2015年11月27日ミュンヘン発。テュフズードとウェアラブルテクノロジーズグループ株式会社（WT AG）は、スマートウォッチと活動量計の試験のためのプログラムを開発しました。この新しいテュフズード認証マークが付いた製品は、関連するすべての品質基準の試験を受けています。製品は、機械的、技術的、化学的安全性と、規定の実証済み基準に従う一定の使用性を試験した後に、認証マークが付与されます。
テュフズードプロダクトサービスは、手の動きが歩数として数えられていないか確認するため、フィットネストラッカーの感度の機能を試験します。「耐干渉性」に関する試験では、高圧線、牧草地の柵、他の心拍数モニターや電子機器が測定を干渉していないか確認します。さらに、GPSの精度、フィットネストラッカーの固定システムや留め具の他、衝撃、傷、落下への耐性を測る試験も行います。こうした製品の試験に加えて、生産工場の検査や監視も行います。
とりわけ重要な個人の安全
「ウェアラブル技術の市場は急成長を遂げています。消費者はデバイスを24時間着用するため、個人の安全に関する課題はとりわけ重要です。新しいテュフズードのマークは、消費者に指針を提供するために設計されました。私たちは消費者だけでなくメーカーのためにも、安全性と信頼性を改善します」。テュフズードプロダクトサービスの電気・電子（ENE）国際部マネージャー、アスリ・ソルマズ・カイザーはこのように説明します。
個人使用のフィットネストラッカー向け認証マーク
手首に着用するフィットネストラッカーが規定の基準に基づき試験に合格すると、テュフズードの認証マークによってそのことが証明されます。ただしこの認証マークは、プロフェッショナルな使用を目的としない、手首着用のウェアラブル製品のみに発行されるものです。医学や治療を目的とする製品やそれらに関連するアプリは、試験の対象ではありません。規定の基準は、EN60950-1:/A2、試験モジュールID55177、EN60529、EN60065など、数多くの試験基準に基づいて開発されました。
WT市場向けのさらなるサービス
上記に加えテュフズードは、ウェアラブル製品のバッテリー寿命、無線接続技術、比吸収率（SAR）など、ウェアラブル技術に関するその他試験も提供しています。ISO25051やISO9241、および様々な国内外の試験・認証プログラムに従って、生体適合性の評価やモバイルアプリの試験も行います。国内および海外の承認プロセスでは、企業をサポートし、欧州R&TTEやEMC指令に従ってCEマークや適合証明のための製品試験を行います。連邦通信協会（FCC）から無線や通信機器の許諾を得る際のサポートも行っています。
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http://www.tuv-sud.com/activity/testing/wearable-technology-wearable-device-testing-and-certification.
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