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織田政権や豊臣政権が築いた城郭は何が画期的だったのか? 『織田・豊臣城郭の構造と展開 上』(著者:中井均)5月14日発売


戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『織田・豊臣城郭の構造と展開 上』(著者:中井均)を2021年5月14日に発売いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000236168&id=bodyimage1

安土城・大阪城・聚楽第・伏見城など、織田・豊臣政権によって築かれた城郭にはどのような特徴があるのでしょうか?また、それまでの時代の城郭と比べて何が違うのでしょうか?
上下巻の上巻にあたる本書では、礎石建物・瓦・石垣・虎口等に着目して織田・豊臣城郭の構造を論じるとともに、この時期盛んに築造された陣城や本城・支城体制の実態にも迫ります。
長年にわたって城郭研究をリードしてきた第一人者が、考古学・文献史学・縄張り研究の成果を精緻に分析し、織豊期城郭研究に新たな地平を切り拓く1冊です。

【目次】
序章 城郭研究の進展と織豊系城郭
第一部 織田・豊臣城郭の構造
 第一章 織豊系城郭の画期――礎石建物・瓦・石垣の出現
 第二章 織豊系城郭の特質について――石垣・瓦・礎石建物
 第三章 城郭にみる石垣・瓦・礎石建物
 第四章 虎口「空間」について
 第五章 大坂城の縄張り
 第六章 聚楽第の構造
 第七章 城郭史からみた聚楽第と伏見城
 第八章 伏見城と豊臣・徳川初期の城郭構造
 第九章 破城を再検討する
第二部 陣城と本支城体制
 第一章 上平寺城跡の構造――特に元亀元年の改修を中心に
 第二章 堀尾氏の支城としての三刀屋尾崎城
 第三章 堀尾氏の支城としての赤名瀬戸山城
 第四章 堀尾氏の支城としての亀嵩城と三沢城
第三部 城郭瓦の展開
 第一章 安土城以前の城郭瓦
 第二章 小谷城跡出土の瓦について
 第三章 但馬竹田城跡採集瓦について――文禄・慶長年間築城の考古学的考察
 第四章 家紋を押印した城郭瓦
終章 織豊系城郭研究の課題と展望

【商品情報】
書名:『織田・豊臣城郭の構造と展開 上』(戎光祥城郭叢書1)
著書:中井 均
定価:8,600円+税
体裁:A5版・上製・カバー装
ページ数:355ページ
ISBN:978-4-86403-383-1
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/593/

【著者紹介】
中井均(なかい・ひとし)
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。
(財)滋賀県文化財保護協会、米原町・米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、2011年度に滋賀県立大学人間文化学部准教授。2013年度より同教授。2020年度退官。金沢大学、大阪大学などで非常勤講師も務める。専門は日本考古学で、特に中・近世城郭の考古学的研究、近世大名墓の考古学的研究。現在、滋賀県立大学名誉教授。
主な著作に、『中世城館の実像』(著書:高志書院)、『信長と家臣団の城』(著書:KADOKAWA)、『近江の城 ―城が語る湖国の戦国史―』(著書:サンライズ出版)、『城館調査の手引き』(著書:山川出版)、『東海の名城を歩く 岐阜編』『同 愛知・三重編』『同 静岡編』(編著:吉川弘文館)、『図解 近畿の城郭』I~V(監修:戎光祥出版)、『中世城館の考古学』(編:高志書院)、『歴史家の城歩き』、『歴史家と噺家の城歩き』(共著:高志書院)、『古地図で楽しむ近江』(編著:風媒社)、『覇王信長の海 琵琶湖』(共著:洋泉社)など多数。

【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/



配信元企業:戎光祥出版株式会社
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