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中学受験を目指すお子さんを持つご家庭にアンケート!時間をどのように使っていますか??



株式会社スーパーウェブの運営する中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方(http://www.e-juken.jp/)では、中学受験を目指すご家庭のお父さんお母さん304名を対象にしたアンケートを実施し、その結果を公開しました。アンケート結果は会員ページ(http://www.e-juken.jp/menu/question09.html)で公開中です。



今回実施したアンケートの質問項目は、
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(1)お子さんの学年を教えてください。
(2)お通いの塾はどこですか?
(3)平日の起床時刻はだいたい何時ですか?
(4)家庭での学習時間を教えてください。(塾のない日)
(5)家庭での学習時間を教えてください。(塾のある日)
(6)塾にいる時間を教えてください。(平日・平均)
(7)塾にいる時間を教えてください。(土日・平均)
(8)テスト直しにかけている時間を教えてください。(週当たり)
(9)朝学習の時間を教えてください。
(10)時間に関して不安や疑問を感じていることがあれば教えてください。(すべてお答えください)
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となっており、全てのアンケート内容に関して中学受験情報局、「かしこい塾の使い方」で主任相談員として活躍している中学受験の専門家3名の解説も同時に公開しました。
本リリースではその一部をご紹介します。


(1)お子さんの学年を教えてください。
(2)お通いの塾はどこですか?
(3)平日の起床時刻はだいたい何時ですか?



今回の回答では、全体の7割強を5年生、6年生が占めていますから、塾に通うお子さんのいるご家庭からの回答も多かったと思われます。そのため、6時30分~7時30分に起床するという回答が全体の6割弱となり、平成12年12月に内閣府が公表した「低年齢少年の価値観などに関する調査」による、小学生の起床時刻は6時30分までが46.2%、6時30分~7時30分が53.6%という統計と比べ、やや遅いという傾向になったと考えられます。
夜が遅くなりがちな高学年の受験生はサラリーマンやOL同様、「朝は10分でも長く寝たい」ということかもしれません。
(主任相談員 前田 昌宏)
(4)家庭での学習時間を教えてください。(塾のない日)
東京都世田谷区のある小学校の場合、6限目の終了が15時20分、最終下校が15時50分となっています。総務省の「平成23年社会生活基本調査 生活時間に関する結果」(平成24年9月26日発表)によれば、小学生の平日の平均通学時間は22.5分となっていますから、16時30分には帰宅していることになります。
同調査によれば睡眠時間の平均は8時間20分ですから、起床時間から逆算して、就寝時刻は22時~23時です。ということは塾のない日の「自由になる時間」はおよそ6時間です。食事や入浴、小休止などで、1~2時間はかかるでしょうから、残り時間は4時間です。「塾のない日の学習時間は2時間以上4時間未満」という回答が半数近くありましたから、受験生ともなれば帰宅後、友達と遊ぶ時間など「自由時間」が短かったり、全くなかったりということもあるとわかります。
(主任相談員 前田 昌宏)

(5)家庭での学習時間を教えてください。(塾のある日)
6年生の場合、SAPIXは17時~21時、日能研は16時50分~20時45分、浜学園は17時05分~21時05分に授業があります。(※校舎、教室、曜日によって異なることがあります。)通塾時間が30分であれば、帰宅時刻は21時30分、食事や入浴をすれば22時をまわるでしょう。
「塾がある日の学習時間は2時間未満」という回答が全体の4分の3を占めていますが、6年生は2時間の家庭学習をすると24時をまわることも考えられます。
5年生の場合、帰宅時間が6年生より1時間ほどはやい塾もありますがそれでも23時就寝というのは、育ち盛りのお子さんにはギリギリの感じがします。
「下校後(あるいは塾からの帰宅後)に何をするか」という事前の段取りを行い、1日をテンポ良く回すことが必要かもしれません。
(主任相談員 前田 昌宏)
(6)塾にいる時間を教えてください。(平日・平均)
回答者のご家庭の29%のお子さんが1年生~4年生ということを考えると、塾にいる時間が2時間未満、あるいは2時間以上3時間未満のご家庭が、ほぼ低学年層と考えられそうです。
もっとも多かったのが3時間以上4時間未満という回答で、1日に2科目学習するスタイルでしょうか。回答者の7割のご家庭が5・6年生でしたが、やはり高学年になると塾での滞在時間が長くなっていることがわかります。
(主任相談員 辻 義夫)

