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武田薬品が今後10年に持続可能な成長を達成する戦略を第40回年次J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスで強調


トップラインの成長を継続して14個のグローバルブランドにより2025年度までに収益成長1を達成する流れ


約40個の治療薬候補の多様性の高いパイプラインが2025年度以降も成長を推進する予想

力強い基本的Core営業利益率、力強いキャッシュフロー、レバレッジ縮小を含む財務コミットメントを履行中

大阪 & 米マサチューセッツ州ケンブリッジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社(東証:4502、NYSE:TAK)(武田薬品)は本日、当社が中長期で成長を遂げる態勢にあり、2030年度までに収益成長率を高める可能性とさらに業績が上向く可能性を持っていることを確認しました。第40回年次J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスで発表を行ったクリストフ・ウェバー社長兼最高経営責任者(CEO)は、14個のグローバルブランドの中期的な収益成長の可能性を再度強調しました。最近のFDAの承認に加え、武田薬品の約40個の臨床段階にある多様な資産の力強いパイプラインが、今後数年間に規制当局から多数の承認を受ける可能性を提供し、長期でのトップライン成長の見通しが一層支持されています。確かなパイプラインの構築に向けた武田薬品のアプローチの一部として、当社は本日、複数年の研究開発パートナーシップで成果を上げてきたAdaptate Biotherapeuticsを買収するオプションを行使する計画も発表しました。これにより、抗体ベースの新規ガンマデルタ(γδ)T細胞エンゲージャーのプラットフォームが武田薬品の免疫オンコロジー・プラットフォームに加わります。これは、前臨床段階の候補薬と創薬パイプライン・プログラムを含み、生活を変える医薬品を患者さまに届けることへの当社の決意をさらに裏付けています。

「過去10年にわたって当社は、イノベーションによる力強い成長に向けた態勢を整えた最高レベルのグローバル企業へと、自らを作り替えてきました。当社のグローバルな規模、有望なパイプライン、確かなブランド・ポートフォリオを持ち、データとデジタルへの投資も行うことで、当社は、疾病の治療方法に革命を起こし、患者さまのエクスペリエンスの向上を目指しています。当社の成長戦略は明確であり、当社パイプラインの中で大きな販売潜在力を持ついくつもの薬剤分子によって当社の高いビジョンを継続的に達成していく能力に私は自信を持っています。このことは、昨年後半の当社のパイプライン資産の直近2件のFDA承認と発売によっても示されています」と、武田薬品のクリストフ・ウェバー社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。

14個のグローバルブランドが中期的成長を推進する見込み

武田薬品の商業面の力強い事業遂行は14個のグローバルブランドの成長として結実しています。これらは2021年度は14~16%の基本的収益成長予想を達成する流れにあり、中期的にもトップラインの加速、競争力のある利益率、力強いキャッシュフローの推進に継続的に貢献すると予想されます。当社は、これらのグローバルブランドとEXKIVITY™(mobocertinib)、LIVTENCITY™(maribavir)といった新規製品の発売が、2025年度までに予想されている全社総額約5000億円(45億ドル)の収益成長1に貢献すると確信しています。収益成長は、継続的な市場浸透、上市済みの国での市場規模の拡大、新規の適応症、地域的拡大(日本と中国などの新興国を含みます)によって達成されると予想されます。当社はまた、Entyvio®(vedolizumab)バイオシミラーの想定を見直し、現在は、データ保護期間の満了時にバイオシミラーの参入があるとは予想していません。

持続的な価値をもたらすと見込まれるパイプライン

武田薬品の研究開発エンジンでは、オンコロジー、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス、消化器系疾患、血漿分画製剤、ワクチンの分野で約40個の治療薬候補が臨床段階にあります。この多様なパイプラインは、2025年度以後の長期的成長を確保すると予想されています。2022年度末までにピボタル試験に入ると予想されている資産は、総ピーク売上高がPTRS調整前で1兆円(100億ドル)、PTRS調整後で約5000億円(約50億ドル)になる潜在力を持っています2,3。これには、世界的な公衆衛生の脅威となっているデング熱の治療ワクチン候補のTAK-003、希少で生命に関わる血栓障害である血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の最初で唯一の変革的可能性を持つ標的型ADAMTS13代替治療薬のTAK-755、発達性・てんかん性脳症治療薬のsoticlestatが含まれます。さらに、複数の細胞・遺伝子治療薬を含む開発早期段階にある有望な治療薬5種類が、これから2~3年にピボタル試験のデータ取得に至ると予想され、高いピーク売上高を達成する可能性を持つものがいくつか含まれています。

