E1-SoC – 次世代DPUとエッジ・サーバー・プラットフォーム向けの業界最高性能のソフトウエア定義ネットワーク・アクセラレーター – クラウドおよびエッジAIデータ・センター向けに提供開始


カリフォルニア州サンノゼ & イスラエル・テルアビブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --Xsight Labsは次世代ハイパースケール、エッジ、AIデータ・センター・ネットワーク向けにエンド・ツー・エンドのコネクティビティーを提供するファブレス半導体のリーディングカンパニー。今回、クラウドおよびエッジAIデータ・センター向けにArm®ベースのE1-SoCを提供開始すると発表しました。Eシリーズは、コントロール・プレーンとデータ・パスの完全プログラマビリティーを提供する、この種の製品では唯一のものであり、業界最高性能のソフトウエア定義DPU(データ処理ユニット)です。Xsight Labsは現在、市場初の800G DPUであるE1-SoCとE1-Serverの受注を開始しています。
E1は、Xsight Labsの完全プログラマブル・ネットワーク・アクセラレーターのソフトウエア定義ネットワーク(SDN、Software Defined Network)・インフラストラクチャー・プロセッサー製品群であるEシリーズの最初のSoCです。E1-SoCは、TSMCの先進的5nmプロセス技術に基づき、顧客およびエコシステム・パートナー向けに出荷を開始する予定です。
「このような短期間にE1-SoCの向上を成し遂げられたことに本当に感激しています」と、Xsight Labsの事業開発担当副社長であるエリック・バローネは述べています。「E1を生産ラインから回収して以来、目にした性能は驚くべきものです。E1が提供する前例のない柔軟性と性能を考えると、E1がさまざまなユース・ケースで顧客にもたらす機会が楽しみです」
E1-Server:高性能エッジ・サーバー・システム
E1-Serverはエンドシステム・ソリューションであると同時に、シングルユニット・システムと関連ソフトウエアで構成される包括的な製品開発プラットフォームでもあります。E1-Serverは、エンジニアリング・チームや製品開発チームのプロトタイピングや概念実証作業を可能にするほか、高性能なスタンドアロンのエッジ・サーバー・システムとして直ちに導入することも可能です。
E1-Serverには、さまざまなユース・ケースをサポートするソフトウエア・ツールやアプリケーションを完備して出荷されます。E1-Serverのユース・ケースには、エッジ・コンピューティング、パブリック・クラウド、コンテンツ・サービス・プロバイダーのインフラ、ワイヤレス・インフラ、AIファクトリーのフロントエンドおよびバックエンドのネットワーキング、セキュアなエンタープライズのインフラなどがあります。
E1-SoCは、コンピュート、ネットワーキング、セキュリティー、ストレージ、スマート・スイッチ、空冷式でのエッジ推論(アクセラレーターまたはGPUアプライアンス)を、従来のPCIe®アダプター・カードのような小型フォームファクターで開発するのに最適です。E1-Serverは、OEM、ODM、CSPのエンジニアリング・チームが独自のソリューションを構築するためのシステム開発プラットフォームとして使用できます。開発者はXsight Labsのコネクティビティー製品を使用してE1-Serverのスケールアウトが可能です。Xsight LabsはSDNプログラマブルXシリーズ・ウルトライーサーネット・コンソーシアム・スイッチング・ソリューションもシステムまたはチップ・デバイスとして提供しています。E1とX2を組み合わせることで、100% 112G SerDesコネクティビティーのスマート・スイッチとSDNオールレイヤー(OSI L1 to L7)システムを実現し、利用可能なすべてのシリコン・ソリューションの中でラックユニットあたりクラス最高の処理とネットワーキング密度を提供します。
「Xsight Labsは、ソフトウエア定義の完全プログラマブルなネットワーク・アクセラレーターである革新的なEシリーズでDPU市場に大きな変革をもたらそうとしています」と、ウィーラーズ・ネットワークの主席アナリスト、ボブ・ウィーラー氏が述べています。「既存のDPUのほとんどは、レガシーNICの設計から始まったため、機能セットや専用ソフトウエア・ツールに制約がありました。E1はこの種のSoCとして初めてこのパラダイムを打ち破り、Armサーバーのオープン性を実現します」
シームレスな統合と迅速な導入を実現
E1はArm SystemReadyへの準拠を目標に設計されており、そのためオペレーティング・システムの即時稼働、導入時間の短縮、開発コストの削減が可能となるのです。
「AIの時代における性能、効率、セキュリティーに対する要求の高まりに対応するためにデータ・センターが進化する中で、DPUは重要なイネーブラーとなっています」と、Armの標準化アーキテクト兼フェローであるDong Wei氏は述べています。「Xsight LabsはArm Neoverse Compute Subsystemsの基本コンピュートを基盤として、SystemReadyへの準拠とソフトウエアの相互運用性の確保に取り組みながら、E1で新しい性能基準を設定しています」
E1-SoCの主な特徴:
Linux、DPDK、SPDK、XDPのネイティブ・サポート
最大32/64のArm Neoverse™ N2 v9.0-Aコア
メモリ暗号化(AES-XTS)により5200 MT/sで最大4 DDR5
40 PCIe® 5.0レーン、10デュアルモード・コントローラー、マルチホスト対応
最大800Gbpsのネットワーキング・スループット:2x400G、4x200G、または8x100G/50G/25G
全機能リストについては、E1-SoC製品概要をご覧ください。
ご注文については、sales@xsightlabs.comまで電子メールでお問い合わせいただくか、https://xsightlabs.com/contact/をご覧ください。
Xsight Labsについて
Xsight Labsは、AIおよびハイパースケール・データ・センター向けのエンド・ツー・エンドの接続ソリューションを可能にするファブレス半導体企業です。Xsight Labsの技術により、消費電力と総所有コストを低減しながら、飛躍的な帯域幅の拡大と比類のない汎用性を実現します。2017年設立のXsight Labsは、イスラエルのキリヤット・ガットに本社を置き、テルアビブとハイファにもオフィスを構え、アルメニアのエレバン、米国のボストン、ローリー、サンノゼには国際オフィスがあります。詳細については、www.xsightlabs.comをご覧ください。
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