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2016年10月8日(土)「マキシマム」 ~楽器と電子音響の極限の出逢い~ スリーシェルズ所属の磯部英彬プロデュース開催



スリーシェルズ所属の磯部英彬プロデュースによる
「マキシマム~楽器と電子音響の極限の出逢い~」
が2016年10月8日に永福町のソノリウムで開催される。

楽器と電子音響の融合をテーマにしてプレイヤーに大石将紀(サックス)、山田岳(ギター/ エレクトリックベース)を迎え空間を自由に駆け巡る音音音。アコースティックに重なる電子音響。
山本和智、川上統、この二人の著名な作曲家の新作では空間が裂けてしまう程の立体的圧迫感の音の感触に目が覚める。
(磯部英彬)

マキシマム ~楽器と電子音響の極限の出逢い~

日時 2016年10月8日(土曜)
時間 18:00 開演 (17:30開場)
会場 ソノリウム http://www.sonorium.jp/


大石将紀(サックス) x 電子音響
山田岳(ギター/ エレクトリックベース) x 電子音響

曲目ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

横山真男
プリペアドギターとテープのための
「大都市のためのノクターン」

山本和智
アルトサクソフォンとテープのための「調布のバラック」

川上統
アルトサクソフォンとエレクトリックベースのための「骨貝」

磯部英彬
ギターとテープのための「櫛形山」

近江典彦
サクソフォンとテープのための「MIDNIGHT TOKYO CRUISING」

チケット
一般3,000円(当日500円増し)
学割2,000円(当日500円増し)
http://www.3s-cd.net/2016/09/20/maximum/

問い合わせ
http://musica.tokyo
info@musica.tokyo

プロフイール

山本和智 KazutomoYAMAMOTO
1975年山口県生まれ。独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範に亘り、作品は東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等の演奏団体・演奏家らによって日本をはじめカナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、アメリカ、マレーシア、ロシアなど広く演奏されている。2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2007年AIC/MostlyModern国際作曲コンクール第1位(アイルランド)、2009年度武満徹作曲賞第2位(審査員:ヘルムート・ラッヘンマン)、2010年第5回JFC作曲賞(審査員:近藤譲)、2011年、第6回ユルゲンソン国際作曲賞第2位(ロシア)、TOKYOEXPERIMENTALFESTIVAL―SOUND,ART&PERFORMANCEvol.7において一柳慧、山下洋輔の推挙により奨励賞受賞など作品は国内外問わず高く評価されている。和光大学表現学部総合文化学科非常勤講師。

川上統 Osamu KAWAMAMI
1979年生まれ、神奈川県出身。東京音楽大学、同大学院を修了。これまでに、湯浅譲二、池辺晋一郎、細川俊夫、久田典子、山本裕之の各氏のもとで作曲を学んだ。
フルートとクラリネットのための《TILT》で第20回現音新人賞を受賞(2003)。アンサンブル「本歌取りプロジェクト」による《ガトリングヨハン》の演奏が、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「ハルモニア杯」審査員特別賞を受賞(2009)。作品はこれまでに、武生国際音楽祭(2009/2012)、仏・ロワイヨモン作曲セミナー(2010)、HIROSHIMA HAPPY NEW EAR X(2011)、韓・大邱国際現代音楽祭(2014)等で紹介されているほか、宮田まゆみ、鈴木俊哉、西川竜太、ヴォクスマーナ、中川賢一、中川俊郎、松平敬、大井浩明、甲斐史子、大須賀かおり、亀井庸州、多井智紀、藤元高輝、Nicolas Horvathなど、多くの同時代の演奏家によって室内楽作品、独奏作品、合唱作品を中心に演奏されている。近作に、バリトン、ヴァイオリン、打楽器、ピアノのための《組曲「鼻行類について」》(2014)や、左手のピアノのための《アイリス》(2014)など。
生物全般に深い関心を寄せ、作品の多くが題名に生物の名前を取る。代表作の1つである、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための《組曲「甲殻」》に聴くことのできる調性・旋法的な瑞々しい響き、そして《組曲「木星の眷属」》や《グリズリー》に現れる攻撃的音響の両方を、川上の作風として挙げることができる。多くの作品が、クラシックや現代音楽の枠に囚われないリズムの躍動に貫かれていることも特徴。
現在「Ensemble Contemporary α」、「本歌取りプロジェクト」、「Tokyo Ensemnable Factory」各メンバー。自身でチェロやピアノを用いた即興演奏を行い、現代音楽のみならず、様々な音楽やダンス等の他芸術とのコラボレーションも多い。

