“洋酒のプロ”の視点で焼酎を審査する 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021 【焼酎部門】開催決定
- 2020年08月26日 09:00:00
- マネー
- Dream News
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2021年2月から4月にかけて、高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に広め、酒類業界のさらなる発展の後押しをすることを目的とした品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021(TWSC)」(主催:TWSC実行委員会/企画・運営:ウイスキー文化研究所)が開催されます。その洋酒部門と同日程で【焼酎部門】を開催することが決まりました。今回が2回目となる【焼酎部門】は、国酒である焼酎の新たな価値の発掘、焼酎の普及と振興、海外へのPRを目的としたもので、審査は焼酎の専門家約50名に対し、洋酒のプロ約100名がリモートで行う一次審査と、約50名を会場に招聘して行う二次審査の2段階審査(ハイブリッド審査)で行います。
<東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)【焼酎部門】とは>
2019年に第1回を開催した「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」は、ウイスキー文化研究所が培ってきたウイスキーに関する知見、スピリッツに精通した方々とのネットワークにより創設した蒸留酒(ウイスキー、ラム、ジン、テキーラ、ウォッカ、ブランデー等)の品評会です。【焼酎部門】は2020年開催時に新設した部門で、評価をするジャッジ(審査員)は、約7割がバーテンダー、酒類流通業、製造者などを中心とした【洋酒のプロ】で、約3割が【焼酎のプロ】です。審査は銘柄を伏せたブラインドテイスティングで行い、100点満点で採点します。
<目的>
・国酒である焼酎の、国内外におけるさらなる普及と振興。焼酎の海外進出のサポート。
・国内外のメディアに向け積極的に発信し、洋酒愛好家も含めた一般消費者に訴求。酒販店、インポーター、バー、飲食店にも直接アプローチすることにより消費拡大を後押しする。
・質の高い審査(評価)と情報のフィードバックにより、出品企業の顧客ニーズの把握および品質向上等をバックアップする。
<審査概要>
■審査対象 本格焼酎、泡盛
■出品エントリー期間 2020年9月23日(水)~12月18日(金)[締切厳守]
■出品エントリー料 1アイテムにつき 2万円(税別)
■審査日程 2021年2月下旬 ~4月上旬
一次審査[リモート審査]:2月下旬~3月中旬
二次審査[審査会]:4月上旬の1日、都内にて開催予定
※詳細は後日発表いたします
■授賞式 2021年5月末または6月上旬
都内にて開催予定
※詳細は後日発表いたします
詳細については、順次TWSC公式ホームページにて公開予定。
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<審査方法>
一次審査 [リモート審査]
全ての出品アイテムをミニボトルに詰め替え、カテゴリーごとに分類。上限8アイテムを「1フライト」にまとめて各ジャッジ(審査員)に送付します。ブラインドテイスティングのため銘柄の表記はありません。1アイテムは10名程度のジャッジにより採点されます。
ジャッジは1フライトごとに指定されたグラスに注ぎ、定められた順番でブラインドテイスティングを行います。審査は、味や香りを確かめながら(1)アロマ(2)フレーバー(3)総合(バランス・フィニッシュ)の3つの観点から100点満点で評価を行います。全てのジャッジから審査シートを回収したのち、最低点を2番目に低い点数に揃える等の調整を行い、平均点を算出。カテゴリーごとに得点を集計し、金賞以上候補の上位アイテム、銀賞、銅賞のアイテムを決定します(発表は後日行います)。
二次審査 [審査会]
審査会場に50名(予定)のジャッジを招聘。1テーブルに8名程度が着席し、一次審査で得点が高かったアイテムを審査対象としたブラインドテイスティングを行います。全ての得点が出揃った後、集計。テーブルごとに審査員がディスカッションを行います。この日に最高金賞、金賞が決まります。
Best of the Best決定 審査会後、特別審査チームを編成。最高金賞、金賞に選ばれたアイテムの中から、No.1に輝く「Best of the Best」のアイテムを選出します。審査方法は一次審査と同様、ブラインドテイスティングによるリモート審査で行います。
ハイブリッド審査について
さらなる審査の質向上のため、リモート審査&審査会の2段階審査を採用
焼酎部門を新設したTWSC2020では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、258銘柄の焼酎の審査をリモートで行いました。コロナ禍の中でのやむを得ない選択でしたが、そこでわかったことは、ひとりで、それぞれの出品アイテムに向き合い点数をつけるリモート審査と、ジャッジ同士で意見交換ができる審査会のそれぞれに利点があるということでした。そこで、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021【焼酎部門】」においては、約150名の審査員が各自で行う一次審査(リモート審査)と、約50名を招聘して行う二次審査(審査会)の2段階審査方式を採用。2つの審査を組み合わせることで審査の質をより向上させ、注目に値する優れたアイテムを選出します。
<TWSC2020【焼酎部門】実績>
第2回TWSC2020【焼酎部門】では、258アイテムの洋酒の出品がありました。
“洋酒のプロ”の目線で焼酎の新たな魅力を発信、消費拡大に貢献します
・造り手の皆様を応援すべく、品質向上や新商品開発のヒントにつながるよう、リモート審査のコメントやジャッジ同士で行われるディスカッション内容を該当する商品の出品者にフィードバックいたします。
・授賞式後、全入賞ボトルを網羅した『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション 公式ガイドブック』を発行。酒販店や飲食店に配布し、消費者の購買を喚起します。
・TWSC公式HPにて、定期的に審査員インタビューや造り手のインタビュー記事等を更新。SNSやメルマガではTWSCをより楽しんでいただくための情報を発信します。英語での発信も行い、焼酎の魅力を海外にアピールします。
・入賞された企業には各賞メダル画像や酒販店向け販促ツールを提供。入賞ボトルの知名度アップを支援します。
・審査会および授賞式は公開で行い、一般ゲストおよびメディアを招待する予定です。
ウイスキー文化研究所について
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める会員制の愛好家団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。
TWSC実行委員長/ウイスキー文化研究所代表 土屋守
プロフィール
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める。
▼お問い合わせ先
TWSC実行委員会(ウイスキー文化研究所内)/ 担当:加藤、定光(さだみつ)
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2階
TEL: 03-6277-4103/Fax:03-3445-6229
E-MAIL: twsc@scotchclub.org
HP:http://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/
配信元企業:株式会社ウイスキー文化研究所
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