A113Dは、スマートオーディオやスマートホームアプリケーション向けに設計された先進のアプリケーションプロセッサです。強力な CPUサブシステム、先進のマルチフォーマット・オーディオ処理ユニット、安全なランタイム環境、主要な周辺機器を搭載した多彩なスマートホームアプリケーションを実現します。
メインシステムCPUは、クアッドコアARM Cortex-A53 CPUで、各コアにL1命令/データキャッシュと大容量のユニファイドL2 キャッシュを搭載し、システム性能の向上を図っています。各Cortex-A53 CPUは、最大1.5GHz（DVFS＋ホットプラグ）で動作し、ワイドなバス メモリサブシステムに接続しています。システム停止時には、メインCPUの電源を切り、cortex-M3 常時電源領域では、複数の割り込みソースからシステムを再開することができます。
・ グラフィック処理は、ラスター演算（ROP）、2Dストレッチ、および2Dビットブラストエンジンをサポートする内蔵の2Dビットブラストエンジンによって高速化されています。画像の色空間変換 A113Dは、4レーンのMIPI-DSIパネル・インターフェース、I2C、SPIを搭載しており ディスプレイ、タッチパネル、オーディオ処理エンジン（APE）は、ARM（R） NEONTM汎用SIMDアーキテクチャを採用し、シームレスに動作します。
・ メインCPUとの連携により、マルチメディア処理アルゴリズムを高速化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。MP3、AAC、WMA、RM、FLAC、Oggなどの主要なハイレゾリューション・オーディオフォーマットと、将来の オーディオ規格、すべてのデコードが可能です。
・ A113Dは、複数のTDM、PCM、I2S、SPDIFデジタルオーディオ入出力インターフェース、8チャンネルの遠距離PDMデジタルマイク（DMIC）入力を含む、すべての標準オーディオ入出力インターフェースを統合しています。オーディオ入力には、低活性状態から起動するための電力検出器と、マルチルームオーディオアプリケーション用のハードウェアアシスト同期ブロックがあります。オーディオ入力データは、常時接続のオーディオ・プライバシーを保護するために、信頼できるメモリ領域に制限することができます。
このプロセッサは、10/100/1000MイーサネットMAC、USB 2.0高速OTGポート、SDIOコントローラ、PCIE 2.0 x1ポート（2x RC）、MIPIパネルインタフェース、UARTS、I2C、高速SPI、PWM、など高度なネットワークおよび周辺インタフェースを豊富に備えており、これらのインタフェースが使用可能です。
低速10ビットADC さらに、SPI-NOR、SLC NAND、eMMC 5.0ストレージインタフェース、DDR3/3L/4 DRAMをサポートしています。
A113Dは、柔軟な電圧方式を採用しています。PMICとディスクリートの両方の電源管理実装をサポートしています。システムコアとCPUコアの両方をアンダードライブすることで、超低消費電力アプリケーションを実現することができます。
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社（POSITIVE ONE CORPORATION）
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂１－１２－１ 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F
ＵＲＬ http://www.positive-one.com
ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるＯＥＭハードウェアや世界標準ＩＳＯ等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからＰＣ、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス：poc_sales@positive-one.com
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253372&id=bodyimage1】
配信元企業：ポジティブワン株式会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
