ノース・カロライナ州ローリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --レノボは、2024年のガートナー・サプライチェーン・トップ25に再び選出され、卓越したサプライチェーンを持つグローバル企業として10位にランクインしました。ガートナー・サプライチェーン・トップ25は、世界の優れたサプライチェーンを評価する年間ランキングとして知られています。2024年のガートナー・サプライチェーン・トップ25レポートでは、財務データおよび企業の社会的責任に関するデータ、そしてコミュニティーの意見をもとに、優れたサプライチェーン・マネジメントを実証している企業を称え、その特徴を分析しています。
過去12ヶ月間、レノボは効率性と顧客成果の向上を推進するためのグローバル/ローカル・アプローチに加え、セキュリティ、デジタルトランスフォーメーション、環境の持続可能性など、当社のサプライチェーンにおける重要な分野に注力してきました。
現在、アルゼンチン、ブラジル、中国、ドイツ、ハンガリー、インド、日本、メキシコ、米国など、レノボがビジネスを展開する180市場のうち、10の市場に跨る30以上の製造拠点が当社のグローバル・ハイブリッド製造ネットワークに属しています。これにより、サプライチェーンはレジリエンスを保ち、いかなる混乱にも対応できる体制が整っています。
レノボのサプライチェーンは、グローバル/ローカル戦略の最も明確な事例の一つです。欧州向けは欧州で、アメリカ大陸向けはアメリカ大陸で、アジア向けはアジアでの製造に注力することにより、効率的な事業運営を実現するだけでなく、お客様に決定的な優位性も提供しています。お客様により近い場所に製造拠点を構えることで、現地のサプライチェーンの短縮や現地の熟練労働力の活用を図り、より持続可能な製造方法を通じてレノボの持続可能性の目標をサポートします。お客様に近い場所でデバイスを製造することで、製品の輸送距離が劇的に短縮され、より効率的で持続可能な輸送手段の選択が可能となります。一例として、ハンガリーにあるレノボの欧州製造施設は、2022年の操業開始以来、EMEA全域の70市場で2,500を超えるお客様に150万台以上のワークステーションとサーバーを出荷しています。
グループ・オペレーション担当シニア・バイス・プレジデントであるチェ・ミン(ジャンミ)ツーは次のように述べています。 「レノボにとってサプライチェーンは大きな強みであり、将来の成功にとってなくてはならない存在であり続けています。ここ数年、商品の流通が打撃を受け、企業のビジネスや評判にまでその影響が波及した結果、サプライチェーンに関する話題が世界中で大々的に報じられているのを目の当たりにしてきました。企業のサプライチェーンは競争上の強みであり、もはやコストセンターとは見なされないという事実がここまで浮き彫りとなったことはいまだかつてありませんでした。実際、レノボではグローバル・サプライ・チェーンをプロフィットセンターとプロフィットプールへと移行することに成功しています。また、サービスとしての製造(MaaS)のパイオニアとして、お客様のために製造施設や物流サービスにおける新技術やソリューションの開発やインキュベーションも行っています。あらゆる業界において、世界で最も優れたサプライチェーンのひとつであると評価され続けていることを当社として大変誇りに思っています。」
世界中のお客様にイノベーション、効率性、レジリエンスを提供するというレノボのコミットメントは、最先端の製品を確実にお客様に届ける、レジリエンスが高いサプライチェーンによって支えられています。
レノボのサプライチェーン・セキュリティに対するアプローチは、予防対策を基本としています。製品ライフサイクルにはレノボのセキュリティ・バイ・デザイン・アプローチが組み込まれており、サプライヤーとコンポーネントを厳正に審査しています。バックドア、汚染された製品、偽造品、ハードウェア/ソフトウェアの脆弱性に対してプロアクティブな姿勢を取ることで、レノボは製品を保護し、サプライチェーンのセキュリティにおいて高い業界標準を設定しています。
レノボのシニア・バイス・プレジデント兼最高セキュリティ責任者(CSO)であるダグ・フィッシャーは次のように述べています。「レノボは、サプライチェーンのセキュリティを推進すべくリーダーシップを発揮することに尽力することで、サプライチェーンの進化を先導し続けています。当社の製品が安全で、レジリエンスが高く、信頼できることを保証した状態でお客様のシステム環境に導入することを目標としています。当社は、システムの最下層に至るまで、各デバイスの完全性を証明しています。」
