RISC-V (クアッドコア、Linux 対応) のカスタム命令機能を活用して AI 高速化を実現
米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的なプログラマブル製品プラットフォームと技術を手掛けるエフィニックス (Efinix®) は本日、当社の一連の革新的な FPGA で AI (人工知能) を高速化する TinyML プラットフォームのリリースを発表しました。TinyML プラットフォームは、高性能で、Linux に対応した Sapphire (サファイア) RISC-V プロセッサと連携して動作します。TinyML プラットフォームは、モデルプロファイラとアクセラレータ選択用の GUI (グラフィカル ユーザ インターフェイス) で構成され、クアッドコア対応の Sapphire コアに AI アクセラレーション機能を提供します。
エフィニックスのマーケティング担当バイスプレジデントのマーク・オリバーは、次のように述べています。「私たちは、AI ワークロードをコンテキスト的な妥当性を維持したままの環境で生データに即座にアクセスできるファーエッジへ、追いやる傾向がますます強まっているのを目にしています。電力とスペースに制約のある環境において、これらの AI アルゴリズムに十分な計算能力を提供することは、非常に大きな課題です。当社の TinyML プラットフォームは、当社の高性能組み込み RISC-V コアの潜在能力を Efinix FPGA アーキテクチャの効率性と組み合わせて活用し、設計者に直感的に提供することで、市場投入までの時間を短縮し、エッジでの AI 導入の障壁を低くします。」
TinyML プラットフォームは、RISC-V のカスタム命令機能を活用し、選択した TensorFlow Lite モデルの要件に合わせてカスタマイズされたアクセラレーション命令のスケーラブルなライブラリを提供します。命令は、複雑さとサイズが異なり、GUI (グラフィカルユーザインターフェイス) を介して選択することができ、エンドユーザのアプリケーションに必要なリソース/アクセラレーション間のトレードオフを実現します。AI モデル実装の出発点としてエッジ・ビジョン SoC フレームワークを活用することで、設計者にとっての市場投入までの時間がさらに短縮されます。エッジ・ビジョン SoC フレームワークと TinyML プラットフォームは、Efinix GitHub ページでオープンソースコミュニティに提供されています。
エフィニックスについて
革新的なプログラマブル製品を持つエフィニックス (Efinix®) は、高性能 Titanium FPGA シリコンプラットフォームの低消費電力性と再プログラム可能な柔軟性を、メインストリーム市場のアプリケーションに提供することを約束します。エフィニックスの FPGA は、従来の FPGA 技術と比較して、パワー、パフォーマンス、エリアの面で優れており、新しいアプリケーションを開拓し、市場投入までの時間を短縮します。Titanium デバイスは、35,000 ~ 1,000,000 ロジック・エレメントを搭載し、小型で低消費電力、大量生産に適した価格設定となっています。エフィニティ (Efinity®) 統合開発環境は、RTL からビットストリームまでの完全な FPGA 設計スイートを提供します。
詳細情報については、http://www.efinixinc.com をご覧ください。
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