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ISSとグラス・ルイスの両社が京成電鉄の小林敏也社長への反対票を推奨し、パリサーによるガバナンス改革の要請を支持


国際的な議決権助言会社ISSとグラス・ルイスは、京成電鉄のガバナンスの問題を理由に、小林敏也社長および他の取締役の再任に反対票を推奨しました。最大株主の一つであるパリサー・キャピタルはこの動きを支持し、経営陣への信頼回復にはガバナンスの抜本的な見直しが必要であると強調しました。懸念されているのは、資本配分政策の不透明性や、特にオリエンタルランド株保有に関しての方針、5%を下回る低い調整後ROEなどです。リサーチ・レポートでは社外取締役の指名プロセスの透明性不足や株主提案への不十分な反応も指摘され、根本的な改革が求められています。



  • ISSとグラス・ルイスとで一致する、小林現社長への反対票の推奨は、深刻かつ長期にわたるガバナンスと業績の失敗について、彼に責任を問うものです。


  • ISSはさらに、指名・報酬委員会の社外取締役を含む他の5人の取締役に対しても反対を推奨しています。


  • 経営陣への信頼を回復するためのガバナンスの抜本的見直しが必要な反論し難い事案として紹介されました。

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --京成電鉄株式会社(以下「京成電鉄」又は「同社」といいます。)(証券コード9009)の株式を4.5%超保有する、同社の筆頭株主の一社であるパリサー・キャピタル(以下「パリサー」といいます。)は、来たる2025年6月27日の同社の定時株主総会において、小林敏也現社長及び他の取締役の再任に対し、株主が反対票を投じるようISSとグラス・ルイスが推奨したことを本日ここに歓迎いたします。




ISSとグラス・ルイスの両社は、そのリサーチ・レポートにおいて、以下の点を指摘し、京成電鉄のガバナンス手法への深刻な懸念に共鳴しました。



  • 資本配分政策における明確性の欠如。特に大規模なオリエンタルランド(以下「OLC」といいます。)株式保有に関して。


  • 不適切な資本配分のもう一つの例として、イオン株式を0.46%取得する決定


  • 5% を下回る調整後ROE - 同業他社ROE中央値と東証のガイドラインに著しく不足していること


  • 社外取締役の指名プロセスの透明性が不十分であること


  • 2024年定時株主総会におけるパリサーの株主提案に対する3分の1近い賛成を含む、株主の声に対する反応の悪さ


ISSは「パリサーは、経営陣への信頼を回復するために京成電鉄におけるガバナンスの抜本的見直しが必要な反論し難い本事案をよく説明している。」と結論付けており、グラス・ルイスは、小林敏也氏への賛成を差し控えることが、「京成電鉄のガバナンス及び透明性のプラクティスを直ちに有意義に改善をすべきと促す熟慮されたシグナル」として機能すると結論付けました。


James Smith(パリサーの創業者かつ最高投資責任者)は以下のとおりコメントしています。


「 ISSとグラス・ルイスの推奨は、当社の懸念を裏付けるものであり、リーダーシップに責任を問うことの重要性を強調しています。当社は、株主の皆様に対し、小林敏也現社長、社外取締役である栃木庄太郎氏、菊池節氏及び網谷多加子氏、提案されている新しい社内取締役である吉川邦彦氏及び橋本武氏に対して反対票を投じるよう主張しております。」


パリサーが現在取り組むエンゲージメントに関する全詳細は、KEISEI100.comでご覧になれます。


Palliser Capitalについて

パリサー・キャピタルはグローバル・マルチ・ストラテジー・ファンドです。当社はバリュー志向の投資哲学を有し、幅広い資本構成の投資を手掛けています。当社は特に、企業及びその様々なステークホルダーとの思慮深く建設的かつ長期的なエンゲージメントによって、企業のポジティブな変化および企業価値向上を実現可能な投資機会に注力しています。パリサー・キャピタルは京成電鉄株式会社の4.5%超の株式を保有する同社最大の株主のうちの1社です。


Contacts


メディア問合せ先:

Prosek Partners

Brian Schaffer / Kiki Tarkhan / Forrest Gitlin

Pro-Palliser@Prosek.com

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    1. パリサーは、不作為と経営陣の固定化という京成電鉄の価値毀損のサイクルを打ち破るため、来たる定時株主総会にて、小林社長及びその他の取締役に対し、反対票を投じます。

    2. オアシスは太陽HD株主に対し、太陽HDのガバナンスを改善するため、佐藤氏及び髙野氏の再選に反対し、両氏の解任を求めるオアシスによる株主提案に賛成するよう要請

    3. 3Dインベストメント:大手議決権行使助言会社であるグラス・ルイスは、東邦HDの株主に対し、2025年6月定時株主総会において枝廣弘巳CEOの再任に「反対」することを推奨

    4. 主要なプロキシ・アドバイザリー会社であるISSは、サッポロの2025年定時株主総会において、3Dインベストメントが推薦するポール・ブロフ氏に係る取締役選任議案への賛成票を推奨

    5. 3Dインベストメントは日本製鉄の株主に対し、定時株主総会で今井正社長および森高弘副会長の再任に反対票を投じるよう推奨

    6. 議決権行使助言会社は、小林製薬の臨時株主総会における、同社のガバナンス上の問題点を改善するオアシスの提案を支持

    7.  小林製薬の株主総会において、一般株主の過半がオアシス提案に賛成し、小林章浩氏の選任議案に反対

    8. オアシスはDIC株主に対し、DICのガバナンスを改善するため、猪野氏の再選に反対し、オアシスによる定款変更議案に賛成するよう要請

    9. パリサー・キャピタルは、京成電鉄の公表予定のD2プランについて、また定時株主総会において同社取締役会をパリサーが提案する候補者を加えて再構成するために、直ちに行動することを呼びかけます。

    10.  ひびき・パース・アドバイザーズは日本高純度化学株式会社の第54期定時株主総会に関して、ともに予定としていた①監査等委員会設置会社への移行に対する反対方針及び②役員候補者の賛否方針を確定しました

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