磯部英彬 Hideaki ISOBE
作曲家。メディアアーティスト。東京音楽大学非常勤講師。
1982年山梨県出身。作曲及び音響技術、コンピューター音楽を土屋雄氏に師事。コンピュータを中心とした作曲活動のほか様々な他の作曲家の電子作品のオペレーターを担当する。オペラ「RAMPO2011」(土屋雄ほか作曲)や、和光大学特殊音楽祭、2016年にAura-Jの演奏で渋谷で初演された山本和智の打楽器協奏曲、スリーシェルズの「黛敏郎個展」など幾多の公演で音響技術を務めた。
スリーシェルズ所属。

近江典彦 Norihiko Oumi
作曲家。東京音楽大学及び同大学院を卒業。作曲を池辺晋一郎、糀場富美子、西村朗、藤原豊の各氏に指示。在学中に東京音楽大学学長賞受賞。
2006年武生作曲賞入選、2010年名古屋文化振興賞受賞。
東京音楽大学研究員及びTokyo Ensemnable Factory代表。

横山真男 Masao YOKOYAMA
1973年広島生まれ(その後東京、現埼玉)
4歳よりヴァイオリン、10歳よりチェロを始める。早稲田大学理工学部&同大学院を修了。早稲田大学交響楽団に所属。
ヤマハ・ポピュラー・ミュージックの講師の資格を得て室内楽を中心に音楽活動を始め、文京楽器にて楽器製作を学びクレモナに渡伊。ほか大手メーカーやIT企業などを転々とし、2009年東洋大学にて博士(工学)を取得。
現在、明星大学情報学部准教授として音楽情報・楽器音響等の研究に従事し、また編曲家、阿佐ヶ谷アイネビッテ音楽教室チェロ講師、弦楽合奏団ソーヴェニール・デラ・ムジカ代表&チェロ奏者、NPO地域再生サポートセンター代表理事。
http://yokoyama-music-research.jimdo.com/

山田岳 Gaku YAMADA
これまでにギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄、O.ギリア、E.カソリ、D.ゲーリッツの各氏に、 古楽演奏解釈をM.ロナルディに師事。
2006年 第38回ガルニャーノ国際ギターコンクール(イタリア)第2位(1位なし)。
2006年 第1回ベルリン国際ギターコンクール(ドイツ)第3位。
2010年 第41回クラシカルギターコンクール(東京)優勝。
また、2010年第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」(日本現代音楽協会・朝日新聞社主催)において、ギタリストとして初の優勝を果たし、併せて第20回朝日現代音楽賞を受賞。
ソロ・ギタリストとしてのリサイタル活動のほか、室内楽や即興演奏など多方面においてヨーロッパ、日本各地で活動を展開する。
特に現代音楽をその活動の中心としており、久保摩耶子、M.ピザティ、G.マンカ、V.ハイン、U.マムロックなど国内外の多くの新しい作曲家たちと交友し、それらの作品を演奏してきた。
とりわけ久保摩耶子作曲「イザナミの涙」「イザナギの叫び」の初演・録音は好評を博し、ベルリン文化放送などのメディアにも取り上げられた。エリザベト音楽大学卒業。およびドイツ国立ベルリン音楽大学卒業、音楽家ディプロムを取得。

