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集英社クオータリー『kotoba』第32号 6月6日(水)発売!



【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000175052&id=bodyimage1


[集英社クオータリー]コトバ
『kotoba』第32号、6月6日(水)発売!
定価:本体1333円+税
http://kotoba.shueisha.co.jp/

【特集内容】
「日記を読む、日記を書く。」

永井荷風、夏目漱石、南方熊楠、湯川秀樹、かこさとし、植草甚一、
アンネ・フランク、ベートーヴェン、アナイス・ニン……。
市井の人はもちろん、文人、芸術家、政治家まで、多くの人々が様々な日記を残してきました。
本来個人的な日常の記録だったはずの日記は、ときに、筆者の思惑を超えたドラマを生み出します。
そこには本人の意識を超えた思考の流れ、虚構の世界が展開されているかもしれません。
日記には、小説、ノンフィクションにはない表現の可能性が秘められているのです。
日記をめぐる前代未聞の探索を存分にお楽しみください。

【特集構成】
パートI 非常と逸脱の深淵を垣間見る
小沼通二 一九四五年、湯川秀樹の日記
中島岳志 煩悶と革命―大川周明、若き日の日記
春日武彦 病んだ心と大学ノートの日記帳
鹿島 茂 性愛を蒐集する男、自己愛を投影する女

あの日の日記 二・二六事件

パートII 日記に書かれた冒険と異国
服部文祥 遺書代わりの登山日記
宮永 孝 幕末の曲芸団、海を渡る―高野広八日記―
小森陽一 「日記」の中の世界情勢―夏目漱石『倫敦消息』の「回転」と「波瀾」―

あの日の日記 東京オリンピック開幕

パートIII 大いなる日常、ささやかな日常
志村真幸 日記から読み解く熊楠の実像
奥本大三郎 真実を書きすぎた男―『ルナール日記』再訪
井上修一 父・井上靖の戦中日記
志良堂正史 一二〇〇冊分の人生を覗いた男
鈴木万里 戦前絵日記に見る、絵本作家加古里子の素顔
仲俣暁生 永井荷風と植草甚一の日記を読む
平野 昭 自らを鼓舞する楽聖の日記
鈴木貞美 「日記」の彷徨

あの日の日記 ジョン・レノン殺害

パートIV 創作と日記のはざまにある真実
穂村 弘 詩と日記の境界
みうらじゅん わたしが日記を盛る理由
小林エリカ 親愛なるキティーたちへ2018
真田幸治 日記をつくる―小村雪岱と泉鏡花の出会い

スペシャル
柳橋 閑
ジブリ美術館新館長が語るスタジオジブリの横顔

対談
竹内 誠 × 川添善行
歴史家と建築家が考える、東京の「これまで」と「これから」

インタビュー
白井 聡 国体と「失われた三〇年」

連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
松原隆一郎 普遍と特殊
アレックス・カー ニッポン巡礼
高坂はる香 インドはオペラを歌う
井出 明 ダークツーリズムと世界遺産
泉 賢太郎 地層ブラブラ
松本 修 方言分布図でたどる日本の心
浜 矩子 通貨という不思議
井手英策 新自由主義と僕たちの自由
池澤夏樹 理科のレッスン
四方田犬彦 女王の肖像
久世番子 文豪カフェーめぐり

kotoba倶楽部
著者インタビュー 新井紀子 『Ai vs. 教科書が読めない子どもたち』
大村次郷 悠久のコトバ
山口 進 人は何を食べてきたか
町山智浩 映画の台詞

【発売日】
6月6日(季刊・3月、6月、9月、12月の各6日発売・土曜の場合は5日)

[問い合わせ]集英社 広報部 03-3230-6314





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