また、レノボはESGにも取り組んでいます。レノボはSBT(科学的根拠に基づく目標)イニシアチブのネットゼロ基準に合致した目標を設定しているとして、認定を取得した最初の企業グループであり、PCおよびスマートフォン・メーカーとしても初となります。レノボは、サプライチェーンの堅牢性、適応性、収益性を高めることで、事業の将来性を確保することに引き続き注力しています。最近では、工場の現場からエネルギー使用量といったESGデータポイントをリアルタイムで収集・測定するためのデジタル・ソリューションであるLenovo ESG Navigatorをリリースしています。
レノボのインテリジェンス・サステナビリティ・ソリューションアドバイザー(LISSA)といったAIを活用したESG評価システムの開発を通じて、レノボはグローバルなサプライチェーン全体から得られる持続可能性に関する実用的なインサイトを提供することで、お客様はITライフサイクル全体における推定排出量の影響を理解し、排出量を削減するための重要な意思決定を行うことができるようになります。当初、サプライチェーンの意思決定を支援するために開発されたLISSAは現在、お客様のITに関するサステナビリティ目標を支援するために商業的に展開されています。
レノボの循環型経済に向けた取り組みの一環として、お客様のアフターセールス・サポートのためにサプライチェーンを活用することで、返品されたコンポーネントを可能な限りエンジニアが修理し、品質試験を経て再利用するように努めています。これまでに、マザーボード、プロセッサー、ドライブ、メモリーなど400万以上のコンポーネントについて、製品ライフサイクル内で再利用することで埋立地処理を回避しています。
ガートナー・サプライチェーン・トップ25ランキングとその手法について
このサプライチェーン・トップ25ランキングは、業績と評価という2つの主な要素で構成されています。公開されている財務やESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)のデータという形で表される業績が過去3年にわたる企業実績についての見方を示す一方、評価は将来性を示し、サプライチェーン分野におけるリーダーシップが反映されています。この2つの要素を組み合わせ、最終的な総合点が算出されます。
ガートナーは、フォーチュン・グローバル500およびフォーブス・グローバル2000の企業リストに基づき選考を行います。対象企業を一定レベルに維持するため、年間一般収益額150億ドルという基準値を適用しているほか、物理的なサプライチェーンを持たない企業を対象外としています。
ガートナー・サプライチェーン・トップ25のレポート全文はこちらからお読みください。
ガートナープレスリリース:ガートナー、第20回年次グローバル・サプライチェーン・トップ25ランキングを発表、2024年5月22日
ガートナー・インサイト、2024年ガートナー・サプライチェーン・トップ25:https://www.gartner.com/en/supply-chain/research/supply-chain-top-25
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Lenovoについて
レノボは、世界的なテクノロジー企業であり、年間収益は約620億ドルで、Fortune Global 500では217位にランクされています。180の市場で毎日何百万人もの顧客にサービスを提供しています。すべての人々によりスマートなテクノロジーを提供するという大胆なビジョンに焦点を当て、AIに対応し、AIに最適化されたデバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスなど、「ポケットからクラウドへ」のポートフォリオを備えた世界最大のPC企業としての成功を築きました。レノボは、世界を変えるイノベーションへ継続的に投資することで、どこにいても誰にとっても、より公平で信頼できる、よりスマートな未来を構築していきます。レノボは、Lenovo Group Limited(HKSE:992、ADR:LNVGY)として香港証券取引所に上場されています。詳しくは、https://www.lenovo.comをご覧ください。当社の最新ニュースについては、StoryHubをご覧ください。
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グローバルメディア・リレーションズ、キャンペーン、コーポレート・コンテンツ担当ディレクター
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