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<建築事業者向けアンケート結果発表> 住宅建築検討者の関心は「予算」「省エネ性」が上位に 資材の高騰&高まる省エネ意識で建築費用は更にアップの懸念 断熱等級6・7スタートに事業者は予算への対応に不安も


新聞紙を主原料とするセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」の製造・販売・施工を行う株式会社デコス(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)は、昨年12月8日(木)、建築事業者(設計事務所・工務店)を対象にアンケート調査を行い、その結果を1月24日(火)に発表いたしました。2025年度の新築住宅省エネ義務化を前に昨年スタートした断熱等級6・7など年々高まる省エネへの期待や、高騰する建築価格などを背景に、施主の関心や現場での実態、建築事業者がそれらの課題に今後どう向き合っていくかについて回答を集めました。ここではその結果の一部をご報告いたします。
【調査方法:メールによるWEB調査 有効回答数:42 調査期間:2022年12月8日(木)~13日(火)】

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274212&id=bodyimage1

■住宅建築検討者、関心が高いと思われるのは1位「予算」、2位「省エネ性」
施主の関心が高いと感じる項目について質問したところ、1位が「予算」、2位が「省エネ性」、3位「耐震性」という結果となりました。ウッドショックや半導体不足、世界情勢の影響から資材価格が高騰していることを受け、「予算」に対して意識が高まっていることが伺えます。また、「省エネ性」については、2025年度から始まる新築住宅の省エネ義務化などの省エネへの意識の高まりに加え、昨今の電気代高騰も影響している可能性が考えられます。

■省エネ性向上で更に上がる建築費、建築事業者は「予算対応提案力」の不安高まる
昨年スタートした断熱等級6・7について「建築事業者が不安に感じること」については、「予算対応提案力」が過半数の声を集め、2位以下を大きく離す結果となりました。
省エネ性を高めるにあたり、高性能のサッシや一定以上の断熱材が必要となるため、建築費用は更にアップします。建築価格高騰により施主の予算への関心も高く、「予算と省エネ性という2つの要望にいかに応えるか」は、今後の住宅事業者の大きな課題となっているようです。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274212&id=bodyimage2

■省エネ性に欠かせない断熱、半数以上が現場でその施工不良を目にした経験がある
省エネ性に欠かせない断熱材の施工ですが、現場での実態について「施工現場で断熱材の施工不良(断熱欠損・厚み不足・仕様の間違い)を目にしたことがあるか?」という質問に対し、過半数の建築事業者が「目にしたことがある」と答えています。省エネ性が期待される中、実際には多くの現場で施工不良などが目にされていることがわかりました。断熱材の施工については、竣工後は確認ができず、また建築段階においても行政のチェックも行われません。省エネ性を求める住まい手の入居後の満足度にも大きく関わる部分でありながら、一定数の施工不良が存在している可能性が判明しました。
省エネ義務化により、一定の省エネ性をもった設計がなされるようになりますが、正しい施工がされていなければその断熱性能や、断熱性能がもたらす省エネルギー性は担保されない可能性もあります。

断熱欠損とは…
本来なら隙間なく充填されているはずの断熱材が何らかの理由により欠損している状態。断熱欠損が生じるとそこから熱が出入りして、本来の断熱性能を発揮できなくなる他、結露やカビを発生させる原因となります。


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274212&id=bodyimage3

■年々期待が高まる住宅の省エネ性、これからの工務店が生き残るための1つのハードルに
「デコスファイバー」は高い環境意識を持つ施主の選択肢として更なるニーズも
2025年度スタート予定の新築住宅省エネ義務化に先駆け、昨年10月から上位等級として断熱等級6・7が新設されるなど、住宅の省エネ性への期待は年々高まりつつあります。等級6は先進的な工務店であれば十分に達成可能な目標であり、実際にデコスの親会社でもある安成工務店では、一昨年から等級6相当を標準仕様としています。等級7までは望まなくとも、今後、等級6を希望する施主は増えるでしょう。また、2025年度からは新築住宅の省エネ義務化もスタートします。これによりこれまでの目標値が最低値となるため、省エネ住宅への取り組みを進めてこなかった工務店にとっては、ますます立ち遅れる可能性があります。集客方法の変化同様、生き残りのハードルの1つとなるとも考えられます。
また、等級6・7のような高い省エネ性を求めるのは、入居後のランニングコストへの関心だけでなく、環境意識も高い方々になるでしょう。当社の手掛ける「デコスファイバー」といったセルロースファイバー断熱材は、製造時の消費エネルギーやCO2排出量が他の断熱材に比べて圧倒的に低い点から、環境意識の高い方々の評価にも繋がり、今後の選択肢の1つとして更なるニーズが見込めるのではないかと思います。
(株式会社デコス 代表取締役 安成信次)


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274212&id=bodyimage4

セルロースファイバー断熱材とは…
新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材です。粉砕した新聞紙にホウ酸・ホウ砂、はっ水材を加えて混ぜて作られ、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れています。石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低いエコでクリーンな断熱材です。

<会社概要>
企業名   :株式会社デコス
代表者   :代表取締役 安成信次
本社所在地 :山口県下関市菊川町田部155-7
設立    :1974年 8月 30日
資本金   :30,000,000 円
従業員数  :31名
事業内容  :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ:https://www.decos.co.jp/

【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)杉村(070-1389-0175)
E-mail: pr@netamoto.co.jp  TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788



配信元企業:株式会社デコス
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