(7)塾にいる時間を教えてください。(土日・平均)
やはり平日とくらべると塾の滞在時間は長くなっています。「通っていない」を除くと、もっとも多い回答が「4時間以上」、これは特別講座や複数科目の授業、テストなどが行われていると推測されます。
(2)の質問で「その他」を除いてもっとも回答が多かった日能研ではカリキュラムテスト、次いで多かったSAPIXの6年生では「土特」と呼ばれる特訓授業があること、日曜日には公開テストなどがあることなども関係があるようです。
6年生の後期はほとんどの塾で日曜日に志望校別の特訓が長時間行われますので、後期には「4時間以上」の割合が更に増えると考えられます。
(主任相談に 辻 義夫)


(8)テスト直しにかけている時間を教えてください。(週当たり)

ほとんどの進学塾で、毎回の授業で復習テスト、月一回の公開テスト、四谷大塚系では週例テストが行われていることを考えると、週あたりのテスト直し時間が1時間未満という回答が最も多いというのは、以外です。
(10)の回答で「宿題にかかる時間が長い」「睡眠時間が短い」という回答が多かったことを考えると、塾の課題に追われてテスト直しにかける時間がじゅうぶんにとれていないというご家庭が多いという事実が浮かび上がってきます。
テストで自分の弱点をあぶり出し、それを復習することで力をつけるという、テストの「役割」がうまく機能していないご家庭が多いということかしれません。
(主任相談に 辻 義夫)


(9)朝学習の時間を教えてください。
学校に行く前の朝学習ですが、63%の方が取り組んでいらっしゃるようです。10分未満という回答が16%、10分以上20分未満が19%。朝学習を行っている方の56%が20分未満の学習という結果でした。かけている時間数から考えて、メニューは計算練習と漢字学習だと想像されます。
朝学習に充てられる時間は、起床時間と登校時間との兼ね合い、お子さんの寝起きが良いかどうかできましますが、少しの時間であっても朝に学習させておきたいという意思を感じます。一日のリズムや週間を作りたい、頭を活性化させたい、テスト前の集中アップを練習しておきたいなど、理由はいろいろでしょう。
一方、30分以上という回答も16%あります。朝学習を行っている方の4人に1人は、より本格的に学習しているようです。起床時間を早めるなど時間の確保に努めている様子が伺えますね。
朝方生活を週間づけること、新鮮な気持ちで勉強に臨むこと、前日学習を復習して記憶の定着を図ること、入試の開始時刻に頭のウォーミングアップをあえておくことなど、朝に学習する効用は様々ですが、寝不足のまま形だけの学習になっては効果も半減です。朝に十分な時間を確保するには、その分だけ就寝時刻を前倒しできるよう、一日の生活リズム全体から考えるようにしたいですね。
(主任相談員 小川 大介)
(10)時間に関して不安や疑問を感じていることがあれば教えてください。(すべてお答えください)

■その他

《塾》

 塾の復習とテスト直しに追われている。 
 塾の終わる時間が遅い。 
 塾授業のスピードが速く、ついていけない事があり、特に難しい単元に当たると時間が足りなくなり、週テストの結果が悪くな  り、モ チベーションが下がってしまう。

《テスト》
 
 他塾の公開テストも積極的に受けるべきか?
 カリキュラムテスト等に合わせて理解するための時間が十分作れない
 テスト直しにかける時間が短い
 6年生になってから、テスト復習にあてる時間のやりくりが難しくなってきています。
 大事なのはわかっていても、テスト直しの時間をなかなかとれない。

《宿題》

 宿題を機械的にこなす
 きっちり宿題をしていないので短い
 宿題の漢字練習に時間がかかりすぎる。
 宿題にとりかかるまでの時間が長い
 取りかかりが遅い。自分で決めた時間に動けない。
 
