ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)はロート製薬に対し、成果の出ない再生医療事業にリソースを配分せずに中核事業に集中することと、資本コストと株価を意識した経営を求める東京証券取引所の要請を満たすために、より建設的に株主と対話することを求めるキャンペーンを開始します。詳細なプレゼンテーションはこちらからご覧ください。


AVIは2024年6月にロート製薬への投資を開始して以降、企業価値の持続的な向上を目指し、同社に書簡やプレゼンテーションを送付して対話を模索してきました。しかしながら同社は、再生医療という成功への明確な道筋が見えない事業への投資を続け、高額なM&Aを発表し、株価が低いにもかかわらず株式の希薄化につながりうる転換社債を突然発行して株価の低迷を招いており、当社はこれを深く憂慮しています。
AVIは取締役会と非公開の場での建設的な対話を模索してきましたが、取締役会はスケジュール的に難しいという理由を繰り返し、これまでに面会できた取締役は1名のみです。AVIから見て、同社が株主との建設的な対話を軽視し続けていることは明らかであり、これは東京証券取引所が上場企業に求める「資本コストと株価を意識した経営」の要請に反しています。
AVIのCIO兼CEOであるジョー・バウエルンフロイントは、「ロート製薬は同業他社に比べて依然として過小評価されています。当社は株主として、収益性の高いスキンケアおよび目薬事業に集中することを求めて、経営陣との建設的な対話を何度も模索してきました。残念ながら、ロート製薬取締役会との対話の試みは成功しておらず、そのため当社はこのキャンペーンを公表することにしました」と述べています。
AVI日本調査責任者の坂井一成は、「ロート製薬の中核事業である化粧品およびアイケアには巨大な潜在的価値があります。しかし、再生医療事業への無闇な投資が株主価値を抑圧しており、同社の本来の価値を実現する妨げとなっています。資本コストと株価を意識した経営という東京証券取引所の要請を無視する姿勢をやめ、経営戦略を再び中核事業に集中させて、それを投資家に明確に伝えることにより、ロート製薬の本来の企業価値が実現されるとAVIは確信しています」と述べています。
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