大石将紀 Masanori Oishi
1977年石川県金沢生まれ、千葉県松戸市出身。
1999年東京芸術大学卒業。同年 東京芸術大学大学院修士課程入学。
在学中に平野公崇氏のアルバム「ミレニアム」、「清水靖晃&サクソフォネッツ」に参加。
2001年東京芸術大学大学院修士課程修了。同年9月渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。02年から04年まで文化庁派遣芸術家海外研修員として研鑽を積む。在学中はフランス国内のコンクールで入賞(U.F.A.M国際コンクールソロ部門名誉首席一等賞、室内楽部門首席一等賞、レオポルトベランコンクール一等賞、アヴァンセーヌコンクール入賞)。04年アムステルダム音楽院に短期留学。05年2月文化庁主催、「明日を担う音楽家による特別演奏会」に出演、東京シティーフィル管弦楽団と共演。F.シュミットの「伝説 Op.52」を演奏し好評を博す。同年6 月にパリ国立高等音楽院サクソフォン科、室内楽科を、06年には即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業。さらに05年よりパリ国立高等音楽院第3課程室内楽科(サクソフォン四重奏)に進み07年6月に修了。
これまでに安田生命クオリティオブライフ文化財団、メイヤー財団、エラスムス財団、ソシエテジェネラル財団から助成を受ける。
在仏中はソリストとして、またサクソフォン四重奏「OSMOSE」のメンバーとしてクラシックはもとより、現代音楽、また若手作曲家の作品発表を精力的に行っており、これまでにウンドル国際音楽祭(イギリス)、ダヴォス国際音楽祭(スイス)、ヴァル・ド・オルネー音楽祭(フランス)などの音楽祭への出演、フランス、オランダ、イギリス、などのヨーロッパ諸国を始め、ナイジェリア、ニジェール、中国等で演奏活動をしている。
即興演奏はパリ音楽院在学中から活動を初め、パリのポンピドゥーセンター、ルーブル美術館を始め様々なプロジェクトに参加している。また舞踏家、保坂一平とは共演を重ね、J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」の演奏、また電子音響を使った即興演奏で参加している保坂の初のソロ作品「蛹化の女」(むしのおんな)はパリでの2回の公演共に高い評価を受け、2008年11月ドイツ舞踏会の巨匠、ピナ・バウシュのフェスティバル「Tanzfest2008」に招待された。
2007年1月にはトーキョーワンダーサイトにてオールゲンダイオンガクプログラムのリサイタルを開催。
2008年3月に日本に拠点を戻し、東京オペラシティ財団主催「B→C100」に出演。朝日新聞紙面上に白石美雪氏の批評が掲載され高く評価された。
2009年エレクトロニクス作品、映像、パフォーマンスを取り入れたリサイタル「OSMOSE SAXOPHONE」を開催。2009年5月にはP=Y・アルトー率いるフランス・フルートオーケストラにソリストとして招待される一方、サントリー「ザ・プレミアムモルツ」のCM「広がる感動体験篇」、Nissan zero emission の The Planet zero のレコーディングに参加するなど、幅広く活動している。
教育の分野では2010年、2011年度(財)地域創造登録アーティストとして「現代音楽は音を遊ぶこと」をテーマに全国の学校、公共ホールでコンサート、ワークショップを展開。
2009年から2011年まで「THE SAX」誌において「つかえる!現代音楽奏法教えます」を連載。2011年度バンドジャーナルワンポイントレッスンを連載。2007年4月より東邦音楽大学、同大学院非常勤講師、2012年より洗足学園音楽大学非常勤講師、2015年より東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
サクソフォンをC.ドゥラングル、須川展也、平野公崇、彦坂眞一郎、冨岡和男、A.ボーンカンプの各氏に、室内楽をL.ハダディー、中村圴一の各氏、また即興演奏をA.サブレ、A.マルケアスの各氏に師事。
http://www.m-oishi.com/


■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。

株式会社スリーシェルズ
〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-7-6-604
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西






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