サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --人口多能性幹細胞(iPSC)技術を活用し、神経疾患に対する他家ニューロン置換療法のプラットフォームを発見・開発するバイオテクノロジー企業のキナイ・セラピューティスク(「キナイ」)は、デレク・ヘイ氏を最高技術責任者に任命したことを発表しました。彼は主に製造、cGMP準拠、品質管理試験、規制遵守の分野で細胞および遺伝子治療の開発における30年以上の経験を有しています。同氏はこの新たな役割で、キナイ社の主要開発品であるRNDP-001(神経変性により失われたニューロンを置換するように設計されたドーパミン作動性前駆細胞療法)など、同社のパイプライン開発を担当することになります。さらに、サプライチェーン、GMP製造および開発に関連する活動を主導し、iPSC技術と製造のパイオニアで同社提携先の富士フイルム・セルラー・ダイナミクスとの協力を含め、同社の主要なパートナーシップも担当します。
キナイの最高経営責任者であるニック・マヌソスは、「デレク氏は、特発性および遺伝性パーキンソン病の治療のための主要開発品であるRNDP-001の臨床試験を来年初めに予定している極めて重要な時期にキナイに入社されます。細胞および遺伝子治療の開発における深い知識を有する彼を当社に迎えられることを嬉しく思います。彼は、さらなる神経疾患における当社のiPSCプラットフォームの継続的開発に不可欠な存在となることでしょう」と述べています。
ヘイ氏はこれまで、免疫腫瘍学、自己免疫疾患および炎症性疾患向けに人工多能性幹細胞由来細胞療法を開発するバイオテクノロジー企業であるクレイド・セラピューティクスで最高技術責任者を務めていました。それ以前には、ベルテックス・ファーマシューティカルで細胞および遺伝子治療、前臨床および臨床製造担当上級副社長を務め、ブルーロック・セラピューティクスおよび富士フイルム・セルラー・ダイナミクスでさまざまな役職を歴任してきました。彼は、これらの役割において、ゲノム編集iPSCを含むiPSC株由来の複数の細胞療法において化学、製造、品質管理(CMC)戦略を主導しました。彼はウィスコンシン大学マディソン校で化学工学の学士号を取得し、カリフォルニア大学バークレー校で生化学工学の博士号を取得しています。
ヘイ氏は、「ニューロン置換細胞療法開発においてイノベーションの最前線に立つこのチームに参加できることを楽しみにしています。キナイの先駆的アプローチは、パーキンソン病やその他の神経疾患の治療法を根本的に変える可能性があると信じており、RNDP-001を患者に普及させるという目標を積極的にサポートしていきたいと思っています」と述べています。
Kenai Therapeuticsについて
キナイ・セラピューティスク(「キナイ」)は、神経疾患を治療するための次世代アプローチを開拓するバイオテクノロジー企業です。同社は、ノーベル賞を受賞した画期的な人工多能性幹細胞(iPSC)技術を活用し、研究者が任意のヒト細胞を製造できるようにし、他家ニューロン置換治療薬の開発に取り組んでいます。キナイは、iPSCテクノロジー プラットフォームに焦点を当て、外科手術および臨床開発における世界的リーダーとのパートナーシップを築くことで、神経疾患を対象としたクラス最高のパイプラインの構築に取り組んでいます。同社は今年初め、アラスカ・パーマネント・ファンド・コーポレーション、キュア・ベンチャーズ、ザ・コラム・グループによる主導およびユークリディーン・キャピタルとサイセイ・ベンチャーズの参画により、8200万ドルのシリーズA資金調達を完了しています。詳細は、www.kenaitx.comをご覧ください。www.kenaitx.comをご覧ください。
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