《学習》

 教科ごとの時間配分がこれでいいのか不安
 やっている量が少ないので心配
 勉強の仕方があっているのかよくわからない
 勉強時間の計画を立てても計画倒れになることが多い
 勉強時間が少ないのかどうかわからない
 自宅学習のみで勉強時間が2時間半は少ない気がして不安
 宿題以外の1日の勉強時間(学年×10分)+10分で良いのか
 学校から帰っての勉強時間が少ない
 自宅学習の時間が短いような気がする
 問題を解くのに時間が掛かり過ぎる。色々が遅い。
 時間がたくさんあったらあったでやる事がたくさんあり、どこまでやれば効率が良いのかわかりません。
 時間に余裕がないため、やりたい復習(弱点強化)ができないこと
 家庭学習の時間が思うように確保できない。
 学校と塾の宿題でいっぱいいっぱいで苦手克服などの時間を作れない
 集中力がない
 集中力が持続しない
 机の前でだらだら勉強する時間が長い
 学習への取り組み方にムラがある。
 間違い直しに かける時間が短い
 かけただけの時間集中できているか
 覚える定着する時間にとても時間がかかる
 学習に取りかかるまでの時間が長い
 とりかかるまで長く、、、やり始めたら気が散る。
 家庭学習に取り掛かるまでの時間が長すぎる。3時間かけて始めたかと思うと30分ですぐやめてしまう。
 学習のスタートに時間がかかる。一旦開始すれば、集中して取り組めるのですが。  

《生活》

 すきま時間を有効に使えない。
 朝の時間を有効に活用できない。
 時間の使い方を 少しずつ自覚してほしい。
 上手に時間を使えない。
 子どもの時間の使い方にメリハリがないようなのが心配になります
 最低限の事だけしかせず、ダラダラ時間を過ごす。
 時間の使い方が悪く、全てにおいてダラダラしてしまっている
 時間を惜しんで勉強するという感覚になるのはいつ頃からだろう、と思って子供を見ております。
 集中して短時間に終わらせられないかどうか疑問
 時間を今一つ有効に使いきれていない気がする
 動作、行動がおそい
 何事にも時間がかかる。要領が悪い。
 学童に行っているので家にいる時間が少ない
 他の習い事をする時間がない
 学習に対してじっくり取り組ませたり、塾に行かせたいが、他の習い事で時間調整が難しい 平日に読書や遊び等本人のやり  たいことをする時間がない
 ゲームの時間が長い
 朝に準備をしたら、ゲームをすること
 テレビを見る時間が長い
 食事や入浴時間が長い
 読書に時間がとられてしまっている

《学校》

 小学校の授業が無駄。土曜日の授業をやめてほしい。時間が足りない。
 学校の宿題が多いため時間がかかり 、塾の勉強に十分な時間が取れない。
 學校の宿題が時間がかかるものが多い。調べ学習など
 学校の宿題が時間かかるものが多い
 学校の宿題をきちんとやる時間がないまま塾に行くことに疑問を感じてしまう。算数が苦手で算数に時間をかけ過ぎてしまって いる。

《その他》

 常に時間がないという状態です。
 塾の宿題やテスト直しで終ってしまい、他の弱点を補強する時間などもないことが気になります。日曜日もテストなどで大変で す。
 習いすぎなのにやめようとしない
 通塾しないと決めても、受検に関する情報が少なくて不安
 算数の問題を解く際、理解不足により作図が上手く書けない状況である。


時間に関しての悩みは、「宿題にかかる時間が長いこと」、「睡眠時間が短いこと」の2つで全体の悩みの51%、3番目の「塾に行っている時間が長い」を加えると61%を占めています。この結果から見えてくる親御さんの気持ちは、学習を効率よく進めることと健康的な生活リズムを両立させることにありそうです。さらに、「塾に行っている時間が長い」という疑問や不安には、家庭での学習を充実させたい、子供の理解と定着を確認したい、勉強漬けの一日にはさせたくないという思いが感じられます。塾での拘束時間の長さの割に学習成果が上がってこないという、焦りやいらだちもありそうです。
個々の悩みに目を向けると、「宿題を機械的にこなす」「だらだら過ごす」「科目間の時間バランスがこれでいいのか不安」「要領がわるい」「勉強にとりかかるまでの時間が長い」といったコメントが並んでいます。
親が子供に望むことは、「メリハリのついた生活態度で、限られた時間の中で集中して効率的に学習成果を上げ、様々なことに取り組んでほしい」ということなのでしょう。
そうだとすれば、時間に関しての悩みとは、生活の中での優先順位づけと、子供の意欲と集中力に関することにつながっているといえます。
時間について気になることがある時は、時間数ばかりを気にするのではなく、より本質的な課題に目を向けて解決していきたいですね。
(主任相談員 小川 大介)


株式会社スーパーウェブでは、このようなアンケートを今後も定期的に行い情報公開を行う予定です。
【お問い合わせ先】
株式 会社スーパーウェブ PR事業部 担当:西田/藤田
Tel:03-5843-4533  Fax:03-6850-6916 Mail:pr@venusbroadcast.com










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