投資運用会社オアシスが優秀な女性に奨学金を提供
東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オアシスマネジメント株式会社(以下「オアシス」)は、3年連続で、公益社団法人会社役員育成機構(以下「BDTI」)主催の役員研修に協賛し、奨学金を通して優秀な女性を支援する取り組みをいたします。2024年4月1日(月)から6月30日(土)までの間、BDTIが開催する以下の役員研修コースのいずれかを申し込んだ優れた資質を持つ女性に対し、オアシスが研修費用を全額負担します。
この支援の目的は、高い資質を持つ女性リーダーが取締役として活躍するために、研修によって必要なスキルを身につけ、女性取締役候補のパイプラインを拡大することで、日本の取締役のジェンダーギャップに積極的に対処することです。
オアシスの創業者で最高投資責任者のセス・フィッシャーは、「有能な女性取締役を加えることによって日本の取締役会のジェンダーギャップを改善することは、我々が重視していることであり、日本企業のガバナンスと競争力を高めると信じています。」とし、「私たちは、BDTIの優れた役員研修プログラムを通じて、多くの女性がこの機会を活用されることを期待します。」
BDTIの日本語および英語の研修プログラムは、第一線で活躍する一流講師や専門家から直接学ぶ、日本の取締役または執行役員の候補者を育成するためのものです。
BDTIの代表理事ニコラス・ベネシュは「例年、優秀な女性からの応募が非常に多かったため、研修の日程を増やしました。昨年は、管理職経験者やCPA、CFA、法的資格など、特別な資格を持つ女性の参加者がさらに増加しました。2021年度以降、BDTIのオープンコースの参加者のうち、女性が占める割合は48%に達し、これは日本の上場企業の取締役会に占める女性の割合の平均値の約5倍に相当します。過去12年間で3,300人以上を育成してきたBDTIですが、女性の "卒業生"が社外取締役として就任していることが増えています。」
詳細はBDTI(info@bdti.or.jp または 03-6432-2337)までお問い合わせ下さい。
対象の研修一覧
「ガバナンス塾」
取締役・執行役員が身につけるべき基本的な知識を1日で集中的に学習するプログラムです。コーポレート・ガバナンスの理論と実践、会社法、金商法、財務諸表の読み方、ケーススタディなど、第一線で活躍する講師陣によって講義が行われます。
「社外取塾」日本で社外取締役として豊富な経験を積んだ女性、男性、外国人の方々の奇譚のないアドバイスと経験則を集めた予習教材を事前にお渡しします。当日はそのアドバイスを念頭にガバナンスと委員会の実務、取締役会の戦略についての関わり方、ダイバーシティ、ESG、モニタリングの手法、取締役としての貢献方法、D&O保険、面接・契約プロセスなど、多数の実践的なトピックを取り上げます。 社外取締役として経験豊富な2名の講師による、実体験を交えたインタラクティブなプログラムです。(受講条件:ガバナンス塾、Director Boot Campまたは同等の知識をお持ちの方)
「ケーススタディ・ロールプレイ」BDTIが実際に起きた事件をモチーフに設計した、ケーススタディに基づき参加者がロールプレイをする役員研修です。 参加者は、直前まで自分がどの役になるかを知らないため、各取締役の立場、傾向などを十分に分析しなければなりません。ロールプレイディスカッションが終わったら、ロールを離れ、参加者ご自分の立場に戻って、客観的に議論を分析評価します。(受講条件:ガバナンス塾、Director Boot Camp、または同等の知識をお持ちの方)
「ファイナンス」財務諸表の読み方と分析、現代ファイナンス手法の理解、CFOの役割に焦点を当てた6週間のコース。BS・P&L・CF計算書、運転資本、CCC、投下資本、資本コスト、各財務比率等の計算方法・使い方を教え、財務諸表と財務分析を見る「勘所」を育てるよう設計を試みています。自社や競合他社を分析するなど、財務三表と株価評価の理解を深め、受講者に合った実例を使って実施します。
「e-learning 」
BDTIでは「会社法」「金商法」「コーポレート・ガバナンス基礎編」「コーポレート・ガバナンスの実践編」のeラーニングコースを低価格で提供しています。この4つのコースは、「ガバナンス塾」受講者にも提供されており、受講者は塾の前後に基礎的な知識を得ることができます。
“English Director Boot Camp”
この1日集中プログラムでは、上場・非上場問わず、日本企業の取締役を責任持って務めるために必要な、法律とコーポレート・ガバナンスに関する主要な知識を学びます。双方向のディスカッションや質疑応答の時間を設け、取締役会で実際に起こる状況やその対処法について論議します。受講者には日本語のe-ラーニングコースを提供しています。
オアシスの紹介
オアシス・マネジメント・カンパニー株式会社は、国やセクターを問わず、幅広い資産クラスの投資機会に焦点を当てた私募投資ファンドを運用しています。オアシスは最高投資責任者(CIO)として当社を率いるセス・フィッシャーが2002年に設立しました。オアシスの詳細については、https://oasiscm.comをご覧ください。オアシスは、金融庁の「責任ある機関投資家のための行動原則」(通称:ジャパン・スチュワードシップ・コード)を採用し、その原則に沿って投資先企業をモニタリングし、投資しています。オアシスは、30%クラブ日本支部および香港支部投資家グループのメンバーであり、香港ボードダイバーシティ投資家イニシアチブの創設メンバーでもあります。
公益社団法人会社役員育成機構の紹介
公益社団法人会社役員育成機構(BDTI)は、取締役会メンバー・経営陣向けにグローバル経営手法とコーポレート・ガバナンスのノウハウを融合した役員研修プログラムを開催する日本の「公益」非営利組織です。日本政府の認定を受け、これらの活動を行う非営利団体で、企業の情報開示に関するデータ・データベースサービスも行っています。BDTIの代表理事であるニコラス・ベネシュは、2013年に日本政府に対して、ジェンダー・ダイバーシティに具体的に言及した原則を含むコーポレートガバナンス・コードの概念を提案した人物であります。 BDTIの研修プログラムの概要はこちらからダウンロードできます。
奨学金の申し込みは、BDTI( info@bdti.or.jp または 81-3-6432-2337)までご連絡ください。
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Taylor Hall media@oasiscm.com