Bluetooth SIG、Bluetooth（R） Smart Starter Kitを提供開始

～Bluetooth製品開発と「あらゆるモノのインターネット」の実現に必要なすべての情報を網羅した開発者向けトレーニングキット～

米国ワシントン州カークランド発- 2014年5月20日 -Bluetooth Special Interest Group （本部：米国ワシントン州カークランド、以下Bluetooth SIG）は、体験型ラボ、サンプルソースコード、開発者向けトレーニングビデオで構成される、包括的なトレーニングパッケージ「Bluetooth Smart Starter Kit」を提供開始しました。Bluetooth Smart技術は、毎日何百万もの新しいデバイスに統合され日々使われているモノに接続性を加え、生活に快適と効率をもたらす「モノのインターネット」普及への起爆剤となっています。この開発者向けトレーニングキットで、自社のデバイスや関連アプリケーションにワイヤレス接続性を加える方法を簡単に理解でき、ますます人気が高まるBluetooth Smartをすぐに活用することができます。


Bluetooth Smart Starter Kitでは、体験型ラボでBluetooth Smartデバイス設計とBluetooth Smart Readyモバイルアプリケーションの開発方法を説明します。無料キットはArduinoボード＊1を使い作業するように設計されており、すぐに使えるサンプルコードが含まれています。Smart Starter Kitは、 Android、iOS、Windows Phoneすべてのプラットフォームに利用可能です。
注釈1：本トレーニングキットにArduino（アルドゥイーノ）ボードは含まれません。

Bluetooth SIGのチーフマーケティングオフィサー であるスーク・ジャワンダは、次のように述べています。「現在、市場には30億台以上のスマートフォンがあります。OSやアーキテクチャ、仕様は異なりますがBluetoothをサポートしているという点は共通しています。今後の製品はもちろんのこと、これらの製品を製作したデバイスに接続するためには、Bluetooth Smartを実装する必要があります。Smart Starter Kitを活用して正しい開発方法を学ぶことでデバイスに接続性を実現し、市場化までの時間を短縮し、これまでよりも早く、消費者に無線技術の利便性を提供することができます」。

米国の調査会社IHS 社のIoT・コネクティビティ担当プリンシパルアナリストを務めるLee Ratliffは、次のように述べています。「Bluetooth Smart半導体のアジアにおける出荷量は、2013年には1280万台と5倍以上増加しました。IHSでは今後、2013年から2018年までに、アジアでの出荷量の年平均成長率は76%になると予測しています。開発者には技術の速さに追いつくための努力が求められています。ツールを活用することで自社のデバイスへBluetooth Smartを組み込む方法を学ぶことで、革新的な製品の市場投入がより迅速になるでしょう」。

Bluetooth Smart Starter Kitは、オンデマンドプログラム「Bluetooth Developer Program」の一部として提供されます。本プログラムには「Application Accelerator」と「Developer Portal」も含まれます。また本プログラムでは、Bluetoothの専門家による対面形式の1日トレーニング「Bluetooth Innovation Series」も提供します。中国北京にて6月4日に開催予定で、英国ロンドンでは6月19日に開催予定で、本日より登録受付を開始します。Bluetooth SIGの開発者向けイニシアティブについての詳しい情報や、Bluetooth Innovation Seriesへの参加登録については、developer.bluetooth.comをご覧ください。

Bluetooth（R） 無線技術について
Bluetooth無線技術は、幅広い電子機器を簡単な操作で接続することができる世界的な無線規格です。Bluetooth Smart技術は、低消費電力を特徴とする更新可能なプラットフォームであり、「接続された世界」を背景に携帯電話、家電、パソコン、自動車、医療と健康、スマートハウスなどの領域で新しい可能性を創出します。20 億を超える年間出荷台数を誇る Bluetooth 技術は、世界中の開発者、製品メーカー、消費者に実証されたワイヤレスソリューションを提供できる唯一の技術です。Bluetooth SIGは、業界をリードする企業を中心に 20,000 を超えるメンバーが参加する団体であり、Bluetooth 無線技術でのコラボレーション、技術革新、普及推進に取り組んでいます。詳細については、www.bluetooth.comをご覧ください。

＜本件に関する報道関係者からの問い合わせ先＞
Bluetooth SIG PRセンター
（株式会社アクティオ内）
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担当：有本、増田、本間
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