優れた実行がもたらす価値

世界的変革を通じて、武田薬品は財務コミットメントを履行しました。これには、その14個のグローバルブランドが推進するトップラインの加速が含まれ、2020年度には1兆2000億円(110億ドル)の収益が実現し、武田薬品の2021年度の基本的収益成長予想の14~16%(Core収益総額の約45%に相当)を達成できる流れにあります。さらに、武田薬品は、力強い基本的Core営業利益率とフリーキャッシュフローを継続的に実現し、2023年度までに純負債/調整後EBITDA比率を2倍台前半にする目標を達成できる流れにあります。当社は最近、自社株式を買い戻す計画も計画も発表し、事業戦略への自信と株主への価値提供に対するコミットメントを示しました。

J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスでのプレゼンテーションのスライドと音声ウェブキャストへのリンクは、武田薬品のウェブサイトからアクセスできます:https://www.takeda.com/investors/ir-events/

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝性・血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。

重要な注意事項

本注意事項において「プレスリリース(press release)」とは、本プレスリリースにおいて武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本プレスリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本プレスリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本プレスリリースには、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社となります。本プレスリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、us及びour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

将来に関する見通し情報

本プレスリリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「可能性がある(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。将来見通し情報は、多くの重要な要素に関する仮定に基づいており、実際の結果が将来見通し情報に明示又は暗示されたものと大きく異なることがあり得ます。日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療改革を含む関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念等、 新型コロナウイルス・パンデミックのような健康危機が、当社が事業を行う国の政府を含む当社とその顧客及び供給業者に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、当社のウェブサイト(https://www.takeda.com/investors/sec-filings/)又はwww.sec.govにおいて閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果及び公表情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。

財務情報

当社の財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。参考のため日本円と米ドルとが併記されていますが、このための換算比率は日本円/米ドルを110.6としています。

国際会計基準に準拠しない財務指標

本ニュースリリースおよび本ニュースリリースに関して配布された資料には、実質的な売上収益、Core営業利益、実質的なCore営業利益、Core純利益、実質的なCore EPS、純有利子負債、EBITDA、調整後EBITDA、フリー・キャッシュ・フローのように、IFRSに準拠しない財務指標が含まれています。当社役員は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS及び本ニュースリリースに含まれるIFRS以外の指標に基づき行っています。IFRSに準拠しない財務指標においては、最も近いIFRS財務指標では含まれることとなる、又は異なる数値となる一定の利益、コスト及びキャッシュ・フロー項目を除外しております。IFRSに準拠しない財務指標を提供することで、当社役員は、投資家の皆様に対し、当社の経営状況、主要な業績及び動向の更なる分析のための付加的な情報を提供したいと考えております。IFRSに準拠しない財務指標は、IFRSに準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません(IFRSに準拠する財務指標を「財務ベース」指標として参照している場合があります)。投資家の皆様におかれましては、IFRSに準拠しない財務指標につき、これらに最も良く対応するIFRS準拠財務指標との照合を行っていただけますようお願い申し上げます。

当社のIFRSに準拠しない財務指標の詳細については当社のホームページをご参照ください。 https://www.takeda.com/investors/financial-results/

医療情報

本ニュースリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありません。また、国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。

1 収益成長のベースラインは、売却済み資産について調整した2020年度の報告収益です。収益の数字はすべて、開発リスクと規制リスクについて調整されています。当社が上市する製品とパイプラインによって達成される将来の実際の純売上高は、安全性、有効性、製品表示を含むいくつかの変動要素を要因として臨床開発結果の可能性に幅が存在していることから、異なる(場合によっては大きく異なる)ものとなります。さらに、製品が承認されたとしても、患者の人数、競争環境、価格、診療報酬など、商業的要因の影響も不確実です。

2 技術的および規制上の成功確率(PTRS)について調整されておらず、「予測」や「目標」の数字ではありません。PTRSは、特定の臨床試験や研究が事前設定されたエンドポイント、実現性、その他の要素を基準とした成功を収めて規制機関から承認が得られる確率に関係します。当社が上市する製品とパイプラインによって達成される将来の実際の純売上高は、安全性、有効性、製品表示を含むいくつかの変動要素を要因として臨床開発結果の可能性に幅が存在していることから、異なる(場合によっては大きく異なる)ものとなります。さらに、製品が承認されたとしても、患者の人数、競争環境、価格、診療報酬など、商業的要因の影響も不確実です。

3 プレ・プルーフ・オブ・コンセプトの適応症追加による収益を含みます。商品化の権利のオプション契約を武田薬品がまだ執行していない地域での収益の可能性を含みます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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