Akur8による初の「グローバル・プライシング調査」により、プライシング・コミュニティーの主要関係者の83%が保険数理とデータサイエンスの融合が自組織にとって将来的に非常に有用になると考えていることが判明
パリ パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AI保険料算出企業のAkur8は本日、初のグローバル・プライシング調査の報告書「2022年Akur8グローバル・プライシング調査-保険数理とデータサイエンスの融合」を公表しました。
世界中の保険会社の保険料算出上の課題や期待に新たな光を当てるAkur8の新たな保険調査は、31カ国のさまざまな保険種目のプライシング専門家100人以上から得られた重要な洞察を提供しています。
主要な調査結果は以下の通りです:
- 大手保険会社にとって、保険料は市場での最も重要な競争上の差別化要因であり、回答者の81%がこれを非常に重要な要素としています。
- 保険料算出の慣行は依然として旧来の課題を抱えており、中でもデータとリソースの不足が、現行のITとツールの限界と並んで最大のハードルと考えられています。
- 確立されている保険料算出プロセスとツールは堅牢ではあるものの依然として旧来の算出アプローチに基づいており、ビジネスの手段としての保険料算出の潜在力がまだ生かされていません。
- 概して、損害保険会社の保険料算出プロセスは大半が手作業のままであり、データソースの多様性が乏しい状況でGLMが活用されています。
- 純保険料算出に使用されるテクニカル・モデルは1年に1回以上更新されることはまれですが、営業保険料はリスク評価が更新されないまま年数回改定されています。
- 破壊的なツールは存在せず、手作業のソフトウエアが依然として主流です。予測モデルに関連する側面を含め、保険料算出プロセスの多くの段階で引き続きエクセルが使用されています。
- 将来的にプライシング・チームは自動化と統合ツール・スイートを通して、大きな潜在的価値が提供されることを期待しています。
- プライシング・チームは、コンバインド・レシオを含め、保険料算出に関わる決定が最終的に事業に及ぼす影響を測定することに大きな関心を持っていますが、その能力はまだ限られています。
- 業界全体で、プライシング・チームは今後数年間、データのパワーをより活用し、業績を向上させることに取り組む予定です。
- 保険料算出における最大の価値は、データサイエンスと保険数理サイエンスの融合を通じて実現されます。
Akur8の共同創業者でCEOのサミュエル・ファルマーニュは、次のように語っています。「この調査により、Akur8は世界中の保険会社およびアンダーライターから直接洞察を集め、業界の保険料算出慣行や課題、将来に向けた期待についてよく深く理解することができます。この調査結果を通して、保険業界のプライシングプロセスと実務に関する新たなソートリーダーシップを提供し、次世代のプライシングツールとアプローチへの道を切り開くことに期待を感じています。」
Akur8グローバル保険料算出調査の全調査結果は、こちらで入手できます:www.akur8.com/white-papers/global-pricing-survey
Akur8について
Akur8は、独自の透明性の高い機械学習により、監査能力や管理性の面で妥協することなく、保険料算出プロセス全体において前例のないスピードと精度で保険会社のプライシング能力を向上させることができる、次世代のプライシング・ソリューションです。
Akur8のモジュール式プライシング・プラットフォームは、純保険料・営業保険料のモデリングを自動化します。これにより、保険会社は各国の規制当局からの要求である、構築されたモデルの完全な管理性を維持しつつ、事業戦略に沿って調整された正確な料率を計算し、事業に大きな影響を与えることができます。Akur8を使用することで、モデリングにかかる時間は10分の1に短縮され、モデルの予測能力は10%向上し、損害率の改善可能性は2~4%向上します。
Akur8は既に、アクサ生命、ゼネラリ保険、ミュンヘン再保険、トウキョウ・マリン・ノースアメリカ・サービシズ(TMNAS)、スペシャルティ保険会社のキャノピアスとMGA Bass Underwriters、コンサルティング・パートナーのXceedanceとPerr &Knight、インシュアテックのメニーペッツやウィーフォックスなど、20カ国以上で50社以上のお客さまにサービスを提供しています。700人以上のアクチュアリーが毎日、Akur8を使用して、あらゆる事業分野のプライシング・モデルを構築しています。Akur8の戦略的提携先には、ミリマン、ガイドワイヤー、ダック・クリーク、サピエンスが含まれます。
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