
研究の背景
トラネキサム酸は、抗炎症効果,止血効果などを有し,医療の現場で治療薬として長く用いられています。また、アトピー性皮膚炎患者の荒れた肌に対する有用性の改善や肝斑効果の報告もあります。近年では,トラネキサム酸を美白有効成分として,皮膚に塗布する目的の製品も増えています。そこで、当社は、トラネキサム酸含有化粧水を継続的に使用することで、肌に得られる効果を研究いたしました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231730&id=bodyimage1】
研究結果
1 試験品使用による目尻のシワグレードの軽減
臨床試験4週間後における試験品使用側と不使用側の目尻のシワの変化についてそれぞれ解析したところ,試験品使用側でのみ有意なシワグレードの減少(p = 0.028)が観測されました(図1、表1)。また,使用側と不使用側のシワの変化について,群間比較を行ったところ,p =0.018と非常に高い有意差をもって使用側におけるシワグレードの改善が示唆されました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231730&id=bodyimage2】
2 試験品使用による肌の状態の改善
試験品による,シワ軽減以外にも,肌の状態に与える影響を調べるために,検査4週間前後における肌のコンディションについて,被験者にアンケートを行いました。試験品使用側の肌に関して,「潤い」「かさつき」「柔らかさ」「つや」「なめらかさ」「キメ」「化粧のり」「ハリ」「透明感」「洗顔後のつっぱり感」「明るさ」「総合的な肌の満足感」の12もの項目でp < 0.01の高い有意差で改善が認められました(図2,表2)。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231730&id=bodyimage4】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231730&id=bodyimage5】
配信元企業:株式会社エムズサイエンス
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