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中世南九州の宗教的空間の特質を解き明かす!『中世南九州の寺社と地域社会』(著者:栗林文夫)11月25日発売


戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『中世南九州の寺社と地域社会』(著者:栗林文夫)を2022年11月25日に発売いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000270856&id=bodyimage1

南九州の寺社を研究しようとするとき、どうしても明治時代の廃仏毀釈の影響による残存史料の少なさという問題は避けては通れません。しかし、それでも残された史料を丹念に収集・分析することで、他の地域には見られない特質が見えてきます。
本書では、中世の南九州、特に大隅国(現在の鹿児島県西部)における宗教勢力と地域社会の関わりは、他の地域と比べてどのような特色があるのか?という視点から、大隅正八幡宮や台明寺関連の残存史料を博捜・分析して、中世大隅国の宗教的空間の特質を描き出しています。中世だけでなく、現代までつづく南九州の宗教史全体を紐解くうえで必読の1冊です。

【目次】
序論 問題の所在と中世南九州の寺社研究
第1部 南九州の八幡信仰と正八幡宮の展開
 第一章 南九州の八幡信仰と八幡神社
 第二章 「正八幡」とは何か
 第三章 石清水八幡宮寺による正八幡宮支配
 補論一 石清水八幡宮寺による南九州の荘園支配
 補論二 石清水八幡宮寺と島津氏
 第四章 正八幡宮と桜島
第2部 大隅国台明寺の基礎的研究
 第一章 大隅国台明寺の成立と発展
 第二章 台明寺文書論
 補論一 「居取」小考
結論 中世大隅国の宗教的空間――石清水八幡宮寺・正八幡宮・台明寺・大隅国分寺を中心にして

【商品情報】
書名:『中世南九州の寺社と地域社会』(戎光祥研究叢書 第23巻)
著書:栗林文夫
定価:9,000円+税
体裁:A5版・上製・カバー装
ページ数:448ページ
ISBN:978-4-86403-438-8
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/660/

【著者紹介】
栗林文夫(くりばやし・ふみお)
1964年生まれ。
鹿児島大学法文学部卒業。
広島大学大学院文学研究科博士課程前期修了。
現在、鹿児島県歴史・美術センター黎明館調査史料室長、鹿児島国際大学非常勤講師。
編著に、『祈りのかたち~中世南九州の仏と神~』(2006年)、『甦る島津の遺宝~かごしまの美とこころ~』(2010年)、『八幡神の遺宝―南九州の八幡信仰―』(2016年、いずれも鹿児島県歴史資料センター黎明館企画特別展展示図録)がある。

【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/



配信元企業:戎光祥出版株式会社
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