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旧態依然の“センセイ業”をIT活用で進化させる 法曹界の「働き方改革」、若手弁護士たちから熱い注目 所属弁護士会の招聘を受け、IT弁護士が 3月16日(土)カンファレンスに登壇



弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所(第一東京弁護士会所属、東京都中央区)代表弁護士・藤井総は、2019年3月16日(土)に行われた、第一東京弁護士会・全期旬和会が主催するカンファレンス『Professional Lawyers Japan 2019』に招聘され、「IT活用が実現する弁護士の未来の働き方」をテーマに1時間15分のトークセッションを行いました。

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弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士 藤井 総
「世界を便利にしてくれるITサービスをサポートする」ことを使命(ミッション)に掲げ、ITサービスを運営する企業に法務顧問サービスを提供している。
顧問を務める企業は2019年現在で70社以上。契約書・Webサービスの利用規約(作成・審査・交渉サポート)、労働問題、債権回収、知的財産、経済特別法など企業法務全般に対応している。
 弁護士の主な業務のひとつである企業法務顧問業は、いまだに定期面談や紙ベースでの契約など、旧態のスタイルが主流となっています。
 藤井は通称「IT弁護士」と呼ばれ、企業顧問に特化した法務活動において、2015年の事務所創設からIT活用による業務効率化を進めています。その結果、現在は1人で70社を超える顧問先企業を持ち、弁護士業界における上位1%の実績(※)を挙げています。

 かねてより藤井のIT活用による成果は弁護士業界でも注目を集めており、詳細を知りたいという声も多かったことから、今回の招聘に至りました。本セッションでは、藤井がどのような取り組みによって業務効率を行い多数企業の顧問を務めるに至ったか具体的なノウハウを公開し、集まった約60名の若手弁護士に“IT化のススメ”を語りました。
※出典:弁護士白書2015年版(日本弁護士連合会)「弁護士等の実勢」より

■世間のイメージと違う、「残業が多くて、所得は人並み」な弁護士の実情
 一般に弁護士という職業は高待遇・高収入のイメージがありますが、実情は一般のサラリーマンよりもやや残業過多・低めの所得が主流を占めます。
 2018年に日本弁護士連合会が実施した弁護士実勢調査によると、1週間の平均労働時間は週41~50時間(27.9%)、次いで週51~60時間(23.7%)となり、約半数の弁護士は日常的に8時間以上の労働を行っていることがわかります。
 一方、所得は200万円以上500万円以下が最も多く、一般的な会社員とほぼ変わりがないか、やや低めです。
 本調査の回答者の58.1%が独立を果たした経営者弁護士であることを考えると、世間一般のイメージとはかけ離れた実情であることが分かります。

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藤井もまた、2007年に弁護士としてスタートを切ってからの数年は、抱えきれないほどの案件を抱え、休みなく働く日々を送っていました。弁護士を目指していたころに夢見た自由な働き方はほど遠く、持っていた理想も現実の前には擦り切れていく毎日。そんな働き方に疑問を持った藤井は、独立を機にIT活用によって非効率なルーチンによる無駄をなくし、ワークライフバランスを整えるようになりました。
 面談ではなくチャットでいつでも顧問先企業の相談を受け、膨大な紙資料をなくしクラウドでデータ管理することで省スペースと情報共有を向上させました。こうした試みにより、1人の弁護士が持つ顧問先としては驚異的な70社以上を担当し、年商約1億円を実現しています。

■ITによる働き方改革で「優秀な人材が輝く環境つくり」を
 『Professional Lawyers Japan 2019』での藤井のトークセッションには、第一東京弁護士会所属の20代を中心とした若手弁護士約60名が席を埋めました。
 藤井はG Suite、Chatwork、Zoom、マネーフォワード クラウドシリーズなどのITサービス導入によって、業務がどう変化したかをビフォーアフターの具体例を挙げながら説明しました。「請求書を1枚1枚台帳にホチキスで止め・・・」「契約書を2部製本して捺印・送付し、先方が間違えて2部とも返送してきたら、また1部を送りなおして・・・」といった、ビフォーの“士業あるある”エピソードには、多くの弁護士が深くうなずき共感している様子が見られました。

 セッション終了後には、多くの若手弁護士が藤井の前に列をなし、「一つ一つのITサービスは一般的なものだが、それらを徹底して使いこなすことが大切なのだとわかった」「クライアントの企業にITツール導入を理解してもらうにはどうしたらよいか」といった感想や質問を口々に伝えるなど、関心の高さが伺えました。

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藤井は本セッションの最後に「業務を効率化することで、弁護士である皆さん自身はもちろん、大切な事務所スタッフが事務・雑務に忙殺されることなくキャリアアップを目指せる業界を目指したい」と訴えました。
 いまビジネスはITによる急激な変化の過程にあります。士業も従来のルーチンのままでは、クライアントのビジネススピードを損ね、また優秀な人材の育成も困難です。何より、法の使者である弁護士が雑務に追われ“ブラックな働き方”をしているのは、時代に逆行していると言わざるを得ません。本セッションでは「業界慣習を変えて、新しい働き方がしたい」という若手弁護士の想いが垣間見え、法曹界の未来への手応えを得ることができました。
 藤井および当事務所は、これからも持てるノウハウを惜しみなく伝え、弁護士業界の底上げに微力を尽くしていきます。

【弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 概要】
法人名: 弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所(第一東京弁護士会)
代表弁護士: 藤井 総、小野 智博(共同代表制)
所在地: 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館20階
電話: 03-4405-9708
設立: 2015年(2018年に現事務所名に変更)
ホームページ: IT弁護士.com  https://itbengoshi.com/
事業内容: IT事業に特化した企業法務顧問業
オウンドメディア: IT弁護士MEDIA  https://media.itbengoshi.com/

本リリースに関するお問合せ
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 広報事務局
担当:黒田(携帯080-4900-7949)
TEL:03-5411-0066 
FAX:03-3401-7788
e-mail:pr@netamoto.co.jp





配信元企業:弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所
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