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ユーロモニター、2023年に注目すべき世界の消費者トレンドTOP10を発表


東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --国際的な市場調査会社のユーロモニターインターナショナル(以下、当社)は本日、毎年世界的に大きな注目を浴びるレポート『世界の消費者トレンドTOP10』(日本語版)の2023年版を発表しました。



本レポートは、企業や団体が来る破壊的イノベーションに備え、消費者の購買動機を予測し、いまだ対処されていない消費者ニーズを満たすことを支援することを目的として作成されています。

2023年の世界の消費者トレンドの中でも鍵となる要素には、「責任を持った情緒的な消費」「購買プロセスにおけるデジタルの役割」、「平等のために立ち上がる女性」、そして「破壊的思考をもつZ世代」などが挙げられます。

本年、ユーロモニターが選出した10の世界の消費者トレンドは以下の通りです。

  • 人間味のあるオートメーション: 有意義なソリューションを提供するためには、人間と機械がうまく協調しなければならず、情緒的なつながりを過小評価すべきでない。シームレスな体験を創出するためには、テクノロジーがもたらす恩恵が、対人交流であることよりも大きくなければならない。
  • 切り詰める消費者:生活費危機により消費者の購買力が低下する中、人々の最優先事項は節約である。2022年、75%の消費者が総支出を増やす予定はない、と回答している。
  • スクリーンタイムの管理: 人々はデバイスを手放せないが、スクリーンタイムに関してはより選択的になっており、自分の興味に合わせて選ばれたコンテンツや商品を求めている。
  • エコで経済的:人々が消費を増やすことより減らすことに重きを置くようになることは、地球にとってもポジティブな影響をもたらす。2022年、43%の消費者がエネルギー消費を削減したと回答した。
  • ゲームの時代:ゲームは今や、世代を超越して最も人気のある娯楽である。かつてニッチだったこの分野は、今やマス市場の商機を意味する。
  • 今を大切に:柔軟な支払いオプションは消費者の購買力を高め、コスト面でのプレッシャーを軽減し、彼らが喜んで買い物をすることを後押ししている。「喜び」が購買動機なのである。2022年、「Buy Now, Pay Later」システムによる融資額は1,560億米ドルに及んだ。
  • 戻ってきた日常: 我々は今、「パンデミック後の世界」にいる。先行きは未だ不透明だが、その中でも意欲的に世界を再発見しようとしている。39%の消費者が、今後5年間は対面での活動が増えるだろうと回答している。
  • 立ち上がる女性:人々は、ジェンダー不平等問題を看過できなくなっている。女性の購買判断に重要な影響をもたらすのは、公正な表示、公平性、そして包括性である。
  • 無理をしない生き方: 消費者は未だかつてないほど疲弊しきっており、自分のニーズを何よりも優先するようになった。2022年、53%の消費者が、仕事や学校とプライベートの間に厳格な境界線を設けていると回答した。
  • 型にはまらない若者たち:Z世代の消費者は自分の信念を強く持ち、思い切った挑戦に積極的だ。この世代の消費者たちは従来の広告から影響を受けることはあまりない。彼らが重視しているのは、信ぴょう性と社会的なインパクトである。

ユーロモニターインターナショナルのイノベーション・プラクティス調査部門の責任者であるアリソン・アンガスは、次のように述べています。

「過去数年間、世界は怒涛の日々が続いたが、2023年も例外ではないだろう。消費者が目の前にある課題に対処しながら自分のペースを取り戻していく中、企業は異なる様々な消費者行動が発生することに備えるべきだろう。」

2023年の顧客ロイヤリティおよび購買判断に影響をもたらすのはどのような消費者動機なのか、詳しい分析はこちらのレポート「2023年 世界の消費者トレンドTOP10(日本語版)」をダウンロードしてください。

報道関係の方へ

  • デジタルネイティブたちは、自身のオンライン活動を最適化させ、統合できるようなソリューションを求めている。2022年、57%の消費者が、スマートフォンからアプリを削除したと回答した。
  • 55%の小売業界関係者が、インフレに対応するために一部の商品・サービスを値上げしたと回答した。
  • 2022年、世界市場における「Buy Now, Pay Later」システムによる融資額が1,560億米ドルに達した一方で、56 % の小売業界関係者が 「Buy Now, Pay Later」 の決済サービスを提供し ていないと回答するなど、この分野には大きな潜在性がある。
  • 39%の消費者が、今後5年間は対面での活動が増えるだろうと回答している。
  • 56%の業界関係者が、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に貢献したと回答した。
  • 2022年、53%の消費者が、仕事や学校とプライベートの間に厳格な境界線を設けている、また、一度立ち止まったり休むことを希望していると回答した。

ユーロモニターインターナショナルについて

ユーロモニターインターナショナルは、ビジネスインテリジェンス、市場分析、消費者インサイトを提供する世界有数の情報プロバイダー企業です。都市圏からグローバル市場までカバーし、戦術的(Tactical)かつ戦略的(Strategic)である当社の調査ソリューションは、いつ、どこで、どのようにビジネスを成長させるべきか、お客様が意思決定をするためにお役立て頂けます。当社は、市場レポートやデータベース、あるいはお客様のニーズに合わせて完全カスタマイズしたコンサルティング調査をもって、お客様の事業における優先順位の見極めや仮説の見直し、そして潜在的なビジネス機会の発見をするためのお手伝いをしています。世界16都市にオフィスを構え、100か国以上にアナリストを配置し、最新のデータ分析技術と世界市場に見られる様々なトレンド・成長要因に関する市場調査をもって、お客様の世界市場に対する理解が深まるようサポートします。


Contacts

報道関係の方のお問合せ先:
ユーロモニターインターナショナル
鈴木健太郎
info-japan@euromonitor.com
03-3436-2100

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