日本美容外科学会、「美容医療安全対策委員会」を発足

日本美容外科学会（JAPAN SOCIETY OF AESTHETIC SURGERY、理事長：梅澤文彦十仁病院院長、会員数：983名）は、美容医療を受けた患者様のご相談に適切に対応し、「安心安全な美容外科医療の提供」を徹底するため、「美容医療安全対策委員会」を立ち上げ、2016年1 月1日より活動を開始いたします。

本委員会は、医療安全対策担当の医師や外部の学識経験者、弁護士などのメンバー6～12名（スタート時6名）で構成。従来通り学会員に向けた学問的な医療安全教育・研修・啓蒙活動を実施するほか、学会ホームページに設置した「美容外科110 番」や事務局宛てに寄せられた相談・報告の全てについて、学会理事の担当医師が直接回答するという従来の方式を改め、当該医療機関の事情聴取、検証を実施します。

こうした検証・審査と委員会及び理事会の議決を経て、クーリングオフの実施勧告や、当該医療機関への厳重注意、警告、会員資格停止、専門医剥奪、除名などの処分を科すことになります。法的、行政的対応を加えることで、委員会活動をより踏み込んだ効果的な内容としていきます。

また得られた活動成果はその都度全会員に周知し、再発防止を徹底していくと共に消費者庁や厚生労働省等とも連携をとりながら厳正な運用、対応を取っていく方針です。日本美容外科学会は、今後も患者様がより一層安心安全に美容医療を受けられる環境の構築を目指し、更なる美容医療の発展に努めてまいります。

日本美容外科学会ＨＰ ：
http://www.jsas.or.jp/

美容外科110番 ：
http://www.jsas.or.jp/contents/trouble.html

◇日本美容外科学会（JAPAN SOCIETY OF AESTHETIC SURGERY）とは：
美容外科の発展と国民の福祉に貢献することを目的に1966年2月に設立。美容外科に　関する研究並びに科学的知識および技術の普及発達と、美容外科の学術上の地位の確立を図り、併せて会員相互の向上・発展を求めることを目的に結成された学会です。日本の医師免許を持ち、会員の推薦を受けた有志医師により会員が構成されています。会員数は983名（2015年12月1日現在）。日本の医師免許を持ち、会員の推薦を受けた有志医師により構成されています。患者様の声を直接吸い上げるため、2013年4月に「美容外科110番」を開設。

＜お問い合わせ先＞
日本美容外科学会事務局
tel：[phone]