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バイオサイトジェンがTCRミミック抗体を利用した細胞療法の開発に向けたファインイミューンとの協業を発表


中国・北京 & 広州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- バイオサイトジェン・ファーマシューティカルズ(北京)(以下「バイオサイトジェン」、HKEX: 02315)は、広州ファインイミューン・バイオテクノロジー(広州氾恩生物科技有限公司、以下「ファインイミューン」)と戦略的に協業し、細胞内腫瘍関連抗原を標的とする細胞治療薬の共同開発を行っていくと発表しました。バイオサイトジェンは、当社の専有的なTCRミミック抗体プラットフォームを使用して完全ヒト抗体配列を発見し、ファインイミューンの独自の細胞療法プラットフォームを使用してさらに開発を進めます。


バイオサイトジェンのTCRミミック抗体開発プラットフォームは、ヒト白血球抗原(HLA)遺伝子を発現するようにさらに改変された当社の専有的な完全ヒト抗体RenMice™(RenMab™マウスおよびRenLite®マウス)を使用しています。細胞内腫瘍関連抗原に対する抗体には、高い特異性と親和性を有する抗体を発見するための高度なハイスループット抗体スクリーニング技術が適用されます。

バイオサイトジェンの創設者で会長兼最高経営責任者(CEO)のYuelei Shen博士は、次のように述べています。「ほとんどの腫瘍抗原は細胞内に存在しており、当社のTCRミミックプラットフォームは、これらの貴重な標的に対する抗体開発のためのソリューションを提供します。当社のTCRミミックプラットフォームによって作成されたTCRミミック抗体は、T細胞エンゲージャー、二重特異性/多重特異性抗体、CAR-T療法など、さまざまな創薬手法に発展する可能性を持っています。私たちは、ファインイミューンと連携し、当社抗体の細胞治療分野への応用を探究できることをうれしく思います。」

ファインイミューンは、T細胞療法のパイオニア企業として、T細胞工学向けのGSOP、TCR同定用のHAP、個別化TCR-T細胞製造用のCMP、in vivo T細胞送達プラットフォーム(TDP)など多数の専有技術プラットフォームを使用し、固形腫瘍の微小環境における多くの重大な障壁を解決してきました。ファインイミューンの製品パイプラインには、TCR-T、CAR-T、TAL、TILなどがあります。同社は、初の個別化新抗原特異的TCR-T細胞療法を開発し、第1相臨床試験を進めているところです。さらにファインイミューンは、免疫療法の有効性や副作用を正確に予測する技術を保有しており、これにより医療従事者が一般的な悪性腫瘍の患者に対して有効で安全な免疫療法を提供できるようにしています。

ファインイミューンの創設者で最高技術責任者(CTO)のDr. Penghui Zhou は、次のように述べています。「T細胞は、がんの治療で重要な役割を担っています。バイオサイトジェンの高度なTCRミミックプラットフォームにより、私たちは非常に重要であるが発現量の少ない細胞内腫瘍抗原に対するT細胞療法を開発することができます。当社は、先端技術を用いて効率的で安全な免疫療法を提供することに傾注しています。本協業により、新しい細胞治療薬の開発が促進し、患者に利益をもたらす免疫療法の可能性が一層拡大します。」

TCRミミックプラットフォームについて

バイオサイトジェンのT細胞受容体(TCR)ミミックプラットフォームは、HLAを発現する完全ヒト抗体マウス(HLA/RenMice)を利用し、MHC-抗原-ペプチド複合体により免疫化される際に細胞内の腫瘍関連抗原に対する抗体を産生させます。その後、バイオサイトジェンのハイスループット抗体スクリーニングプラットフォームにより、患者由来の内在性TCRよりも高い特異性と親和性を有するTCRミミック抗体の迅速な同定を目指します。現在、複数の細胞内目標に対する抗体配列を取得しており、in vitroおよびin vivoでその有効性の検証を行ってきました。TCRミミックプラットフォームから得られる完全ヒト抗体配列は、T細胞エンゲージャー、二重特異性/多重特異性抗体、CAR-T療法の開発に力を与えることができます。

バイオサイトジェンについて

バイオサイトジェン・ファーマシューティカルズ(北京)は、革新的な技術で画期的な抗体医薬の研究開発を推進する世界的なバイオテクノロジー企業です。バイオサイトジェンは、完全ヒトモノクローナル抗体および二重特異性抗体を開発するために当社が専有するRenMab™/RenLite®マウスプラットフォームを使用し、当社のin vivo薬効スクリーニングプラットフォームおよび臨床開発の優れた専門力を統合し、医薬品開発プロセス全体を簡素化しています。バイオサイトジェンは、1000種類以上の標的に対して抗体を開発する大規模プロジェクトの「プロジェクト・インテグラム」を実施しており、ファースト・イン・クラスおよびベスト・イン・クラスのさまざまな抗体医薬の製造に向け、世界中の数十のパートナー企業と継続的に連携しています。当社のパイプラインには、12種類の中核製品が含まれ、うち2つは第2相多国籍臨床試験、2つは第1相の段階にあります。バイオサイトジェンは、北京に本社を構え、江蘇省海門、上海、ボストン(米国)、ハイデルベルク(ドイツ)に支社を有しています。バイオサイトジェンは2022年9月1日に香港証券取引所のメインボードに上場しました(証券コード:02315.HK)。詳細情報については、http://en.biocytogen.com.cnをご覧ください。

ファインイミューンについて

広州ファインイミューン・バイオテクノロジー(広州氾恩生物科技有限公司)は、中国に拠点を置く革新主導の企業として、主に固形腫瘍免疫療法薬の開発および関連事業に携わっています。固形腫瘍の免疫療法における主要な技術的ボトルネックを解決済みで、コア技術を保有しています。固形腫瘍に対する多くのT細胞療法製品が臨床試験中であり、有効集団を正確に把握するための診断試薬も臨床試験段階にあります。広州サイエンスシティーに2000平方メートルの免疫療法研究開発ラボと細胞療法製品のGMP生産工場を構えています。ファインイミューンの個別化TCR-T細胞療法製品(新薬)は、中山大学病院付属腫瘍病院で臨床研究が行われています。 現在、免疫療法の製品・技術20種類以上の研究開発が進行中です。詳細情報については、http://www.fineimmu.com/をご覧ください。

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20220914005630/en/

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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