VIA、オートモーティブ、エンタープライズIoTおよびスマートシティ向けエッジAIシステムラインを発表

次世代エッジAIデバイスでネイティブな深層学習推論アプリケーションを高速化する
世界最速のニューラルネットワーク推論エンジンの開発


2017年6月1日 台湾・新北市 - VIA Technologies, Inc.は、現地時間の5月31日、オートモーティブ、エンタープライズIoTおよびスマートシティ向けの高性能エッジAIシステムファミリーをVIA本社において披露するとともに、360°のサラウンドビューおよびADAS（Advanced Driver Assistance System：先進運転支援システム）技術プラットフォームを発表いたしました。これらのプラットフォームは、世界の市場における画期的な実世界アプリケーションの開発と展開を加速していきます。

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「クラウドとの接続に頼ることなく、周囲の環境をリアルタイムで見たり、聞いたり、理解したり、対応することができるエッジAIシステムは、イノベーションを促進し、さまざまな産業において魅力的な新しい顧客サービスや経験をもたらします」と、VIA Embedded事業部を統括するエパン・ウー（ゼネラルマネージャ）は述べています。「VIAエッジAIシステムは、スケーラブルで高性能なデザインにより、私たちが住んでいる世界を変革するための無限の可能性のある人工知能を実現します」

VIAエッジAIシステムは、Qualcomm（R） SnapdragonTM 820EエンベデッドプラットフォームやNVIDIA Jetson TX2モジュールなど、最高のSoCプラットフォームを採用し、ターゲットとなるAIアプリケーションのシナリオに最適なコンピューティング、グラフィックス、および接続性を提供します。 VIAスマート顔認証、VIA Mobile 360 ADAS、VIA Mobile360サラウンドビュー・コンピュータビジョンテクノロジーなどのプラットフォームを統合することで、以下のようなインテリジェントなビデオAIアプリケーションやシステムの機能とパフォーマンスをさらに最適化することができます。

・ 感情、年齢、性別の検出、セキュリティ、監視、顧客関与アプリケーションのための人数のカウントと追跡
・ ドライバーの行動を追跡し、道路状況の認識を高めるために、最大6つの個々のHDカメラストリームのリアルタイム360°車内監視と録画
・ 車の安全性向上のための車線逸脱警告、前方衝突警告、盲点検出、歩行者検出、車両検出、速度制限検出、後端衝突回避

次世代のエッジAIサーバー、システムおよびデバイスにネイティブなディープニューラルネットワーク処理機能を統合するため、VIAは世界で最速のニューラルネットワーク推論エンジンの開発を開始しました。この高性能エンジンは、Googleの8bit TensorFlow Liteと互換性のある8bitおよび16bit量子化整数推論のサポートに加えて、16MB SRAM内部メモリ、16TB/sの内部帯域幅、16TOP/s以上の性能を実現し、実際のAIアプリケーションの最適化を加速します。

「VIAニューラルネットワーク推論エンジンは、画像認識、音声認識、自然言語処理などの深層学習推論アプリケーションを高速化するもっとも強力なソリューションを提供することを約束します。また、比類のないパフォーマンスで、エッジAIデバイスの新世代が登場し、私たちが住んでいる世界を変える新しい革新的なアプリケーションやサービスがもたらされます」とエパン・ウーは結論づけています。

このリリースに関連する画像については、https://www.viagallery.com/ をご覧ください。

VIA Technologies, Inc.について
VIA Technologies, Inc.は、高度に統合された組み込み用プラットホームと、ビデオウォールやデジタル看板からヘルスケアや企業オートメーションまでにわたるM2M、IoT、そしてスマートシティアプリケーションの開発において国際的に主導的な役割を果たしています。本社を台湾・台北におき、VIAの国際的なネットワークはアメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアのハイテクセンターを結び、顧客層は世界中の最先端のハイテク、通信、家電にまでわたっています。詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.viatech.com/

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