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オートシリコン、電気自動車・エネルギー蓄積システム向け24チャンネル対応のバッテリー診断機能付きICを発表


韓国、ソウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オートシリコンは、昨年の14チャンネル対応バッテリー診断機能付きIC(BDIC)の発売に続き、2024年1月に電気自動車(xEV)やエネルギー貯蔵システム(ESS)向けの高容量バッテリーセル用24チャンネル対応BDICを発表しました。






オートシリコンのBDICでは、電気化学インピーダンス分光(EIS)装置と比較して測定精度、動作電流、ボリュームが大幅に改善しており、1つのチップで複数のEIS装置を置き換えることができます。最大24個のバッテリーセルでの交流インピーダンスの測定が可能であり、使用範囲をバッテリーモジュールとパックユニットにも拡大できます。


最近のxEVおよびESS産業では、バッテリーの欠陥に起因するクレームが顕著に増加しています。しかし、高コストで時間のかかるバッテリーパックの分解、および欠陥原因の特定における技術的な制約により、正確な分析が困難です。


BDICを既存バッテリー管理システム(BMS)に統合したことで、バッテリーのACインピーダンス情報をオンラインでモニタリングし、出荷されたバッテリーセルの状態をすべて継続的に追跡し、貯蓄されたバッテリーデータをオンラインで分析することが可能になります。さらに、BDICはバッテリーの欠陥分析をアシストし、バッテリー内の特定の物質検査もサポートします。EIS技術により、欠陥のあるバッテリーを正確に検出するための新たな基準が設定されるでしょう。これに加え、水素燃料電池のACインピーダンス測定により、バッテリー内の状態の評価と分析が可能となり、燃料電池バッテリースタックの費用対効果の高い修理と交換が実現します。


2026年より、米国の一部の州では電気自動車メーカーに対してバッテリーの健全度(SoH)をモニタリングし、良い健全度を保つことを義務付ける規制が施行されます。EUでは2027年にバッテリー・パスポート・システムを導入し、バッテリー情報、電気化学的性能、耐久性、およびSoHの管理が行われます。


これに応じて、オートシリコンはバッテリーセルからより多くの内部状態データを収集するためにEIS技術を採用しています。またBDICを使用して、従来のNTC温度センサーでは難しかった各セルの内部温度を測定するアルゴリズムとソフトウェアを開発しました。BDICのリリースにより、システムへのオンライン統合、Cloud BMSの構築、およびさまざまな目的のための効果的なバッテリー管理が可能になります。


オートシリコンの24チャンネル対応BDICは、国内外のxEV/ESS顧客およびバッテリーセル・メーカーに向けてプロモーションされており、2024年6月に量産予定です。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Choi Heejoo

+82-42-488-8039

sales@autosilicon.com

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