北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中国でバイオ医薬品を提供する一流企業であるシノバック・バイオテック(「シノバック」または「当社」)(NASDAQ: SVA)は本日、当社の弱毒生水痘ワクチンについて、2022年11月3日に世界保健機関(WHO)から事前承認を取得したと発表しました。これにより、中国の水痘ワクチンが初めてWHOの事前承認を受けたことになり、シノバックのワクチンとしては4件目のWHO承認となります。
この水痘ワクチンは岡株に由来しており、シノバックの専有的なヒト2倍体細胞(SV-1株)で増殖させたもので、これはウイルスを培養・採取し、安定化剤を添加して、凍結乾燥させて製造されます。
第III相有効性試験によると、接種した1歳から12歳の小児群の血清変換率は97.1%で、本ワクチンの有効性は水痘に対して87.1%、breakthrough varicella(水痘ワクチン接種後の水痘罹患)に対して89.2%であることが確認されています。本ワクチンは、中等症および重症の症例に対して100%の予防効果を発揮します。
シノバックの会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)である尹衛東(Weidong Yin)は、次のように述べています。「今回、シノバックが当社の水痘ワクチンでWHOの事前承認を得たことで、世界における感染症の予防と制御に新たな武器を提供することができるようになりました。今後も、世界中でより多くのワクチンの臨床試験、登録、承認に取り組み、高品質のワクチンを世界に提供し、これら公共製品の利用しやすさと求めやすさを保証していきます。」
既に、シノバックによる他の3つのワクチン、すなわちHealive®(A型肝炎ワクチン)、コロナバック(CoronaVac®)(COVID-19ワクチン)、セービン株不活化ポリオワクチンも、さまざまな使用目的と条件でWHOに承認されています。
シノバックは、「人類の疾病を撲滅するためにワクチンを供給する」という使命の下、活動を続けてきました。これまで、シノバックのワクチンは、世界の80以上の国と地域に配布されています。当社は、感染症の世界規模での予防と制御のために、高品質で求めやすい価格のワクチンを提供しています。
シノバックについて
シノバック・バイオテック(シノバック)は中国に拠点を置くバイオ製薬企業として、ヒト感染症対策となるワクチンの研究開発・製造・商品化に傾注しています。
シノバックの製品ポートフォリオには、COVID-19、エンテロウイルス71(EV71)感染手足口病(HFMD)、A型肝炎およびB型肝炎、季節性インフルエンザ、肺炎球菌性疾患、H5N1パンデミックインフルエンザ(鳥インフルエンザ)、H1N1インフルエンザ(豚インフルエンザ)、水痘、流行性耳下腺炎、ポリオウイルス感染症に対するワクチンなどが含まれます。
当社のCOVID-19ワクチンであるコロナバック(CoronaVac®)は、世界60以上の国や地域で使用が承認されています。当社のA型肝炎ワクチンHealive®は、2017年にWHOの事前承認要件に合格しました。当社のEV71ワクチンInlive®は、2016年に中国で商品化された革新的なワクチンです。2022年、シノバックのセービン株由来不活化ポリオワクチン(sIPV)と水痘ワクチンがWHOの事前承認を取得しました。
シノバックは、H1N1インフルエンザワクチンPanflu.1®の承認を最初に取得した企業で、同ワクチンを中国政府のワクチン接種キャンペーンおよび備蓄プログラムに供給しました。当社はまた、H5N1パンデミックインフルエンザワクチンPanflu®を中国政府の備蓄プログラムに供給している唯一の企業でもあります。
シノバックは常に新しいワクチンの研究開発に専念し、より多くの混合ワクチン製品を開発中で、常に国際市場での機会を追求しています。シノバックは、さらに多くの国やビジネス・業界団体と、より広範かつ深みのある取引や提携を行う計画です。
詳細情報については、当社ウェブサイト(www.sinovac.com)をご覧ください。
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