オスロ、ノルウェー＆テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --産業用ソフトウエアで世界的に定評のあるリーダー企業のコグナイトは、テキサス州クリア・レイクにあるセラニーズの施設において、生成AIを搭載した遠隔操作型コントロール・ルーム（ROCR）のベータ版を開始したことを発表しました。世界的な化学・特殊素材企業であるセラニーズは、このROCRを利用して、世界中の拠点のリアルタイムでの業務を完全に可視化し、それによりワークフローを加速させ、業務上の洞察を桁違いに効率的に得ることを計画しています。
ROCRは、最先端の産業用DataOpsプラットフォームであるCognite Data Fusion®上に構築され、産業用の最も包括的なAI機能であるコグナイトAIを活用しており、ソースや種類に関係なく、決定論的な生成AIコパイロットとともに、セラニーズのコンテキスト化された産業用データを一元的に表示するものです。これにより、セラニーズはデータ・ソース間における洞察を見出し、リアルタイムで業務全体の安全性、信頼性、および品質リスクを理解・解決することが可能となります。
セラニーズのアセチル製造部門バイス・プレジデントのブレンダ・スタウトは、「当社の社員はデジタル・トランスフォーメーションの中心におり、当社での全業務は、彼らの働きがより影響力のあるものになることを中心としています。コグナイトは、生成AIを遠隔操作型コントロール・ルームに統合することで、現場リーダーやそのチームにとっての見通しが向上し、設備性能の監視から根本原因分析の強化、プロセスの合理化・強化まで、さまざまな可能性を実現します」と述べています。
ROCRは、「フローレス・デイ」KPI、生の製造データ、報告済み発生案件、動画による生中継、エネルギー消費コスト、現場の3Dモデル表示、メンテナンス情報、コグナイトのコパイロットなど、8つの製品ステータス画面とダッシュボードで構成されています。ROCRは、セラニーズの変革における、「デジタル・プラント・オブ・ザ・フューチャー」への3つの重要な目標を満たしています。
部門別管理：セラニーズの製造現場リーダーおよびそのチームは、音声コマンドを使用したコグナイトのコパイロットとの対話により、健康面、安全面、環境面、品質面、信頼性、エネルギー面などの観点における全体的な主要指標の現状について把握し、さらに掘り下げて洞察を得ることができます。
デジタル・ワーカー：AIを活用したワークフローにより、現場作業員は問題をより迅速かつ容易に対処できるようになり、トラブルシューティングの試行、そして非構造化観察が構造化データとしてキャプチャされ、モバイル機器を介してROCRに報告される速度を向上させることができます。
エスカレーションと修復：コグナイトのコパイロットは追加のコンテキストを提供し、必要に応じて作業指示を自動生成することで調査プロセスをサポートしつつ、ROCRはAIの補助による緩和戦略の一環として、現場のあらゆる状況に積極的に関与することができます。
コグナイトについて
コグナイトは、生成AIの産業界への拡大を推進している企業で、エネルギー、製造、電力、再生可能エネルギーの大手企業は、セキュリティーと信頼性の高い、リアルタイムのデータを提供し、多くの資産が必要となる事業をより安全かつ持続可能、そして収益性の高いものに変革するために同社と協力しています。コグナイトは、現場から遠隔地にあるオペレーション・センターまでのすべての意思決定者に、ユーザーフレンドリーで高セキュリティー、かつ拡張性のある産業用DataOpsプラットフォームであるCognite Data Fusion®を提供し、複雑な産業データにアクセスし、理解を図り、リアルタイムでの連携を行い、そしてより優れた未来を築くことを容易にしています。詳細は、www.cognite.aiをご覧いただくか、LinkedInおよびX (Twitter) でコグナイトをフォローしてください。
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