FSC認証の無垢材を用いたDIY商品「ユカハリ・フローリング」11月9日販売開始

[2018年11月6日]

賃貸向けユカハリ製品を展開する（株）西粟倉・森の学校（本社：岡山県西粟倉村、代表取締役　牧大介）は、シリーズ初となるFSC認証製品として、「ユカハリ・フローリング」を2018年11月9日に販売を開始します。

「ユカハリ・フローリング」は、軽くて持ち運びが容易で、エンドマッチ加工を施し四方に凹凸の実（さね）があることで施工性に優れ、個人の方にも使ってもらいやすい仕様となっています。大がかりな施工をしないでもDIYで無垢の床を貼る「ユカハリ」を提案し、都市の住宅やマンション、オフィスであっても無垢の木のフローリングで過ごしていただける商品となります。
また、一般的なフローリングと違い長さを900mmとすることで、宅配便での配送が可能となり、時間帯指定可能で個人宅や店舗へお届けできる商品となっています。

丸太から加工を行っているメーカーとして、FSC認証の木材を利用することで、間伐など適切な森林の管理を促進し、森林資源の保護に取り組んでいます。

● 「ユカハリ」とは
「足元から暮らしを変える」をコンセプトに賃貸の住宅やオフィスでも置くだけで無垢の床が手に入る「ユカハリ・タイル」を筆頭に、個人でも気軽に無垢材をつかったの床のリノベーションができる製品を展開しています。

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商品名：ユカハリ・フローリング
寸　法：長さ900×巾100×厚12mm
仕　様：本実・エンドマッチ加工 / サンダー仕上げ
定　価：杉 17,280円　桧　18,900円　ともに消費税・送料込

本製品は、FSC認証森林からの原材料およびFSC管理木材が混在して含まれる製品になり「FSCミックス」のラベルを使用しています。
株式会社西粟倉・森の学校では、西粟倉村（岡山県西粟倉村）と日本土地山林株式会社（兵庫県朝来市）の認証林からFSC認証材の仕入を行っています。

●FSC
FSC（R）（Forest Stewardship Council（R）、森林管理協議会）は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。
適切な森林管理が行われていることを認証する「森林管理の認証（FM認証）」と森林管理の認証を受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する「加工・流通過程の管理の認証（CoC認証）」の2種類の認証があります。
同認証制度は、森林環境の保全のみでなく、地域への社会的利益の寄与、経済に継続可能な森林管理を推進するものです。木材製品にFSC認証材を使用することは、間接的に企業や消費者が適切な森林保全と活用を支援することにつながります。

【各社FSC認証、ライセンス番号】
西粟倉村
認証番号SA-FM/COC-001557
ライセンス番号FSC-C015036

日本土地山林株式会社
認証番号SA-FM/COC-002127
ライセンス番号FSC-C019765

株式会社西粟倉・森の学校
認証番号SA-COC-003741
ライセンス番号FSC-C06855

● 西粟倉村 百年の森林事業
岡山県の北東端に位置する人口1,500人の源流の村。面積わずか5,800haのうち実に93％を森林が占めています。そのうち82％が人工林ですが、間伐が遅れ、山の荒廃が懸念されていました。そこで、今まで50年かけて育ててきた森の管理をあきらめるのではなく、今後50年かけて手入れされた良い森林を村中につくっていこうと2008年に百年の森林事業を立ち上げました。
村による個人所有の森林を10年間村役場で預かって管理を行う「長期施業管理に関する契約」を軸に、村内の間伐を進め、美しく豊かな森林の創造を目指しています。
2006年に約1200haの村有林のFSC-FM認証を取得。現在では同村のFM認証林は現在2400haを超え、500名を越す山林所有者が参加するグループ認証の森となっています。

● 株式会社西粟倉・森の学校について
人口1,500人の小さな村、岡山県西粟倉村において、地域が主体的に森林等の地域資源の活用と、地域のお客様づくりに取り組むために2009年に設立。翌2010年に間伐材を加工する製造所を立ち上げ、国産材の製造販売、 建築用材、 内装材の製造、 店舗や公共建築物への材料供給、オーダー対応。商品企画・開発、卸販売及び小売り 、原木の販路の開拓など、木材加工流通事業を担っています。
西粟倉村で取得した認証林を活かしていくため2010年にFSC-COC認証を取得しました。