4D/5Dモデルの高度化とコスト/パフォーマンス管理アプリケーションの追加により、モデルベースの建設プロジェクトのデリバリが容易に
米国ペンシルバニア州エクストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業のBentley Systems(Nasdaq:BSY)は本日、SYNCHRO 4Dの機能強化、およびSYNCHRO CostとSYNCHRO Performの2つのアプリケーションの追加により建設管理ソリューションを拡充することを発表しました。この新たな機能強化とポートフォリオの拡大は、建設会社におけるプロジェクトの計画、管理、実行の方法を変革します。
「The Lane Construction Corporationでは、あらゆるプロジェクトレベルのデータへのアクセスにSYNCHROを活用しています。SYNCHROのおかげで、現場や社内の管理者とその指揮を執る経営幹部は、重要なビジネス情報に適時にアクセスできるようになりました」と、The Lane Construction Corporationの元入札業務担当バイスプレジデントのAndy Kaiyala氏は述べています。「こうした情報へのアクセスが、前向きな意思決定に役立っています。この業界は、これまで後ろ向きな報告や解析に依存しすぎていました。今こそ、先のことを考えて、成功のための計画を立てるべきです。信頼できる計画を立てる上で、SYNCHROは強い味方です。」
SYNCHRO 4Dでは、最先端のモデル分割ツールによる構成可能なコンポーネントの作成、モデルへの建設属性の割り当て、複合現実モデリング、建設ジオメトリの配置、およびチーム作業やステータスの更新、現場からの進捗レポートを改善するWebおよびモバイルアクセスを活かして、高度な4D/5Dモデルのオーサリングが可能になりました。また、SYNCHRO Costが追加されたことで、プロジェクトチームは、複数契約の把握、支払い申請の追跡、変更指示の管理に対応しながら、契約全体の予算管理と財務状況の追跡を行い、財務リスクを最小限に抑えてプロジェクトの利益を最大化できます。また、SYNCHRO Performでは、毎日の進捗データ、日誌、想定外の出来事、タイムシート、チケット、推定現場コストを把握する機能などにより、建設パフォーマンスを管理するとともに、プロジェクトのフィードバックと生産性に関する洞察を最短時間で提供できます。
建設会社は、より複雑なプロジェクトデリバリ、リソースギャップとサプライチェーンの混乱への対処、データの透明性に関する問題の管理を行いながら、より多くの仕事の獲得、リスク管理、収益性の実現に努めています。 チームコラボレーションのためのWebアクセス、進捗状況の追跡と報告のためのパフォーマンス管理機能、リスクを最小限に抑えつつ利益を最大化するためのコスト管理機能を備え、4D/5Dモデルを高度に活用する進化したSYNCHROなら、ワークフローをデジタル化してこれらの課題に対処し、プロジェクトの計画からデリバリまでを変革できます。
最先端の建設会社では、4Dモデルを使用してスケジュールを作成および最適化し、仮想環境でシーケンスとステージに関する情報をやり取りしています。また、リソースを最適化しながら手戻りを減らし、安全性を高めるための計画をデジタルリハーサルを中核として進めています。このたびSYNCHRO 4Dの機能が強化されたことで、より多くのプロジェクト関係者が4Dモデルにアクセスして活用できるようになります。また新機能によって、最適化された計画に関するコミュニケーションと調整が改善され、リアルタイムのコラボレーションと現場でのモデルベースのデータ収集が可能になるため、プロジェクトを確実に軌道に乗せることができます。
「建設チームは、プロジェクトのスケジュールとコストの両方を確実に管理する必要があります」と、Bentley Systems建設担当バイスプレジデントのRich Humphreyは言います。「SYNCHRO CostとSYNCHRO Performの追加により、業界をリードするSYNCHROの4Dスケジューリングおよびプロジェクト管理ソリューションが拡張され、請負業者がコストを管理する際や、コストとスケジュールの計画と追跡を効果的に結び付けるために役立つ機能が追加されました。時は金なりと言いますが、プロジェクトに要する時間とコストの両方をSYNCHROで節減していただきたいと考えています。」
SYNCHRO Costは、SYNCHRO 4Dのモデルベースの数量集計と連携します。これには、見積もり担当者が迅速かつ正確に見積もりを作成できるように、作業分解構造とコストコードを備えた構成可能なコンポーネントを生成するためのモデル分割が含まれます。さらに、SYNCHRO Costでは、契約の変更の管理、支払い申請の簡素化、出来高申請書(SOV)を基準とする細目と進捗率の追跡も行えます。
SYNCHRO Costは、SYNCHRO Performのパフォーマンスデータを活用するため、プロジェクトチームは現場のパフォーマンスデータを管理および利用して実際のコストを正確に把握し、計画コストやスケジュールと比較しながらプロジェクトのパフォーマンスの全体像をつかむことができます。これらのデジタルワークフローは、リアルタイムの情報でオフィスと現場のつながりを強化します。契約書や変更指示を証拠文書や画像で補足することは、契約紛争を回避する上で非常に重要です。
SYNCHRO Performでは、月末の財務報告から次の月末の財務報告までの間にも、スタッフ、下請け業者、設備といった 現場のリソースを日々明確に把握して管理できます。また、進捗の把握の遅れやデータ入力のエラーがプロジェクトリーダーの的確に意思決定の妨げとなる可能性があるため、プロジェクトリーダーが各プロジェクトの状態を把握できるように、すべてのパフォーマンス管理データと指標の信頼できるソースがタイムリーに提供されます。 建設固有の機能を使用すると、毎日の進捗データ、日誌、想定外の出来事、タイムシート、チケット、推定コストを現場の担当者から入手し、情報に基づいた意思決定を行うために必要なタイムリーなデータをリーダーに提供できます。
SYNCHROは、大規模な土木建設プロジェクトのライフサイクル全体をサポートし、プロジェクトのパフォーマンス、生産性、財務状況に関するリアルタイムの情報を提供することで、デジタル化を進める企業がより多くのデータに基づいた意思決定を行えるよう支援します。プロジェクトチームは、オフィスから現場へのワークフローにシンプルなモバイルおよびWebインターフェースを使用して、常につながりながら共同作業を進めることができます。
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キャプション: 現場からオフィスまでの仮想建設、計画、およびモデルベースのワークフロー。画像提供: Bentley Systems
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キャプション: 建設の契約、予算、および変更指示の管理。画像提供: Bentley Systems
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キャプション: 建設プロジェクトのパフォーマンス、進捗、およびリソースの管理。画像提供: Bentley Systems
SYNCHROの紹介
ビデオ:
https://players.brightcove.net/5209582030001/t50zJOlZh_default/index.html?videoId=6309547476112
キャプション: 大規模な土木建設プロジェクトにおけるデジタル建設管理。
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Bentley Systemsについて
Bentley Systems(Nasdaq:BSY)は、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業です。世界経済と環境の両方を維持しつつ、世界のインフラを前進させる革新的なソフトウェアを提供しています。業界をリードする当社のソフトウェアソリューションは、専門家やあらゆる規模の組織によって、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、建物やキャンパス、鉱業、産業施設の設計、建設、運用に活用されています。当社の製品には、モデリングおよびシミュレーション用のMicroStationベースのアプリケーション、プロジェクトデリバリ用のProjectWise、資産およびネットワークパフォーマンス用のAssetWise、ジオプロフェッショナルソフトウェアを牽引するSeequentのポートフォリオ、インフラストラクチャデジタルツイン用のiTwinプラットフォームなどがあります。Bentley Systemsは、186カ国に4,500人以上の従業員を擁し、年間売上高は10億ドルを上回ります。
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