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戦国上州の主役は大名ではなく国衆だった!『戦国上野国衆事典』(著者:久保田順一)12月3日発売!


戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『戦国上野国衆事典』(著者:久保田順一)を2021年12月3日に発売いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000249158&id=bodyimage1

近年、戦国時代に一定規模以上の領域を排他的に支配した領主「国衆」に注目が集まっています。中でも上野国(現在の群馬県)には強力な戦国大名が出現しなかったこともあり、数多くの国衆が成立、活躍していました。ある意味、戦国上野の主役は戦国大名ではなく国衆だったと言っても過言ではありません。
一方で戦国期の上野は、上杉・北条・武田といった近隣の強大な戦国大名が支配領域を増やそうと乗り込んできた地域でもあり、国衆たちの生存は大大名の去就に左右されました。そういう意味では彼ら国衆は常にサバイバル状態に置かれていたとも言えます。
そこで本書では、30以上の国衆を取り上げ、一族ごとにその成立や歴史を史料に基づきながら解説することを主たる目的としました。また、国衆の支配領域である「領」に着目し、戦国期に現れた新たな地域概念と国衆の成立との関係を論じています。
これまで各一族の歴史が個別に述べられることはあっても、本書のように総覧できるかたちでまとめられたのは初めてでで、その意味でも各国衆の歴史や特徴、地域的な特質を比較・検討することができ、大変便利な内容となっています。
また、享徳の乱から秀吉による小田原攻めのあたりまでを対象時期としているため、戦国時代の上野国の通史としてもお使いいただけます。さらには、菩提寺・墓・神社・城跡をはじめとする関連史跡など約400枚の写真を掲載しており、史跡探訪にも有用な1冊です。

【目次】
序論 上野の戦国領と戦国領主

第一部 北毛の国衆と領
滋野三氏と羽尾領・鎌原・草津谷
吾妻斎藤氏と岩下領・嶽山領
大戸浦野氏と大戸
尻高氏と尻高領 中山氏と中山
沼田氏と沼田領

第二部 東毛の国衆と領
赤井氏と館林領
富岡氏と小泉領
足利長尾氏と足利領
桐生佐野氏と桐生領
岩松氏・横瀬氏と新田領

第三部 中毛の国衆と領
白井長尾氏と白井領
厩橋長野氏と厩橋領・大胡領
惣社長尾氏と惣社領
箕輪長野氏と箕輪領・室田
那波氏・那波郡
宇津木氏と玉村郷

第四部 西毛の国衆と領
安中氏と安中領
依田氏・後閑氏と板鼻・後閑郷
諏訪氏と諏訪
高田氏と高田領・西牧
小幡一族と小幡谷
一宮氏と一宮
和田氏と和田郷
倉賀野氏と倉賀野
寺尾氏と寺尾郷
多比良氏と多比良領
高山氏と高山領
長井氏と浄法寺郷

【商品情報】
書名:『戦国上野国衆事典』
著者:久保田順一
体裁:A5判・上製・359ページ
定価:5,800円+税
ISBN:978-4-86403-405-0
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/617/

【著者紹介】
久保田順一(くぼた・じゅんいち)

1947年、群馬県生まれ。東北大学文学部国史専攻卒。専攻は日本中世史。現在は群馬県文化財保護審議会専門委員。
著書として『室町・戦国期 上野の地域社会』(岩田書院、2006年)、『中世前期 上野の地域社会』(岩田書院、2009年)、『上杉憲顕』(戎光祥出版、2012年)、『新田義重』(戎光祥出版、2013年)、『新田三兄弟と南朝』(戎光祥出版、2015年)、『上杉憲政』(戎光祥出版、2016年)、『長野業政と箕輪城』(戎光祥出版、2017年)、『上州白旗一揆の時代』(みやま文庫、2018年)などがある。

【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/



配信元企業:戎光祥出版株式会社
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