ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --ハートリーパートナーズLPの完全子会社で、オークツリー・キャピタル・マネジメントが管理運用するパートナーおよびファンドが共同所有するHartree Partners (UK) Limited（ハートリーパートナーズ（英国）、以下「ハートリー」といいます）は、Botres Holding GmbHおよびその子会社（以下「Botres」といいます）の株式50%を取得する契約を締結したと発表しました。Botresは、オーストリアのグラーツに本社を置き、オーストリア、チェコ共和国、ポーランド、イタリア、スペイン、トルコにおいて、最新鋭の産業用バイオガスプラントとバイオリファイナリーを提供しています。効率性の高いバイオ廃棄物処理システム「バイオスクレーパー」を通じて、Botresは、あらゆる種類の有機廃棄物の前処理からグリーンエネルギーの効率的な生産まで、処理チェーン全体をカバーしています。
2012年の設立以来、Botresは欧州とトルコに数多くのバイオガスプラントを建設し、世界最大級の廃棄物管理・インフラ企業にサービスを提供しています。Botresは、創業者のステファン・クロムス博士とマルクス・グラスムグ博士が、マネージング・ディレクターを務めています。クロムス博士とグラスムグ博士は共に、廃棄物に特化したバイオメタンプラントの設計、開発、建設、運営において40年以上の経験を有しています。
ハートリーはBotresと提携し、欧州連合（EU）の再生可能エネルギー指令（RED）に準拠した原料に重点を置いた欧州でのバイオメタン製造事業をBotresブランドで展開します。本事業は、EU域内の特定の国での資産開発活動に重点を置き、機会に応じてさらに他の国へと拡大していく予定です。
「革新的な技術とバイオガス分野での実績により、欧州のバイオメタン製造市場に参入する私たちのチームにとって、Botresと提携できることをエキサイティングに感じています。この提携は、再生可能エネルギー・ソリューションへの投資というハートリーの事業転換に直接合致するものであり、欧州にクリーンで信頼性の高いバイオメタンを供給する役割を担うことを楽しみにしています。」と、ハートリーパートナーズLPの創設マネージングパートナーであるステファン・ヘンデルは述べています。
クロムス博士は次のように述べています。「ハートリーパートナーズと新たなチャプターを歩み出せることに興奮しています。このパートナーシップは、当社のバイオメタン生産事業の成長を加速させ、業界の主要企業としてのBotresの地位を確固たるものにする重要な機会を提供するものです。私たち両社の専門知識とリソースを組み合わせることで、ステークホルダーの皆様に卓越した成果をもたらし、より持続可能なエネルギーの未来に向けた欧州の移行に意義ある貢献ができると確信しています。」
ハートリーについて：
ハートリーパートナーズ（英国）は、米デラウェア州法に基づき設立されたリミテッド・パートナーシップであるハートリーパートナーズLPの完全子会社で、石油、ガス、電力、精製品、海運、金属、株式を積極的に取引するグローバルな商品取引会社です。ハートリーパートナーズLPは、25年以上前に設立され、上級管理職とオークツリーが管理するファンドが共同で所有しています。
ハートリーは、世界中のエネルギー市場における自己勘定取引と投資において、25年以上の豊富な実績を誇っています。資産開発経験は、VLCC、石油、ガス、電力貯蔵、発電（従来型および再生可能）、ガス生産施設、米国の石油精製資産など多岐にわたります。欧州では、ピーク電力資産のポートフォリオを通じて英国の電力市場に参入しているほか、欧州全域の再生可能エネルギー発電資産のポートフォリオも保有しています。ハートリーは、広範なデータ分析を通じて、これらの資産の運用に関する深い知識ベースを獲得し、再生可能電力や断続的な負荷の管理に関する取引の組成において豊富な経験を有しています。
Botresについて：
Botres Holding/Botres Global GmbHは、オーストリアのグラーツに本社を置き、あらゆる種類の有機廃棄物、肥料、その他の残留物の前処理からグリーンエネルギーの効率的な生産まで、プロセスチェーン全体をカバーする最新の産業用嫌気性消化バイオガス技術の主要サプライヤーです。イタリアの世界最大級の嫌気性消化プラントでの技術開発から発展して生まれた会社で、2012年に設立されました。
Botresは過去数年にわたり、欧州各国、トルコ、オーストラリアで数多くのバイオガスプラントを建設してきました。Botresの顧客には、世界最大級の廃棄物管理・インフラ企業も含まれています。効率性の高いバイオ廃棄物処理システム（バイオスクレーパー）の開発により、 Botresは基本的にどんな種類の有機廃棄物でも処理することができます。さらに、プラントの技術設計とプロセスの安定性により、ライフサイクル費用の最適化を実現しています。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
FGS Global
Hartree@fgsglobal.com
大谷翔平・野球ニュース