世界水の日に水資源管理の継続的リーダーシップを強化、AIによる新たな節水の可能性を紹介
ミネソタ州、セントポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --水は世界で最も重要な資源であり、AI時代においてその重要性はさらに高まっています。この変革的なデジタル革命の中で、エコラボは目標を達成し続け、顧客と協力しながら収益性を確保するとともに、水の最適利用を推進しています。同社は、水ソリューションと感染予防サービスを通じて成長とパフォーマンスを最大化し、世界的なサステナビリティを牽引する大手企業です。


2030年までに、AI関連の成長によって、インドの年間電力需要1に匹敵する追加の電力と、アメリカの年間飲料水需要2に相当する水が必要になることが推定されています。世界がAIやハイテク・データセンターの成長に対応するのと同時に、AIを活用して循環型水管理の効率化や革新を促進し、業務プロセスを改善しながら自然資源を保全するための絶好の機会が生まれます。エコラボの「事業成長を促進しながら水を保護する」という使命は、これまで以上に重要になっています。
「AI技術の急速な発展により、水やエネルギー資源の需要が増加しています。しかし同時に、独自の接続システムや高度な分析を活用して水問題に対処するという、前例のない機会も生まれています」と、エコラボの会長兼最高経営責任者(CEO)であるクリストフ・ベックは述べました。「AIを活用して事業全体で水の削減、再利用、再活用を進めることで、自然資源を守りながら顧客に優れた成果を提供し、正しい方法で成功を収め続けることができます。」
エコラボは顧客とともに、水資源管理の推進において2024年に大きな進展を遂げ、より持続可能で収益性の高い未来の構築に貢献しました。同社は「世界水の日」に、水資源の保護と事業成長の両立における成果を称えます。エコラボの2024年の水に関する主な取り組みは以下のとおりです。
水資源の保全:エコラボは顧客とともに、7億8100万人以上の年間飲料水需要に相当する2260億ガロン以上の水を節約しました。同社は2030年までに、10億人分の飲料水需要に相当する年間3000億ガロンの水の節約を目指しています。
事業成長:エコラボは、Barclay Water Managementの買収を通じてグローバルな水関連事業を継続して拡大し、水の安全管理やデジタル監視ソリューションの強化を進めました。
AI駆動型ソリューション:エコラボは、デジタル・リアルティと協力し、同社の米国内35のデータセンターへAI駆動型の水資源保全ソリューションを導入しました。この導入は、水の利用効率向上と環境負荷の低減を目標とするものです。
水処理のパートナーシップ:エコラボの水・プロセス管理事業であるNalco Waterは、ダニエリと提携し、生産プロセスの改善、炭素排出と水使用量の削減、コスト低減を目的とした、金属産業向けの工業用水処理の強化を行いました。
消費者へのエンゲージメント:エコラボは、ニューヨーク・クライメート・ウィーク開催期間中に「Every Drop Counts」の展示をブライアント・パークで開催し、水の重要性に対する認識を高めました。また、世界の水資源管理の現状を報告する年次Ecolab Watermark™ Studyを継続的に実施しました。
主要な認証の取得:エコラボはAlliance for Water Stewardship(AWS)認証の取得を進め、AWS認証取得施設の数を12か所に拡大しました。さらに、同社の水資源管理における優れた取り組みが評価され、Water Stewardship Verified(WAVE)認証も取得しました。
革新的な資金調達:エコラボは、エメラルド・テクノロジー・ベンチャーズが主導する1,000万ドルの資金調達に参加し、革新的なPFAS処理技術であるLEEFシステム®のグローバル展開を加速させました。
水資源保全の取り組み:エコラボは、国連グローバル・コンパクトの下で業界・CEO主導のイニシアチブであるWater Resilience Coalition(WRC)の共同創設者として、世界的な水問題の解決に取り組んでいます。過去1年間で、エコラボはWRCの2030年ロードマップの達成に向けて大きな前進を支援しました。
安全な水と衛生への投資:エコラボは、マイクロソフト、スターバックス、ザイレム、レキット、Gapなどとともに、WaterEquityによる「Water &Climate Resilience Fund」に貢献しました。この革新的なインパクト・ファンドは1億ドル以上を調達し、アフリカ、アジア、ラテンアメリカで1500万人に対して安全な水や衛生設備へのアクセスを提供することを目指しています。
カリフォルニアの水資源強化への貢献:干ばつに苦しむカリフォルニア州のBasin Championとして、エコラボはCalifornia Water Resilience Initiative(CWRI)の第2回年次フォーラムを開催しました。この民間主導のイニシアチブは、カリフォルニアの水資源強化に向けた協調的かつ集団的な行動を加速させるもので、公共部門の目標とも一致しています。
評価:エコラボは、CDP、JUST Capital、ダウ・ジョーンズ、バロンズなどから、サステナビリティ、気候対策、水資源管理のリーダーシップに関する高い評価を受けました。
スマート・ウォーター・ナビゲーター:エコラボは、企業が事業における水の価値を理解し、水資源目標を達成するための情報提供型デジタル・ツールの提供を継続して行いました。
エコラボの使命である重要な資源の保護と事業成長の実現は、AI時代においてこれまで以上に重要になっています。スマートな水管理を重視することで、企業のパフォーマンス向上を支援し、より持続可能で良好な未来を築いています。詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ecolab.com/expertise-and-innovation/water
エコラボについて
数百万の顧客に信頼されるパートナーであるエコラボ(NYSE:ECL)は、人々とその生活に欠かせない資源を守る水・衛生・感染予防のソリューションとサービスを提供している世界的なサステナビリティ・リーダーです。同社は100年以上にわたる革新を基盤とし、年間売上160億ドルを売り上げ、約4万8000人の従業員を擁し、世界170か国以上で事業を展開しています。また、科学に基づく包括的なソリューション、データ駆動型のインサイト、世界トップクラスのサービスを提供し、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水とエネルギー使用の最適化を推進しています。エコラボの革新的なソリューションは、食品、医療、ハイテク、ライフサイエンス、ホスピタリティ、産業市場の顧客の業務効率とサステナビリティの向上を実現します。www.ecolab.com
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(ECL-C)。
1Bloomberg Law「Arm、AIの計算需要がインドのエネルギー消費を上回るペースに なったことを発表」(2024年4月)。https://news.bloomberglaw.com/artificial-intelligence/ai-computing-on-pace-to-consume-more-energy-than-india-arm-says.
2エコラボによるLei, N., &Masanet, E.(2022)およびゴールドマン・サックス(2024)のデータ分析。
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