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Microchip社、セキュアなコネクテッド アプリケーションを簡単に作成できるGoogle Cloud向けAVR(R) MCU開発ボードを発表



[NASDAQ: MCHP] - クラウド接続型アプリケーションを作成する際、通信プロトコル、セキュリティ、ハードウェア互換性に要する専門技術を習得するには、従来長い時間と多くの資源が必要でした。これらの課題はしばしば、大規模なソフトウェア フレームワークとリアルタイム オペレーティング システム(RTOS)を使って克服されてきました。しかしこれは、開発期間の長期化、開発工数の増加、開発コストの増加、セキュリティの脆弱化をもたらします。Microchip Technology Inc.(日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、Google Cloudとの幅広いパートナーシップの一環として、コネクテッド デバイスのラピッド プロトタイピングが可能なIoT (Internet of Things)開発ボードを発表しました。このソリューションは高性能AVR(R)マイクロコントローラ(MCU)、CryptoAuthenticationTMセキュア エレメントIC、認証済みWi-Fi(R)ネットワーク コントローラを備え、シンプルかつ効率的に組み込みアプリケーションをネットワークに接続できます。インターネットに接続したらGoogle Cloud IoT Coreでデータを容易に収集、処理、分析し、意思決定を知らせる事ができます。
AVR-IoT WG開発ボードを使う事で、無償のオンライン ポータルサイトから簡単にGoogle Cloud接続を追加できます。接続後はMicrochip社の開発ツール、MPLAB(R) Code Configurator (MCC)、Atmel STARTを使ってクラウド上で開発およびデバッグできます。本ボードは以下を含むスマートデバイス、コネクテッド デバイス、セキュアデバイスを備えており、IoT設計を簡単にクラウドに接続できます。


・各種周辺モジュールを内蔵した高性能AVRマイクロコントローラ: ATmega4808 8ビットMCUは、AVRアーキテクチャの処理能力と使いやすさに加えて、先進のセンシング機能と安定した駆動機構を備えています。本MCUは省電力化に役立つ最新のCIP(コアから独立した周辺モジュール)を備えており、類を見ないリアルタイム センシングおよび制御アプリケーション性能を発揮します。

・Root of Trust(信頼の起点)をハードウェアで保護するセキュア エレメント: デバイスをセキュアに認証する必要がある場合、ATECC608A CryptoAuthenticationTMデバイスは信頼および保護された一意のアイデンティティをそのデバイスに提供できます。ATECC608AデバイスはGoogle Cloud IoT Core上で登録済みで提供するため、ゼロタッチ プロビジョニングですぐに使えます。

・Google CloudへのWi-Fi接続 - ATWINC1510は、MCUを柔軟なSPIインターフェイスで簡単に接続できる、産業グレードの認証済みIEEE 802.11 b/g/n IoTネットワーク コントローラです。本モジュールを使う事で、ネットワーク プロトコル専門知識を習熟する必要がなくなります。


「セキュアなクラウド接続型システムの設計に苦労する必要はありません。弊社の幅広い製品群とGoogle Cloudを組み合わせる事で、開発プロセスを単純にしてIoT設計を短期間で市場に投入する事ができます」とMicrochip社8ビットMCU部門副社長のSteve Drehoblは述べています。「本ボードはMCCとAtmel STARTの両方でサポートされているため、どちらでも好きな方を使って迅速に開発できます。」

Google Cloud IoTコアのインフラストラクチャにデバイスを接続する事の利点には、強力なデータとアナリティクスがあります。これにより、より優れた、よりスマートな製品が設計できます。このインフラストラクチャの一部として、組み込み設計は多数のセンサノードから入力される、刻々と変化する条件を活用および応答できます。
「Microchip社のソリューションを使うと、Google Cloud IoTユーザは、セキュリティを損なわずに迅速かつ大規模にアプリケーションを開発および移行できます」とGoogle Cloud IoTプロダクト マネジメント リーダーのAntony Passemard氏は述べています。「本ボードをGoogle Cloud Platformのネットワーク インフラストラクチャおよびGoogleのIoTサービスと組み合わせる事で、強力な解析機能と独自の機械学習機能を備えたツールとして誰でも簡単に使う事ができます。」

開発ツール
既に発表したように、AVRデバイスは現在MPLAB X統合開発環境(IDE)で試験的にサポートされているため、AVR-IoT開発ボードを使った開発にはMCCとAtmel STARTのどちらも使えます。本ボードは450種類を超えるMikroElektronika ClickボードTMと互換です。これらを使うとセンサとアクチュエータの選択肢を広げる事ができます。本キットを購入してオンライン ポータルサイトにアクセスすると、センサから発信されるデータを可視化できます。
在庫/供給状況
AVR-IoT WG開発ボード(AC164160)は本日より量産出荷を開始します。詳細はMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社ウェブサイトをご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、AVR-IoTポータルまたはMicrochip社直販ポータルをご利用頂くか、Microchip社の正規販売代理店にお問い合わせください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
・ボード画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/42829545550


Microchip社について
Microchip社(NASDAQ:MCHP)は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社のウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社):daphne.yuen@microchip.com

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000182654&id=bodyimage1


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