香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オアシス・マネジメント・カンパニーリミテッドは、株式会社ツルハホールディングス(以下「ツルハ」といいます)の株式を保有する私募ファンド(以下総称して「オアシス」または「弊社」といいます)の運用会社です。オアシスは本日、イオン株式会社(以下「イオン」といいます)とオアシスが保有するツルハ株式(議決権比率約13.6%相当)の売却(以下「本株式売却」といいます)について合意いたしましたので、下記の通り発表いたします。
オアシスはツルハの企業価値向上のために2022年来、日本版スチュワードシップコードに則った建設的な対話をツルハと行ってまいりました。この期間を通じて、弊社はツルハに対して多くの改善提案を面談、書簡、公開キャンペーン、株主提案といった様々な方法で行ってまいりました。詳細な分析に基づいたこれら提案の中には業界大手との統合、コーポレート・ガバナンスの向上、収益性の改善、顧客体験の改善などの事項が含まれていました。
弊社によるエンゲージメントを開始後、ツルハは弊社の提案の一部を実行し、企業価値及び株主価値の向上が実現されました。一方で、オアシスがツルハにとっての最重要経営課題として指摘してきた業界再編による集約化については、その進捗が全く見受けられていません。オアシスは、業界再編はドラッグストア業界が顧客に提供できる商品の幅の拡大、サービスの質の向上、商品価格の低下に繋がると考えており、全てのステークホルダーの利益に資するものであると考えております。
かかる状況の中、オアシスは本件株式売却についてイオンと合意いたしました。イオンは傘下に国内最大のドラッグストアチェーンであるウエルシアホールディングス株式会社を有し、今まで国内のドラッグストア業界の再編を主導してきた実績を有しています。イオンへの本件株式売却はツルハの企業価値や株主価値の向上に資するだけでなく、広く社会の利益にも資するとオアシスは確信しております。
オアシスについて
オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドは、さまざまな国やセクターにわたる幅広いアセットクラスの投資機会にフォーカスしている投資ファンドです。オアシスは、現在最高投資責任者 (CIO) を務めるセス・H・フィッシャーによって2002年に設立されました。オアシスに関する詳しい情報は、https://oasiscm.comをご覧ください。オアシスは日本の金融庁の「責任ある機関投資家の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)」を遵守し、この原則に沿って投資先企業のモニタリング及び、エンゲージメントを行っています。
免責事項
本プレス・リリースは、受領者に対して、オアシスと共同して議決権その他の権利を行使することを勧誘あるいは要請するものではありません。そのような共同行動をとる株主は大量保有の状況等に関する開示制度の共同保有者とみなされ、共同保有者は一般への情報開示のために合算した保有株式数を関係当局に報告しなければなりません。オアシスは、そのような報告義務を発生させる一切の行為を行う意思を有しておりません。
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