近年、デジタル技術の活用により新しいビジネスサービスを創出するDXの推進に伴い、システム開発プロジェクトの前段階に、概念実証（PoC：Proof of Concept）の工程を設け、システム開発の仕様や課題、IT製品の技術評価など、事業・サービスコンセプトの実現に向けてその具体性を検証するケースが増えています。
ATS効果検証サービスは、開発部門が抱える大きな課題となっている、ソフトウェア開発工程におけるテスト自動化の導入プロセスにフォーカスをあて、リスクの少ない廉価な費用と期間を設定し、先進の探索的テストやモデルベーステスト*2 の自動化適用の可否やQCD（開発品質・コスト・スピードの評価）などを本導入前に検証します。
＊1 あらかじめテストケースを作成せずに、テストを実行する手法。テスト準備段階の工数削減や想定外の不具合などを検知できる。
＊2 抽象的なテスト設計モデルを用いてテストケースを設計する技術で、網羅的なテスト項目を自動生成する手法として注目される。
本サービスの特長
（１）探索的テスト/モデルベーステストの適合度、導入後の投資効果を検証
お客様の実環境で実際にテスト用モデルを作成。併せてテスト対象/項目に対する自動化率の推定を行い、ADOC Testing Service（ATS）導入後のQCDに対する効果検証を実施します。
（２）導入リスクを最小化し、本導入への意思決定を支援
本導入後、お客様の開発業務フローとATSのインプット・アウトプットが一致しないことがないよう、業務遂行上の課題を事前に確認・検討・解決することで、本導入後に発生し得るトラブルを回避します。
（３）ATS効果検証サービスから本導入フェーズにスムーズに移行
本サービスで作成されたモデルやテスト自動化スクリプトは一定期間保持されるため、ATS導入後のモデル設計フェーズ、自動化実装フェーズの立ち上がりや移行をスムーズにします。
（４）短期間かつ廉価で実施できる効果検証サービス
本来、相応の時間と手間のかかる新しいテクノロジーの適用を、短期間に比較的廉価なコストで実践・検証。本サービスのアウトプットにより本導入の際の見積もりの適正化と、パフォーマンスの向上にもつながります。
本サービスの内容
本サービスでは実テスト対象/項目に対して実際にモデル作成・テスト・レポートを実施し、また検証報告としてATS適用を想定したQCD改善効果のベンチマークを提示。基本的に以下の4ステップとアウトプットを目標に進めます。
ステップ１：現状のヒアリングと検証スコープの確定
ステップ２：テスト自動化モデルの設計
ステップ３：テスト作業の実行
ステップ４：効果検証報告の実施
成果物：モデル図、自動テストデモ動画、QCD改善イメージ資料など
提出資料：中間報告レポート、テスト結果レポート、リリースインサイトなど
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000230565&id=bodyimage1】
本サービスの期間と価格
期間：1か月～
価格：テスト対象・テスト仕様・環境・テスト項目についてヒアリングの上、個別対応。
AI駆動の探索的テスト自動化サービス『ADOC Testing Service』について
マルチブラウザ、マルチプラットフォームの開発環境に対応する『ADOC Testing Service（ATS）』は、探索型のモデルベーステストを実装・実行することで、テストケースの自動生成を含むテスト実行以外のプロセスまで自動化の範囲を拡げ、開発プロジェクトの生産性と品質を飛躍的に向上。
ATSはAI/ディープラーニング/予測分析技術を駆使し、高カバレッジのテストを実行することで、ソフトウェアやシステムの欠陥を速やかに検出します。
「ADOC TESLAB（アドック・テスラボ）」 URL : https://www.adoc-teslab.com/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000230565&id=bodyimage2】
アドックインターナショナルについて
設立30周年を迎えた株式会社アドックインターナショナルは、主に大手携帯キャリアのネットワーク構築など国内外のインフラ構築・通信事業への技術支援を展開。近年はアジャイル、エクストリームプログラミングといった開発手法が変化するソフトウェア品質検証において、テスト自動化を中心に設計から実行まで一貫してカバーする、高度なテスティングサービスに取り組んでいます。
ホームページURL：https://www.adoc.co.jp/
配信元企業：株式会社アドックインターナショナル
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