたのがすごくうれしかったです。朝の出勤時間で通る人は忙しそうだったので声をかけにくかったそうです。私から声をかけてよかったです。(40代/女性/会社員・団体職員)
・最寄りの駅の改札がわからない様子の方がおられお声掛けしたことがあります。初めて降りる駅だったそうでご一緒しましょうと目的のホールまでお連れした時にとても素敵な笑顔でお礼を言われお声掛けして良かったと思いました。(50代/女性/会社員・団体職員)
・感謝の言葉を頂きました。日頃生活する中で見ず知らずの人に「ありがとう」と言われる機会がなかなかないこともあり、うれしかったのを覚えています。(20代/女性/会社員・団体職員)
・通路に段差があったので、そっち側の通路は段差があると声をかけた。その方は礼を言いながらスロープの方を通って行った。事故にならなくて、良かったと思った。(40代/男性/会社員・団体職員)

●視覚障がい者に声をかけたことがない理由(一部抜粋)

・どの様に声がけをすればよいか迷ったため。(60代以上/男性/無職)
・見守る程度で声掛けする勇気がありませんでした。(40代/女性/無職)
・視覚障害者の方が困っている場面に遭遇したことがないから。(40代/女性/会社員・団体職員)
・自分より先に、他の方が気づき声をかけていたから。(30代/女性/自営業)
・余計なお世話をしているんじゃないのかと思い 躊躇してしまう。(40代/男性/代表・役員)
・特別困っていそうな状況に遭遇したことがないため。(30代/男性/会社員・団体職員)
・力も知識もない自分が声をかけてもかえって迷惑をかけてしまいそうだから。(30代/女性/その他)
・声をかけた後にどこまで接すればいいのか分からないから。(40代/男性/自営業)
・困っているように見えなかったことと、声をかけて逆に気分を害されるのではと勇気がありませんでした。(50代/女性/無職)
・困惑している様子があれば声を掛けるのですが、やみくもに声を掛けるのは失礼にあたると思っています。(50代/無回答/無職)


今回実施したアンケート調査では、「見かけたことがある」「確証は持てないが見かけたことがあるような気がする」を合わせて94%となり、ほとんどの人が街中で視覚障がい者と出会っていることが明らかになりました。一方、困っている視覚障がい者に声をかけた人は全体の2割にとどまりました。
視覚障がい者は点字ブロックや白杖だけですべてを把握できません。視覚障がい者が安心して外出するためには、周囲の見守りや声かけが必要であると考えられます。

■一般社団法人障がい者自立支援サポートとは
一般社団法人障がい者自立支援サポートは2016年に設立し、一般住宅を利用した誰もが安心して暮らせるグループホームを展開しています。地域と行政との密接な連携のもと、障がい者と健常者が幸せを共有できる場を提供しております。

一般社団法人障がい者自立支援サポート
本社:愛知県名古屋市北区若葉通2-3 第3諏訪ビル
代表理事:杉中忠
設立:2016年12月1日
事業内容:障がい者グループホームの開業支援・運営支援
https://sbo.or.jp/
https://sbo.or.jp/lp/business/



配信元企業:一般社団法人障がい者自立支援サポート
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