ドイツ、ヘルツォーゲンアウラハ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --スポーツメーカーのプーマは、実験的なRE:SUEDEのスニーカー、「RE:SUEDE 2.0」の商用販売を開始します。プーマは2年に及ぶ実験プロジェクトを通じて、特定の制御された産業条件下でRE:SUEDEの堆肥化に成功したことを示しました。
2023年後半に成功裏に終了した同実験の一環で、プーマはゾロジーなめしのスエードなど分解性の高い素材を厳選し、当社を代表するスニーカー「SUEDE」の特別モデルを500足生産しました。ボランティアの人々が半年間履いた後にプーマに返却されたRE:SUEDEを、堆肥化のパートナー企業において、特別に準備した工業用堆肥化設備で堆肥に変えることができました。
プーマはこのシューズの市販モデルである「RE:SUEDE 2.0」を500足、4月22日からpuma.com/euとZalando Plusで販売しています。市販モデルは、実験中に得られた教訓とボランティアから寄せられたフィードバックを取り入れて開発されました。
プーマの最高調達責任者であるAnne Laure Descoursは次のように述べています。「RE:SUEDE 2.0は、当社のフットウエアの実用的な使用後ソリューションの発見に向けた重要な一歩です。私たちはこの進歩に胸を躍らせていますが、引き続きパートナーとともに、廃棄物削減に有意義なインパクトを与えるために欠かせない、拡張可能で長期的なソリューションに必要なインフラを見極めるためのイノベーションを実現していきます。」
顧客がRE:SUEDE 2.0を履きつぶしたら、無料で返品することができます。プーマはそのスニーカーをパートナーに送り、特別に準備した工業用堆肥化プロセスにかけます。顧客は返品と引き換えに、次回購入時に20%の割引を受けることができます。
RE:SUEDEプロジェクトと、新しいポリエステル・リサイクル・プログラムであるRE:FIBREは、プーマの「サーキュラー・ラボ」の一環として生まれました。このラボは、プーマのイノベーションとデザインの専門家が主導するイノベーション・ハブであり、プーマのサーキュラリティ・プログラムの未来を創造することを目的としています。自社の生産方法を見直し、より循環的なビジネスモデルに移行することは、当社の今後数年間のサステナビリティ戦略である「フォーエバー・ベター」の優先事項の1つです。
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プーマは、フットウエア、アパレル、アクセサリーのデザイン、開発、販売、マーケティングを行う、世界有数のスポーツブランドです。75年以上にわたり、プーマは世界で最も速いアスリートをサポートする商品を作ることで、スポーツと文化を絶え間なく前進させてきました。プーマは、サッカー、ランニング、トレーニング、バスケットボール、ゴルフ、モータースポーツなどのカテゴリーにおいて、パフォーマンスとスポーツにインスパイアされたライフスタイル商品を提供しています。また、著名なデザイナーやブランドとのコラボレーションにより、スポーツの感性をストリート文化やファッションに反映させています。プーマ・グループは、プーマ、コブラ・クラブ、stichdブランドを所有しています。120か国以上で商品を販売し、全世界で約2万人の従業員を抱え、ドイツのヘルツォーゲンアウラハに本社を構えています。
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