EV用固体電池メーカーのFactorial社は戦略的サプライヤーとの連携強化と人材確保を目的としてアジアでの活動基盤を拡大しています
マサチューセッツ州ウーバーン/東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --EV用固体電池技術開発で業界の主導的立場にあるFactorial Inc. (以下Factorial) は本日、東京オフィス開設と日本での業務開始を発表しました。日本での業務開始は最近の韓国オフィス開設の発表に続く、アジア市場における同社の成長と投資拡大の一環です。
東京オフィスでの業務開始は日本におけるFactorialの事業基盤を固め、日本の主要サプライヤー、およびその他パートナー企業との連携を強化する事と優秀な人材へのアクセス拡大を目的としています。Factorial 本社CEOのSiyu Huangは「日本は固体電池とその材料開発において世界の最前線にあります。そこでの主要サプライヤーとの連携強化と経験豊富な人材へのアクセスを確保する事はFactorialがEV用固体電池技術での主導的地位を維持していくために極めて重要です」と述べています。
FactorialはEV用の次世代電池技術の開発に携わっていて、メルセデス・ベンツAG、ステランティス N.V.および現代自動車からの出資を受け、未来の乗用車・商用車向けの、より安全で高性能なEV用固体電池の共同開発を推進しています。
Factorial Inc. について
マサチューセッツ州ウーバーン (Woburn) に本社を置くFactorialは既存リチウムイオン電池と比べて1回の充電による走行可能距離が長く、より安全で、かつコスト競争力のある革新的な固体電池を開発しています。同社の専有技術 FEST™ (Factorial Electrolyte System Technology) は高容量の正極材と負極材を用いながら安全で信頼性の高いセル性能を可能にする固体電解質を活用しています。FEST™は既に40Ahセルに実装され、室温で稼働し、既存のリチウムイオン電池の製造設備の流用が可能です。同社はメルセデス・ベンツAG、ステランティスN.V.および現代自動車と共同開発契約を締結しています。追加情報は www.factorialenergy.com をご覧ください。
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Janine Ward
Antenna for Factorial Energy
factorial@antennagroup.com