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大盛況で終了!三重県内唯一の盲学校で、職域拡大に向けた障がい児へのマッサージ研修会



障がい児への代替医療の普及・啓蒙活動を行なう日本小児障がいマッサージ普及協会(本部:愛知県名古屋市 会長:青山かほる)は、盲生学級の開設より108年、三重県で唯一の盲学校である三重県立盲学校(津市高茶屋)にて、1月26日(金)に行われた、同校の職員及び生徒を対象とした障がい児への医療マッサージの研修会の開催報告を発表します。(発表日:2018年2月1日)

 江戸時代以降の日本では、視覚障がい者の多くが鍼灸マッサージ業に従事してきました。平成18年の厚生労働省「身体障害児・者実体調査」によれば、就業している視覚障がい者のうち約3割にあたる24,000人が鍼灸マッサージ業に就労しています。ところが近年、リラクゼーションや整体といった無資格者の増加などによって、それでは生計を立てるのが困難な状況になっています。

 こうした現状をもとに、三重県立盲学校では生徒たちへの新しい職域の提供として、まだ国内ではほとんど施術者がいない、脳性麻痺などによる肢体不自由児への医療マッサージに着目。その先駆者である日本小児障がいマッサージ普及協会の会長 青山から直接知識や技術を学ぶため、今回の研修会開催となりました。


 当日は、高等部1年生を含む保健理療科・専攻科生徒10名に加え、職員も8名が参加しました。講師の青山からは、鍼灸マッサージ師だからこそできる障がい児医療があることや、医療事故に対する注意点などについての講義があり、参加者たちは熱心に耳を傾けました。

 後半の実技講習では、低緊張(弛緩性麻痺)の子どもの筋肉に張りや緊張を作り出す独自のGLITTER式マッサージ(R)の指導が行われました。通常「マッサージ」と言うと、筋肉のコリや緊張を緩めるものだとイメージしがちですが、GLITTER式(R)は一般的な施術とは異なり、皮膚感覚や固有感覚への特殊な刺激法によって、こうした張りや緊張を作り出すことも可能なのです。

 参加した学生からは「自分たちと同じようにハンディキャップのある子どもへの施術を学び、将来への考え方が変わった!」と言った声や、職員からは「ハンディキャップのある子どもへのアプローチをもっと勉強したい!」「鍼灸マッサージ師の資格は持っていないが、そんな自分でも学べますか?」といった声や質問などがあがり、大盛況の中、研修会は終了となりました。


 日本小児障がいマッサージ普及協会では、一人でも多くの障がい児に医療マッサージという新しい選択肢を提供するため、同時に視覚障がいを持つ鍼灸マッサージ師へ、障がい児への施術という新しい活躍の場を知ってもらうため、この度リリースをさせていただきました。


【開催概要】
テーマ : 「小児障がいマッサージの概要と初歩的な施術の実際」
日時 : 2018年1月26日(金)13:30~15:30
会場 : 三重県立盲学校(三重県津市高茶屋4丁目39-1)
定員 : 保健理療科・専攻科生徒 10名 (教職員 約8名)
主催 : 三重県立盲学校 保健理療科 http://www.mie-c.ed.jp/sbmie/
日本小児障がいマッサージ普及協会 https://www.child-massage.org/

【講師:青山かほる について】
日本小児障がいマッサージ普及協会 会長。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師。2010年に名古屋で初めて小児障がい専門の訪問マッサージ事業を開始。2014年に本協会を設立し、翌年より中和医療専門学校の非常勤講師としても活動。業界の専門誌「医道の日本 (2015年10月号)」では「障がい児医療」の巻頭企画で8ページに渡って掲載される。

【団体概要】
団体名:日本小児障がいマッサージ普及協会
運営会社:株式会社GLITTER
代表者:会長 青山 かほる
所在地:愛知県名古屋市名東区陸前町3308-2
TEL:052-753-6435
FAX:052-753-6435
URL:https://www.child-massage.org/
事業内容:障がい児向けの代替医療の普及・啓蒙





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